2024年7月21日日曜日

江戸川乱歩の美女シリーズ

江戸川乱歩の美女シリーズ。 BS松竹で放送中。 文代は五十嵐めぐみが初回から19作目まで出演。ショートカットで演じている。当時出演していたムー一族で髪を短くしていたためとのことであったという。魔術師を見たが文代が明智の助手として初回から登場している ので、奥村源蔵の娘は高橋洋子が演じていた。ちなみに人間豹は映像化されていない。

2024年7月12日金曜日

TAR

TAR。マーラー演奏をライフワークとする女性マエストロのパワハラ・セクハラ。若い女性を追いかけ貧民街を彷徨う姿はベニスに死すを思わせる構成であるが、テーマを変え、聴衆を変えながらも先端にいることを維持する。

2024年7月7日日曜日

オーディトリウム 第三の男

放送大学 オーディトリウム 第三の男。
放送大学 オーディトリウムは、映画を軸に、派生する様々な話について放送大学の専門教授たちの解説を聞くプログラムです。解説がおよそ30分ほどと、充実した解説です。第三の男では当時のウィーンの多国籍支配の状況について解説があり、この映画の大きな魅力であるオーソンウエルズの類まれなる才能について話がありました。
しかし、第三の男のシャープなモノクロ画面、光と影、大胆な構図、水平バランスの無視など、その映像美は古びれません。

2024年7月5日金曜日

ながら飲食

食事は仕事しながら、デスクワークしながら行っています。昼食時や休日の朝食時です。自分の持ち時間を増やす簡便な方法の一つです。
その際に、おにぎり、パン、エナジードリンクなどが便利です。カードゲームの好きな貴族がサンドイッチのオリジンだと聞いたことがありますが、仕事しながら デスクワークしながら食べるには、今では、サンドイッチ以外にも、様々なパン、エナジードリンク、紙パックのドリンクなど便利なものがたくさんあります。

2024年7月3日水曜日

暗殺の森

4K修復版 イルコンフォルミスタ 久しぶりに見ました。撮影がとてもきれいです。どの場面も美しい絵になっています。

2024年7月1日月曜日

小旅行の持ち物

大人の休日倶楽部のフリーパス時などの持ち物
デイパックとエコバッグ(保冷袋)
現金 1.2. クレジットカード 1.3. キャッシュカード 1.9. 航空券や新幹線のチケット 
カメラ(スマホ用のジンバル 3.1. カメラ充電器 3.17. 携帯用三脚
スマートフォン(充電アダプタ/充電ケーブル モバイルバッテリー)
小さな入力端末 3.5. ペンやメモなどの筆記用具 
7.1. 動きやすいスニーカー  ポロシャツとチノパン 
雨具 (折りたたみ傘)
薬と歯ブラシ(常備薬 2.7. 絆創膏(ばんそうこう) 2.8. 胃薬・頭痛薬など )
マスク . 予備のメガネ 単眼鏡 5.5. サングラス  10.5. ストール
文庫本 3.3. ガイドブック 
ハンカチ/ハンドタオル 2.5. ポケットティッシュ 
 ゴミ袋・ビニール袋 3.7. ジッパーつき袋などの保存用袋 保冷袋

2024年6月30日日曜日

『千年の愉楽』(せんねんのゆらく)

千年の愉楽』(せんねんのゆらく)は、中上健次の連作短編集。1980年7月から1982年4月にかけて「文藝」に掲載、1982年昭和57年)8月河出書房新社から刊行。1992年10月、同社より文庫版刊行。若松孝二・監督で映画化、2013年に公開。
作品の舞台は和歌山県新宮市の「路地」と呼ばれる被差別部落である。「中本の一統」と称される高貴にして穢れた血に生まれて早死にを宿命づけられた若者たちの刹那的な生き様を「路地」に住まう全ての人の生き死にを記憶している産婆オリュウノオバの目を通して神話的に語られる。
映画で描かれたのは短編集の中の次の2篇。
半蔵の鳥:美男の血統である中本の一統の中でも群を抜いて男振りの良い半蔵は、中本の淫蕩な血に突き動かされるままに女遊びを繰り返す。しまいにはそのことで怨恨を買って男から後ろから刺されて死ぬ。
六道の辻:中本の一統の三好は、盗人などをして暮らしている。ヒロポンを打ち、ダンスホールや玉突き場で遊び暮らすが、ある時、殺人を犯してしまう。三好は身を隠すように飯場で働き始める。それからほどなく、若くして失明して、絶望して縊死する。
亀井文夫の 人間みな兄弟 部落差別の記録 1960年でも和歌山の新宮地区がちらりと映されている。海に面した斜面に密集して立つ集落が、この映画でも描かれている。19歳の地図、青春の殺人者、18歳 海へ、赤い髪の女、軽蔑など、中上健次の映画化作品を見ているが、路地と家系とオバを最も現実感を持って見せてもらった。今村昌平の神々の深き欲望や黒木和雄の祭りの準備などを連想した。オバは集落全体を包む母性であろう。子を暖かく見守り、正しい道を諭すが、それよりも血筋が勝る。若者たちは、飛び出したくなり、戻りたくもなる。
  • 1976年『青春の殺人者』 長谷川和彦監督(原作: 蛇淫)
  • 1979年『赫い髪の女』神代辰巳監督(原作: 赫髪)
  • 1979年『十八歳、海へ』藤田敏八監督(原作: 隆男と美津子)
  • 1979年『十九歳の地図』 柳町光男監督
  • 1985年『火まつり』 柳町光男監督(オリジナル脚本、後に小説化)
  • 2011年 『軽蔑』 廣木隆一監督
  • 2012年 『千年の愉楽』若松孝二監督