2019年12月31日火曜日

2019年12月30日月曜日

タイムトゥラン

カジノから300万ドルを強奪する話。どうやって娘の手術の費用を病院まで届けるか? 犯人と組織と警察との三つ巴の追っかけっこであるが・・・。

2019年12月29日日曜日

原卿のこけし群

9月初めに、はじめて西田記念館 原卿のこけし群を見学しました。地域によるこけしの形やデザインの違いなど夥しい数のこけしが展示されています。ひとつひとつは廉価なこけしであるがゆえに、民俗的な資料群となっていると思います。

2019年12月24日火曜日

ホテル龍名館

9月と11月に宿泊しました。八重洲口に至近でとても便利です。ホテル内はとても落ち着いています。

最強のふたり

グリーンブックのような作品でした。同じ目線でコミュニケーションできるって素晴らしいと思います。差別なく、リスペクトしあえる関係でしょうか。

日本医師会雑誌 生涯教育

久しぶりに日本医師会雑誌 生涯教育のインターネット解答を行いました。
2019年10月号 働き方改革における産業保健の推進
2019年11月号 サルコペニア・フレイルの診療最前線

2019年12月23日月曜日

山中伸弥教授の100年インタビュー NHK BS1


100年インタビュー「山中伸弥が語るiPS細胞の未来」
山中教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所では、倫理学部門を設置し、常に「科学の暴走」にブレーキをかける「別の視点」を機能させているという。
研究者として大きな転機となったアメリカ・サンフランシスコでは、山中教授が恩師から言われた「VW」という言葉。フォルクスワーゲンではなく、viewwork hard。方向を見定めることがとても重要だという言葉に納得しました。山中教授ならずとも研究者の原点と思います。
また、100年後の未来のために我々がどうすべきか、という後半のインタビューでは、かつて優生学が犯した過ちをいつの時代でも犯してしまう危険性がある。いま、われわれが目指している学問も、もしかすると優生学と同じ道を歩んでいるかもしれない。その評価は100年後になされるという真摯な思いはとても感動的でした。
たいへん重い言葉であり、また、私たちの目の前で「正しいはずだ」と思い込んで行っていることがいかに多いかと、振り返させる言葉でもある。すべての研究者や医療者が戒めとして刻み込んでおかなければならない言葉であろう。
事例ごとに、そのときそのときに最善をつくす対応が、じつは大きな方向の過ちを犯さない方法である。思い込んだ方向決めは過ちを孕んでいる場合がある。充分にviewを検討していてもなお軌道修正できる仕組みを考えておく。情熱の裏に常に謙虚さを持つ。先人たちの教えが同じ方向へ収束しているように感じる。

2019年12月22日日曜日

東京電力エネルギーセンター

8月の天気の良かった土曜日に東京電力エネルギーセンターを見学した。
富岡町から大熊町大野町富岡町役場近傍の廃炉研究センターをナビの目標に設定。
朝9時半に福島市を出発。霊山から東北中央自動車道を通って相馬から南下して、南相馬を経由し富岡町へ向かった。途中は快晴、日差しがぎらつく1日だった。常磐道のパーキングエリアに立ち寄り、富岡町でインターを降り目標へ向かう。廃炉研究センターに11時半ごろに到着。隣接する双葉医療センターにはドクターヘリがヘリポートに設置されている。
土曜日の午前中ではあるがほとんど人気がない。双葉医療センターもほとんど人気がなく、日曜日の午前中のような印象。
廃炉研究センターのナビ設定が誤っていることに気づき、インターネットで廃炉資料館を検索しなおして、およそ10キロメートルほど離れた双葉警察署・消防署などに隣接した東京電力エネルギーセンターに到着。
資料館には、ちらほらと見学客があった。入館時に居住地を記入。1階フロアと2階フロアがある。1階フロアが廃炉廃炉など現在の対策・未来の対策・将来の対策について。2階フロアは東日本大震災から被災後の現場の対応を詳細に呈示。
被災した原子力発電所の被害状況は、最初に前面に広がるスクリーンと床一面にスクリーンになるプレゼン。前方スクリーンには原子力発電所の全景あるいは様々な被災イメージ、足元には日本地図や福島県地図あるいは原子力発電所の地図など情報から俯瞰したマップイメージが写し出される。およそ10分間の映像で311の時に起きた全電源喪失事故がどのように起きていったかを多面的に解説する。このような状況が起きていたことが、平易に理解できるように明らかにされることにおよそ10年近くを要した。
炉心溶融により原子炉格納器内に流れ落ちた様子が語られるが、放射性物質が容器外あるいは施設外に漏れていることについては言及しない。施設内では当時の新聞記事や様々なメディア情報などが閲覧可能となっている。1部の新聞記事は白く消されているものなどがあった。コピーはできないが写真を撮ることがオッケーとされているので、おそらく公的な記録はオープンにされているものと思われる。
帰還困難区域を通過して6号国道を北上し、相馬市まで戻る。帰還困難区域内は乗用車での走行は許可されているが二輪車や歩行者は入っていけない区域となっており、境界には警備員あるいは警察関係者あるいは行政関係者と思われる監視員がいる。6号国道を通過していると人気がなく朽ち果てたままになった飲食店やシャッターが降りたままさびついた店舗等が連なっており、区域の前後の道路の雰囲気とは全く異なっている。途中の横道にはバリケードが組まれており、横道には入れない。第一原発が遠くに見える付近での放射線値は2.5マイクロシーベルトパーアワーと表示されている。前後が0.6から1.5程度であるので相対値として2倍から数倍高いということになる。
帰還困難区域~周辺区域のインフラの整備はいまだ不十分とは思われるが、実際に通過してみて、交通の不自由さが印象として残った。帰還が増えない問題が指摘されているが道路を通過していると景色は周辺のごく普通の福島の郊外の風景であり、道路通過が可能でさえあれば、その区域内のインフラが再整備過程であってもある程度の生活には支障ないと思われる。ただし交通網を整備し、容易に移動できる環境が必要である。
水の流れがやがて川の流れとなるように、現実の生活で最も重要なのは移動手段ではないかと思われる。道が通って、人々の通過が習慣的に行えるようになれば流れは徐々に太くなっていくのではないかと思われる。

2019年12月20日金曜日

顔のないスパイ

冷戦時代のフィルムノワール的映画と勝手に勘違いしていました。
ジャッカルみたいな内容でした。

定年後の知的生産術


定年後の知的生産術 (ちくま新書) 谷岡一郎 ()    新書    836
「定年」という言葉にそそられて手に取ってみたら、何の何の。これでは「ハスラー2」のポールニューマンですね。カムバック!

以下、内容から印象的なフレーズを記しました。
 定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンスである。これまでの仕事や人生で得た経験が、意外な組み合わせによる新しい発想や、本質を見抜く眼力に通じる。本書は定年後のクリエイティブ・シニアを応援する一冊。
現在はこだわらなければ全員が大学へ進学できる時代。かつての団塊の世代のような熾烈な競争意識はない。
 団塊の世代のメリットとして、評価を得たいという意欲。学ぶこと自体が楽しい。競争の経験と個人主義の追及。などがある。〈a オールラウンド型の知識のほかに、「これだけは負けない」という「エキスパート型の」得意科目を持つ。b 学ぶ楽しさを知っている。c 経済的余裕。d 競争経験。e新しい価値観にチャレンジした経験。f 新しい知識に対する意欲と能力〉
真にトップになるという決断の有無が成長を左右する。

 時間的・金銭的な余裕が比較的あることは、シニア世代の大きなアドバンテージである。 
民間パワー:目の前の事象から普遍的な理論を発見する。否定されても失うものがない。
マズローの欲求充足のヒエラルキー。
何でもやってみよう・勇気をもって断ろう
メモは知的生産の第一歩。質問がヒントとなる。
批判的に読む。
役に立つ情報の取捨選択法。
学問の尊厳に対する態度
1.データの管理保存と開示
2.公的な質問に対する回答
3.誘導
ゴミ情報とノイズ情報。断定口調を疑う。情報の裏を読む。

 資料整理術。最終的には著書の刊行へ。
トピックごとにカバンを用意する。
元ノートと元ファイル。図表が出来上がるごとに元ファイルの後半に放り込む。
サブファイル:チャプターごとに1冊。
大きなテーマを複数のサブトピックに分割。それぞれでノート・クリアファイルを準備。
1.アイデアをまとめる。
2.チャプター構成:目次の章立て。
3.メモ。思いついたことを書く。資料には出典と日付を明記。写真も。
先行研究のフォーマットは役に立つ。
15分スピーチ数本。1冊にまとめる。
15分スピーチ2本。本の1章。
5から8章で新書1冊。
まずやってみる。Breaking new snow。リスクを取らなければ喜びはない。
勇気と決断・困難と不安が人を育てる。
失敗の経験は貴重。

 いわゆる「団塊の世代」こそが「クリエイティブ・シニア」としてこれからの時代の知的活動を牽引していくという「超・強気宣言」が本書の主張である。しかし、内容は決して団塊世代だけではなく、すべての世代が実践できる知的活動のノウハウを平易に、時に熱く論じている。

2019年12月19日木曜日

第18回CTテクノロジーフォーラム

2019年12月14日 エーザイ本社で開催中の研究会を福島テルサでサテライトweb中継しました。毎年、X線CTの技術的テーマで行われる診療放射線技師が行っている研究会です。
今年は、基礎に立ち返る evolve from mastering CT basic というテーマで
CTイメージングの基礎
解像特性の基礎
ノイズ特性とシステム感度
造影検査の基礎
デュアルエネルギーCT
DLR(deep learning reconstruction)
実測から考えるCTの被曝(CTDIとSSDE)
金沢大学 蒲田敏文教授の 膵疾患のCT画像診断
という魅力的なレクチャーが盛りだくさんの半日でした。
あっという間の半日でしたが、とても充実した内容でした。きちんと勉強したことがない放射線技術学の用語や図表のシャワーを浴びた気分です。
専門外の内容も多く、とても即座に理解できる内容ではありませんが、納得と疑問を感じる部分も多々あり、知識のリフレッシュあるいは棚卸しができました。
他職種の内容ですが、いずれもその道の達人ばかりで、門外漢にとっても分かるように説明できる能力には、さすがと感じました。
研究職の方がたにとっては多くのヒントがあったと思います。われわれのような臨床医にとっても実臨床に応用できるヒントがたくさんありました。
お疲れさまでした。

2019年12月18日水曜日

国立がんセンター肺がんCT検診読影実験

2019年10月5日 国立がんセンターにて、肺がんCT検診のCT撮影条件設定のための読影実験に参加してきました。

ベイビードライバー

原題: Baby Driver。2017年アメリカ映画。 ウォルター・ヒル監督の『ザ・ドライバー』(1978年)にリスペクトを捧げた作品であるという。ビデオクリップのように音楽とともに疾走する映画。ミュージックビデオのようにテンポよく、陰惨にならずにストーリが展開する。