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3月に行った検査結果を8月に通知するという異常なタイムラグです。さまざまな社会的影響をシムレーションした結果、夏休み終了のこの時期にということになったのでしょう。たいへん頭のいい人がどこか遠くで指示しているのだと思います。
国や県が、いくら小児の被曝が心配だなどと言っていても、検査結果を本人のために伝えるつもりはないようです。個人の健康診断結果ですら、まともに報告しないという異常な状態に陥っていることは明白でしょう。SPEEDIの予測値と同様に、今後の福島県民に対する健康調査も、地域や、まして個人を守ることなど想定していないのではないかと懸念されます。
この調査に関して、「県民の健康を見守る」という表現を用いていたメディアもありました。言い得て妙です。あくまでも「見守る」、決して「介入しない」というのが放影研の姿勢と聞いています。 測定はするけれども、報告義務はないという姿勢があるので、今回のようなタイムラグがあっても平気なのでしょう。
しかし、いわきで内部被曝しているのですから、福島市はさらに濃厚ではないかと心配です。
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