2019年10月31日木曜日

神奈川県相模原市 講演会

2014.10.31 北里大学にて講演させていただきました。もう、5年前になるんですね。

2019年10月30日水曜日

「ボヘミアンラプソディ」

映画のジャンルとして楽聖をテーマとした映画がある。いわゆる音楽伝記映画である。これもその流れの中にある1本であろう。観客との応答・共鳴にクイーンというロックバンドのユニークさがあるのだろう。映画もまた観客との応答・共鳴を計算して作られているようだ。
主人公の「善い言葉・善い行い」の一瞬の刹那的な盛り上がりを観客も体感する。
まるでザ・フライのように徐々に破壊されていくフレディの姿と、彼が見出した生ある時間の優先順位とが伝説のように描かれる。

2019年10月27日日曜日

2019年10月23日水曜日

バビロン・ベルリン

ドイツのテレビドラマ『Babylon Berlin(原題)』(バビロン・ベルリン)。1920年代のベルリンを舞台に、犯罪、汚職、政治的混乱が描かれたサスペンス。フォルカー・クッチャーの刑事ゲレオン・シリーズの「濡れた魚」が原作。1929年、第一次世界大戦で敗れ、経済が疲弊し、ナチス時代に進むドイツ・ベルリンを舞台にした警察小説。シリーズは 1936年、ナチが刑事警察を飲み込む年まで続くという。
1929年 濡れた魚 Der nasse Fische
1930年 死者の声なき声  Der stumme Tod
1931年 ゴールドシュタイン Goldstein
1932年 Die Akte Vaterland
1933年 Märzgefallene
1934年 Lunapark
1935年 Marlow
第一次世界大戦が終わり、帝政ドイツが終焉を迎え、ドイツ社会党率いるワイマール共和国時代に数多くの政党が乱立した。ドイツではヴェルサイユ講和条約に対する反発が強く、ドイツ国軍は連合国の監視を逃れ、兵士を私兵組織に偽装し組織を温存した。それぞれの政党が軍隊に近いものを持ち、内戦に近い状態だったという。またラパッロ条約の締結後は秘密議定書に基づき、ソ連の領土内での軍事訓練などを行った。犯罪者集団も組織化されていったという。賠償金支払いとインフレーションにより、左右両翼の暴動・反乱が相次いだ。世界恐慌以降は条約に対する不満が膨れ上がり、ナチ党の権力掌握を招いた。 反ヴェルサイユ条約を掲げたヒトラーのナチスドイツ成立以降は、軍事面での監視措置を次々に破っていった。
ドラマは、このヒトラー台頭前のドイツが、人々を巻き込んで狂気へと進んでいく混乱の時代を背景に描いている。登場するクラブ、カフェ、売春宿などは、すべて実際の歴史的な場所をもとにしており、列車なども鉄道博物館から借用するなどリアルに描いているという。衣装も、当時のファッションを再現し、当時発明されたばかりの電子楽器テルミンを演奏する姿も描かれる。第2話のクラブのステージシーンで出てくるテーマ音楽 Zu Asche Zu Staub は倒錯的でかつての「愛の嵐」や「地獄に堕ちた勇者ども」を思わせる。

2019年10月22日火曜日

天皇陛下即位の礼とelectronic presentations for RSNA 2019



厳かに執り行われた天皇陛下の即位の礼の中継を見ながら RSNA2019のuploadを行っていました。
歴史的な儀式の瞬間を日本中で見ることができるということが、たいへん幸せなことだと実感しました。
現在、国際学会へのエントリーを簡単に行える環境にあることが、あるいは、そういう個人的行動が許される時代にいることが、とても有難いと思います。
2つの教育展示をcompleteしました。


Education Exhibits (digital slide show format)
VI Title:  Depiction of Reachable Bronchi of Peripheral Lung Nodule for Transbronchial Approach by Ultra-High Resolution CT (UHRCT)
CH Title: The Image Quality and Radiation Dose of Ultra-High-Resolution CT (UHRCT) with Minimum Radiation Dose Setting

2019年10月21日月曜日

英雄の条件

原題: Rules of Engagement。2000年、ウイリアム・フリードキンの映画。極限状態での軍人の決断をめぐる法廷映画。証拠隠滅が最終的な決定打となるため、単なるサスペンス映画の印象になってしまう。国家間の交渉の方がはるかに大きな問題であろうし、その立証のためにも映画のような証拠隠滅はあり得ないのではと思います。
現実の国家間の衝突の際にもビデオテープの公開は大きな争点になっています。

2019年10月20日日曜日

第55回 日本医学放射線学会秋季臨床大会

10月18日・19日と参加してきました。
「CT体積計測法による肺葉切除前残存肺機能予測」
「地域一般病院における超高精細CTの運用方法の実際」
「技術的視点から呼吸動態CTの呼吸法を考察する」
の3つの演題を展示いたしました。
今回は名古屋駅周辺が会場でしたので、たいへんアクセスが容易でした。

秋季大会は教育的なレクチャーが主体となっている会議です。専門医認定機構のシステムに則り、レクチャーごとの出席を記録する方法がとられました。
18日 始発の新幹線で名古屋入りし、ポスター掲示ののちに、胸部放射線研究会の症例報告を聴講。
教育講演 医療の質:診断
 デジタル画像診断の基礎
 画像診断報告書 clear reportingへの手がかり
教育講演 小児1
 被曝低減:知っておきたい小児CT被曝のエッセンス
 心血管:小児心臓CTへの考え方
教育講演 小児2
 新生児期の胸部疾患レビュー
 乳児期~学童期の胸部疾患レビュー
教育講演 中枢神経1
 脳腫瘍と遺伝子変異
 脳腫瘍の病理
教育講演 医療安全:放射線防護1
 患者安全の全体像
 福島県民健康調査甲状腺検査結果の概要
19日 早朝の多施設共同研究会議の後、頭頚部放射線研究会の症例報告を聴講。
頭頚部放射線研究会 特別講演
 頭頚部腫瘍のWHO分類2017
 画像診断のポイント:鼻副鼻腔、唾液腺
 画像診断のポイント:口腔、咽喉頭
ランチョンセミナー 最新CT画像診断の臨床知見と今後
 超高精細CTによる心血管イメージングの可能性
 新しいDual Energy CTの初期経験から探る臨床的ポテンシャル
特別企画 レジェンドに学ぶ
 ICRPの放射線防護体系変遷
 医学・医療の現状と放射線科

2019年10月17日木曜日

土湯温泉

昨年11月松雲閣、本年8月末山根屋、と土湯温泉に宿泊しました。

2019年10月14日月曜日

関根正二展

大正時代に活動し、20歳と2ヶ月の若さでこの世を去った画家・関根正二。
約160点の作品と資料による回顧展「生誕120年・没後100年 関根正二展」が、福島県立美術館(9月14日~11月10日)で開催中。

2019年10月13日日曜日

エーザイ造影剤Webセミナーを担当しました


日時 2019926日(木曜日) 18時~19

場所 KIT STUDIO(東京から配信 

2019年度 エーザイ造影剤インターネットライブセミナーシリーズ

MDCT画像診断セミナー
講演1 大腸CTのススメ
講演2 超高精細CTと4次元動態CT
を、当 画像診断センターが担当させていただきました。

 

アメリカンスナイパー

疑問なく悪を懲らしめるヒーロー。かつてのステレオタイプな好戦的映画に対する反省として描かれたような一連のイーストウッド映画の一作。愛国心にあふれた若者の姿が淡々と描かれる。「ハートロッカー」と似たような日常生活と戦場との行き来が描かれるが、最後のドキュメンタリー映像から無音のクレジットタイトルまでのリアルは重い。

2019年10月7日月曜日

5人の軍隊

映画「5人の軍隊」。ピーターグレーブス主演のスパイ大作戦風西部劇。エンニオモリコーネをパクったような音楽が使われているなと思ったらエンニオモリコーネでした。

人魚の眠る家

・・・。

2019年10月5日土曜日

パレスホテル東京

9月28日 立派な結婚式が行われました。
『Panasonic (パナソニック) LUMIX DMC-TX1』を持ち込みました。TX1は、大型1.0型センサーとLEICA DC VARIO-ELMARITレンズ、25mm-250mm(35mm判換算)を搭載。フォーカスセレクトや4K PHOTO、4K動画機能、タッチAFフォーカスを搭載したハイエンドコンパクトカメラです。フォーカスセレクトを使用すると、瞬時のシャッターが切れず、戸惑いますが、通常の撮影では暗い室内でもきれいにピントが合います。

2019年10月3日木曜日

悪党に粛清を

2014年のデンマーク・イギリス・南アフリカ共和国の西部劇映画。 出演はマッツ・ミケルセンとジェフリー・ディーン・モーガン。 カジノロワイヤルのコンビの暗い西部劇。ストーリーはマカロニウエスタン風復讐劇。失ったものが大きく、ラストもカタルシスはないが、立ち位置を明らかにしない者・行動しない者は悪であるというメッセージは明確である。

2019年10月1日火曜日

マッキントッシュの男

『マッキントッシュの男』(原題:The Mackintosh Man)。ジョン・ヒューストン監督。1973年制作。デズモンド・バグリィ原作。脚本にはウォルター・ヒルの名前がありました。
主演はポール・ニューマン。暴力脱獄のころの雰囲気があります。
ドミニク・サンダが脇を固めます。暗殺の森、悲しみの青春、刑事キャレラ/10+1の追撃、マッキントッシュの男、家族の肖像、1900年、ルー・サロメ/善悪の彼岸、世界が燃えつきる日、クリムゾン・リバーなど。
ラストは 『マッキントッシュの女』ですね。理論と感情の重みの違いでしょうか?

オプチレイ 画像集発行の思い出

マリンクロットジャパンがオプチレイを販売していた時に作った画像集です。大原医療センター時代の320列CTの画像をまとめたものでした。