2021年3月7日日曜日

■シンポジウム21 中枢神経 脊髄炎の診断力向上を目指して

第40回 日本画像医学会 学術集会  令和3年3月3日
■シンポジウム21 中枢神経 脊髄炎の診断力向上を目指して
司会 横田 元(千葉大学画像診断・放射線腫瘍学)
1)臨床 枡田大生(千葉大学脳神経内科学)
2)脊髄炎の画像診断 脱髄性疾患とその鑑別 向井宏樹(千葉大学医学部附属病院放射線科)
3)脊髄炎の病理像 種井善一(北海道大学腫瘍病理学)
脊髄の炎症性疾患について典型例を中心に説明していただきました。たいへん参考になりました。



2021年3月6日土曜日

第28回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会

第28回日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医大会
令和3年(2021年)3月6日(土) Zoomウェビナーを使用したLIVE講演
プログラム
9:30-11:00 気管支鏡と新時代 座長:品川 尚文 先生(北海道大学大学院医学研究科 呼吸器内科学分野)
1. 新型コロナウイルス感染症と気管支鏡検査 出雲 雄大 先生(日本赤十字社医療センター呼吸器内科) 仮に陽性者であったとしても濃厚接触とならない対応を普段から行う。
2. 気管支鏡所見分類:改訂のプロセスと要点 清嶋 護之 先生 (茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器外科) 内視鏡所見では粘膜という表現を用いずに上皮とする。
3. 気管支鏡検査時の重大事故とその対策 桜田 晃 先生(東北大学加齢医学研究所呼吸器外科学分野) 気胸と出血。
11:00-12:30 診断の進歩 座長:浅野 文祐 先生(岐阜県総合医療センター呼吸器内科)
4. 超音波気管支鏡ガイド下針生検 2020年のトピックス 中島 崇裕 先生 (千葉大学大学院医学研究院 呼吸器病態外科学) 侵襲的病期診断の意義。リンパ節の画像性状から診断を行う試み。
5. 電磁ナビゲーション気管支鏡 佐藤 寿彦 先生(福岡大学医学部 呼吸器・乳腺内分泌・小児外科) ロケーションボード上の患者の前胸壁に三つのセンサーを装着することで位置合わせと呼吸補正を行う。センサーを付けた気管支鏡を挿入し、気管支の位置情報をもとにCTの3次元画像とレジストレーションを行う。
6. クライオ生検 松元 祐司 先生(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科・呼吸器内科) 中間層が危険。1.9mm径がキーワード。
12:30-13:30 共催セミナーコヴィディエンジャパン株式会社/株式会社ホギメディカル
座長:塩野 知志 先生(山形県立中央病院呼吸器外科)
演者:佐藤 寿彦 先生(福岡大学医学部呼吸器・乳腺内分泌・小児外科) 8mm未満 f/u。6mm以下 f/u。術中の位置確認の重要性と必要性。
13:30-15:00 治療1 座長:井上 純人 先生(山形大学医学部内科学第一講座)
7. クライオセラピー 坂 英雄 先生(松波総合病院 呼吸器内科) 異物除去に優れる。
8. 気管支サーモプラスティ 馬場 智尚 先生(神奈川県立循環器呼吸器病センター 呼吸器内科) 気管支ぜんそく治療。
9. 肺癌に対する光線力学的治療(Photodynamic therapy: PDT) 臼田 実男 先生(日本医科大学大学院医学研究科呼吸器外科学分野) 肺門型肺癌の他に末梢型に対しても臨床試験中。病巣へプローブを命中させる技術はいつまでも必要か?
15:00-16:00 治療2 座長:澁谷 潔 先生(成田赤十字病院 呼吸器外科)
10. 気管支充填術(EWS) 佐久川 亮 先生(岡山赤十字病院 呼吸器内科) 気管支内治療。
11. 気道ステントのカスタマイズと留置の工夫 ―より良いフィッティングを目指して― 宮澤 秀樹 先生(富山県立中央病院 呼吸器外科) さまざまな工夫について。
閉会の辞および次期会長挨拶

◆セルフトレーニング問題の回答および出席証明書・領収書ダウンロード
視聴ページは20時までオープンしており、出題されている全ての設問(18問)に正解すると出席証明書をダウンロードすることができます。また、領収書についても、20時までにダウンロード可能です。
◆テキスト集の発送について
テキスト集の原本は会期終了後の発送となります。
600名ほどの参加者があったとのことです。たいへんシンプルな構成で運営されており、トラブルなく視聴できました。出席証明書・領収書もダウンロード可能でした。ポスターの背景画像に銀山温泉を選んだいきさつについての大泉大会長からのお話があり、このようなリフレッシュ講演の開始にあたって、たいへんよいイントロだと思いました。講演の切り替え時などには、ライブの講演会場の様子が映し出され、久しぶりにほっとさせられました。

2021年3月5日金曜日

■シンポジウム32 呼吸器(13:10 ~ 14:40)急性経過の間質性肺炎の臨床、画像、病理

第40回 日本画像医学会 学術集会 令和3年3月3日
■シンポジウム32 呼吸器(13:10 ~ 14:40)急性経過の間質性肺炎の臨床、画像、病理
司会 上甲 剛(関西労災病院放射線診断科)
1)急性経過を示す間質性肺炎の臨床 小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)
2)急性経過の間質性肺炎のRAP-C 伊藤春海(福井大学)
3)急性経過を示す間質性肺炎の病理 武村民子(神奈川県立循環器呼吸器病センター病理診断科)
single faced alveolar wall、肺胞上皮障害と毛細血管障害→肺胞虚脱を生じる
過剰免疫応答・サイトカインストーム に対するステロイドの使用

2021年3月4日木曜日

パネルディスカッション 呼吸器【特別企画 3】 COVID-19関連肺炎の臨床、画像、病理

日本画像医学会2021 2021年3月1日
パネルディスカッション 呼吸器【特別企画 3】 COVID-19関連肺炎の臨床、画像、病理
司会 小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)杉浦弘明(防衛医科大学校放射線医学)
1)COVID-19肺炎の臨床像と画像の時間推移—日常診療より— 久世眞之(日本赤十字社医療センター呼吸器内科)
2)COVID-19重症度の変遷とステロイド抵抗性を示した患者の臨床・画像の特徴 西村直樹(聖路加国際病院呼吸器センター呼吸器内科)
3)今後の治療戦略—抗炎症治療と非侵襲的呼吸管理— 富井啓介(神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科)
抗ウイルス療法・過剰免疫応答に対する抑制療法・抗凝固療法

2021年3月3日水曜日

アフターコロナ・ウィズコロナはわれわれの生活をどう変えるか?

オンライン会議・面接:変化に早く適応できる者が有利。余剰時間の活用。
人と人との直接のコミュニケーション・書店や図書館の散策などによって偶発的に得られていた発見や気づきに代わる行為が必要となる。
時間をかけて習得するべき技術や精神が培われない。結論を急ぐ。 嫌なら止める。
リアル講演会からリモート講演会へ:発信者と受け手の一方向化。聴衆からのfeedbackが受けられない。会場の雰囲気が得られないため、聴衆にとっても、個人としての捉え方のままになってしまう懸念がある。参加者全体の統一感が得られない。
地域講演会からグローバルな講演会へ:地域とグローバルの差がなくなる。グローバルな人気講師が重宝される。万人に喜ばれる内容の画一化が起こる。
企業や個人からの発信:企業が利益に直結した内容を発信しやすくなる。個人が専門的・限定的内容を直接発信できるようになる。
情報にアクセスする者とアクセスしない者との格差が拡大:アクセスしない者がステップアップする機会が失われる。その一方で勉強したい者にとっては理想の環境となる。
時間と空間の制約から解放:TV録画(NHK・放送大学など)・web講演会・eラーニング・アマゾン書籍購入。情報を取得するソースは無限に存在する。自宅に居ながらにして世界中の教育コンテンツにアクセスできる。アクセスする行為は学校で教わった勉強する習慣がベースになっているように思う。
視聴者の変化:わかりやすい物だけ、面白い部分だけ視聴する。飽きたら止めてしまう。寝る。コピーする。同調内容ばかり繰り返し吸収する。フェイク情報の区別がつかない。
非接触型生活:検査の非接触化。人との対面を少なくする仕組み。
検診・健診:健康指標や基礎疾患の把握に対する興味。

2021年3月1日月曜日

シンポジウム31 呼吸器 COVID-19 関連肺炎の臨床、画像、病理

第40回 日本画像医学会 学術集会 2021年2月25日
■シンポジウム31 呼吸器 COVID-19 関連肺炎の臨床、画像、病理
司会 小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)
   杉浦弘明(防衛医科大学校放射線医学)
1)臨床の立場から(特に治療について)泉 信有(国立国際医療研究セター呼吸器内科)
2)COVID-19 関連肺炎の画像所見 楊川哲代(がん・感染症センター都立駒込病院放射線診療科診断部)
3)COVID-19 の病理 奥寺康司(横浜市立大学病態病理学)
この疾患の本態は、過剰な免疫応答、悪化リスクは、背景肺・病変の範囲・発症時期。
早期 ~4日 すりガラス影型 small型、large型 vascular enlargement 
               丸→直線状
       浸潤影型 区域方向 胸膜下方向
進行期・ピーク期 5日~13日 内層病変 胸膜直下病変 両者の組み合わせ
       重症肺炎に関連する所見 crazy-paving consolidation
       DAD、感染  血管内皮炎
回復期  ヒトデ状→消失  線状影 subpleural band 縮小
年齢と画像 気道病変の存在
病理 CT所見の本態:滲出期~器質化のDAD
   超急性期 CT所見の3日前に始まっている
   IL6 サイトカイン アクテムラ
ウイルスの標的は肺胞上皮細胞(Ⅱ型) ACE2
併存する肺病変 細気管支炎と巣状気管支肺炎
血栓形成は 死戦期・循環不全

総合診療セミナー7(生涯教育・研修医セミナー)救急

第40回 日本画像医学会 学術集会 2021年2月26日
■総合診療セミナー7(生涯教育・研修医セミナー)救急
座長 近藤浩史(帝京大学放射線科学)
1)「画像診断は生鮮食料品」2021:ポータブル胸部単純X 線写真の調理法(外傷からCOVID-19 肺炎まで)松本純一(聖マリアンナ医科大学救急医学救急放射線部門)
2)救急IVR の勘どころ-診断から治療まで- 木下光博(徳島赤十字病院放射線科)
画像診断センター読影室で視聴しました。外傷診療における画像診断についてのレクチャーでした。お二人とも教訓的症例を用いて読影法をじっくりと解説していただきました。松本先生はポータブル胸部写真において、気胸・血胸・肺挫傷・大動脈損傷による縦隔血腫についてをどう読んだらいいかをご教授いただきました。違和感・様子が違う感覚を大切にする。木下先生はCTの読み方、FACT、出血損傷、細部の読影と順番に読んでいきます。FACTは、頭蓋内出血、大動脈損傷・肺挫傷、血気胸・心嚢血腫、腹腔内血腫、骨盤骨折・後腹膜血腫、上腹部実質内臓器・腸間膜血腫、を順番に3分で見ていきます。