2020年7月13日月曜日

ふくろう

『ふくろう』、2004年日本映画。新藤兼人監督  91歳の時の意欲作。戦後、引揚者が入植した開拓村で起きた奇怪な連続殺人事件の真相を描くブラックコメディ。大竹しのぶの怪演と、次々に登場する戯画化された男たちの振る舞いが全く飽きさせない。

2020年7月12日日曜日

『スノーピアサー』

『スノーピアサー』(英語題: Snowpiercer, 韓国語題・漢字: 雪國列車)。2013年韓国・アメリカ合衆国・フランスのSF映画。「パラサイト」の監督ポン・ジュノの格差社会を戯画化したストーリー。出演はクリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、エド・ハリスなど。

2020年7月10日金曜日

オールドボーイ

テンポよく見せる映画である。チェイサーのような中年男がソウルの街を駆けずり回るのだが、その発端は現代のSNS社会ではどこにでもありそうな、他愛ないきっかけである。

2020年7月9日木曜日

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(The Wolf of Wall Street)。2013年米国コメディ映画。原作ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』。マーティン・スコセッシ監督。レオナルド・ディカプリオ主演。スコセッシ+ディカプリオの5作目の映画。
口八丁商法で莫大な資産を稼ぐ悪徳投資家のかなりヤバい映画です。「道徳」の対極にあるような、いわゆる「麻薬のような」と称される一度経験すると抜け出せないような絶頂感・泥沼感が最後まで反復します。
こんな一攫千金の犯罪(もどき)ができる、あるいは、できると思わせるアメリカ金融市場のリスクを内在したルールの異常さが滑稽に描かれます。

2020年7月7日火曜日

Fire TV Stick 4K

すごもり生活になじんできて、ネット配信ビデオコンテンツの便利さを実感しています。おそらく、今回のコロナ禍により、多くのネット配信サービスがユーザ数を増やしているのではないかと思います。
docomoのスマホのサービス期間中に、ものは試しで始めてみたアマゾンプライムにどっぷりとハマり、タブレットでの視聴では物足りなくなって、専用デバイスを取り寄せました。
テレビのリモコンより小さなスティック状のデバイスをUSBに挿すだけで映画が見れるのには驚きました。たくさんの映画リストの中から目的の映画を検索して視聴できるとは、隔世の思いです。

2020年7月5日日曜日

機械学習の体験実習

5月の東洋経済の記事にのっていた、「SONYから無料提供中のAI、PredictionOne」を試してみました。営業活動の成果を予測する等のサンプルが準備してあり、簡単に試すことができます。CSVでデータを準備しておけば、簡単な入力で結果が出力されます。二値化した数値データなので、ノートPCでもサクサクと動きました。
統計値が出力されるので、印象としては使い勝手の良いGUIを持つ統計ソフトのようです。
教師データを準備しておけば、その最適な解析を新たな事例に適応してくれます。統計ソフトと異なることは、相互に関連する入力項目を増やしていった際に、いかなる解析がなされたかがブラックボックスになっていくということでしょう。

夜は暗いのが当たり前だった ガス人間第1号

電送人間、美女と液体人間、ガス人間第1号と3本の映画を見ました。東宝の変身人間シリーズとして1958年から60年まで3作作られたもので、その後に作られた「マタンゴ」が番外編に当たるとのこと。
円谷英二のお得意の特撮です。当時としては驚愕とリアルさがあったのだと思います。現在のCG技術なら遥かに本当っぽく作り直すことができるでしょうが、この子供だましのアナログ感には捨てがたい魅力があります。これらの撮影技術と「科学技術の可能性と懐疑」というテーマが後の「怪奇大作戦」などへ繋がっていったものと思います。
今回見ていて驚いたのは、とにかく夜が暗く、道が狭いことです。東京でもすぐに走ると森林の漆黒の闇の中へ続いていきます。暗闇はすべてを飲み込んでしまうほど暗く、当然ながら遠くが見えない。見えないものは見えないように撮っています。今の撮影技術であれば見せてしまうのではないかと思います。でも、本当に見えない方が怖いのです。
「闇の中には魑魅魍魎が潜んでいる」と、本来、人間は暗闇を恐れる生物であったはずです。映画で描かれる60年当時の真っ暗な東京は新鮮でした。いつの間にか日本は夜のない国になってしまっていたようです。昼間よりも活発に、夜間に行動するような生活様式になっています。
見えない物が襲ってくるというのが3本の映画に共通するテーマです。暗闇への恐怖が今の日本には存在しなくなっています。もちろん生活の利便性は向上していますが、今回のコロナ禍のような新しい感染症蔓延の土壌となっているように思います。