2015年2月28日土曜日

公益財団法人内視鏡医学研究振興財団 平成26年度 顕彰・研究助成金贈呈式にて佐久間先生が研究助成を受賞しました

平成27年2月7日(土)、東商国際会議場にて、公益財団法人内視鏡医学研究振興財団(以下、内視鏡財団)の「平成26年度 顕彰・研究助成金贈呈式」 が、関係者約100名余に参加頂き行われました。
内視鏡財団は、医学の発展と人類福祉の向上を期待される研究に対する助成、及び長年に渡り内視鏡医学の進 歩に貢献された先生方への顕彰を行っています。平成26年度は、顕彰4件、研究助成41件、多施設共同研究助成2件の受賞がありました。
当 画像診断センターからは佐久間光太郎先生の「低線量CT dataを仮想気管支鏡に用いる際の適正な再構成法の検討」が助成対象の研究に選定されました。
ありがとうございました 。

2015年2月26日木曜日

NPO福島画像診断支援センターはマイクロソフトからUS 3,577.00ドル相当の支援をいただきました

NPO福島画像診断支援センターは以下のごとく、マイクロソフトからUS 3,577.00ドル相当の支援をいただきました。ありがとうございました。

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。マイクロソフトは、テクノロジーの無限大の可能性を信じています。そのため、世界中で数多くの団体 と協働し、団体のミッションを達成するためのお手伝いをしています。マイクロソフトは、企業市民の取り組みを通じて、人びとの生活やコミュニティをよりよ いものに変えていくテクノロジーツールやトレーニング、リソースを提供しています。今回マイクロソフトソフトウェア寄贈プログラムを通じて、貴団体( Fukushima Image Diagnosis Support Center )にUS 3,577.00ドル 相当のソフトウェアを寄贈させていただきます。またマイクロソフトでは、本ソフトウェア寄贈の他にも貴団体の効率的な活動や効果的なミッションの達成を手 助けするさまざまなリソースやヒント、ツールをご提供しております。
このシステムはマイクロソフトの強みを生かした非常にわかりやすい社会貢献活動と実感しました。

2015年2月23日月曜日

第7回 ふくしま市民フォーラム 生活習慣病と健康づくり がん対策(特に肺がん)について その1

平成27年2月21日 福島テルサ FTホールでおこなった、第7回 ふくしま市民フォーラム 生活習慣病と健康づくり の がん対策(特に肺がん)について の内容を提示いたします。

はじめに
 福島市と福島市医師会とで行っているがん対策についてお話させていただきます。私は福島市医師会の肺癌検診の精度管理を担当しています。普段は大原綜合病院で画像診断おもに肺癌の画像診断の仕事をさせていただいております。今日のお話は肺癌を中心としたお話ですが、他のがんにも関連する内容ですので、基本的には他のがんも同様の視点でお考えいただければと思います。
 お話のタイトルは、がん対策です。一言でいうと、がん対策の基本は二つあります。一つは予防もう一つは検診です。

日本人の死因に占める「肺の病気」(2009年統計より)
 全死亡:約114万4千人 悪性新生物 (がん)(約30%)。悪性新生物の中の第1位:肺がん(約7万人)。心疾患(約16%)・脳血管疾患(約11%)・肺炎(約10%)・老衰(3・4%)・第10位:慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(肺気腫、慢性気管 支炎、COPD)。
 日本人の年間の死亡数が約1000000人、そのうちがんが占める割合は3割、その中で肺癌がおよそ4分の一です。肺癌が悪性新生物の中で第1の死亡原因となっています。その他、死因の3-4番目が肺炎です。肺炎が10%です。慢性閉塞性肺疾患が死因の第10位に入っています。肺気腫などたばこが原因となる肺組織の慢性変化です。
 上位10位の中に肺の病気が3つ入っています。いかに肺疾患による死亡が多いかをお分かりいただけると思います。

肺って何をしているの?
 肺は胸膜という膜で覆われたスポンジのような臓器です。呼吸により空気を取り込むために膨らんだり縮んだりする。息を吸う:空気(酸素)を入れる。息を吐く:二酸化炭素を出す。
 酸素 と二酸化炭素の交換は、肺胞(はいほう)という0.1mmの小さな袋状の小部屋で行われます。私たちは一生涯、呼吸を繰り返していますので、肺は外界の空気を取り込む際のフィルター機能も有しています。エアコンのフィルターや換気扇の汚れのように肺にも汚れがたまります。たばこを吸う人にはタールなどの汚れが沈着しています。

がんの原因
 正常な細胞は秩序正しく細胞分裂をくり返す(古い細胞が取り除かれ、新しい細胞に置きかわる)
細胞の遺伝子に傷がつき、異常細胞(変異)になると、正常な細胞分裂ができず、無秩序に細胞が増殖し異常細胞の塊(がん)となる
 このような遺伝子の損傷の原因には、喫煙、受動喫煙、感染、化学薬品などがあります。反復する暴露により、癌のリスクが高まります。その他、アスベストの吸入、間質性肺炎、遺伝性(乳がん・大腸がんなど)などがリスク要因となります。

がんの予防と禁煙外来
 したがって、がんの予防は、なるべくリスクの少ない生活を送ることです。がん予防の12か条などの、がん予防のためのアドバイスが多数ありますので、ぜひ参考にされてください。その中でも、たばこの影響が大きいです。
 たばこはやめようと思ってもなかなかやめられません。これは喫煙者の70%はニコチン依存症となっているためです。
 タバコをやめられないのは意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。禁煙外来では、医師のアドバイスと合わせて禁煙補助薬を処方することで禁煙の成功率が高まります。現在は禁煙治療を保険診療で行えますので、お悩みの方はぜひご相談いただければと思います。

(その2へ続く)

2015年2月21日土曜日

iPadの修理対応

年末にiPadminiの液晶下4分の一が表示されなくなった。フリッカーというか液晶の横線がちらちらと点滅して使いづらくなり、さっそく代替にiPadmini retinaを購入した。故障のiPadをずっとそのままにしていたが、先日、購入した家電量販店に持っていったところ、アップルストア対応といわれ、販売店では扱わないとのこと。
販売時に(機器展示コーナーに)もっと明確に明示すべきであろうと思いながら、帰宅してアップルのサポート窓口へ電話した。
機器のシリアルナンバーを控えておいて質問に答えていくと、極めて対応が迅速で感心した。電話で簡単な聞き取り調査をしただけで、 新品を発送するので現品とその場で交換してほしいとのこと。洗練されたアップルのシステムを目の当たりにした思いだ。顧客対応ならびに職員の手順の単純化は、軋轢の回避や職員負担の軽減に直結している。
アップルのユーザインターフェイスへのこだわりが、このような顧客対応にも反映されているものと思われたエピソードであった。
手順の単純化とともに対応する職員への裁量権の委譲(実際には修理対象品の現物確認後に修理価格が決定されるのであるが、その煩雑さを意識させない円滑な対応)があってこそのスムーズさである。

2015年2月19日木曜日

呼吸機能イメージング研究会

 2月7日・8日 東京 慈恵医科大学にて行われた研究会で佐久間先生が以下の発表をしました。

気道疾患動態シミュレーションモデルの作製 呼吸動態CTによる高分解能4Dイメージング
大原綜合病院 画像診断センター 佐久間光太郎、森谷浩史
滋賀医科大学 放射線医学講座 永谷幸裕
琉球大学 放射線診断治療学講座 山城恒雄
東芝メディカルシステムズ株式会社 猪川弘康、木本達也
原田産業株式会社 米村祐介

関連した発表およびランチョンセミナーをわれわれの研究グループの琉球大学 放射線診断治療学講座 山城恒雄先生が担当しました。

お二人ともお疲れ様でした。

2015年2月18日水曜日

ACTIVE多施設共同研究会議

2014年12月20日10時30分から。大阪市。
呼吸器CTの多施設共同研究会議に出席しました。

2015年2月16日月曜日

第2回 福島県遠隔画像診断研究会

2014年11月7日に開催されました。郡山市 ビッグアイ。

一般演題として、
1.福島労災病院での遠隔読影依頼システムの紹介
2.NPO福島画像診断支援センターの実績報告 佐久間光太郎先生
3.会津地区でのICT連携の現状
特別講演
診療報酬改定と画像診断について

1回目ほど参加者はいませんでしたが、「今回も面白かった」というのが印象です。特に、各地域の具体的な実情が聞けたことは貴重でした。

2015年2月14日土曜日

研究会予定

次年度の研究会予定です。

4月24日 金曜日 19時から ホテルサンルート福島
第40回 画像診断の会 特別講演会
 講演1 背部痛の画像診断 大原綜合病院 佐久間光太郎先生
 講演2 咳嗽の画像診断   大原綜合病院 森谷浩史先生

5月8日  金曜日 18時45分から 大原綜合病院
第9回 画像診断セミナー  テーマ 最善の撮影技術
 一般撮影におけるポジショニング  大原綜合病院 画像診断センター
 MRIのアーチファクト  大原綜合病院 画像診断センター
 CT撮影における改善点   大原綜合病院 佐久間光太郎先生
特別講演  福島医大におけるCT撮影の工夫 福島医大 村上克彦先生

5月22日 金曜日 18時30分から こらっせ福島(予定)
第5回 320列CT研究会 テーマ 救急CT
 一般演題募集 優秀演題表彰あり
特別講演  救急CT 岩手県立中部病院 熊坂由紀子先生

TQM大会へ向けての活動総括

今年のTQM活動として、福島市肺癌個別検診へのフィルムレス運用を行いました。現在、その成果を整理中です。
複数部署が協力しなければなしえない活動でしたので、そのあたりの苦労が大会でうまくプレゼンできるとよいと思います。

2015年2月13日金曜日

東北CTユーザーズセミナー

2014年11月22日 仙台市で行われた東芝CTユーザー会にて、特別講演を担当させていただきました。
熱気ある技師さん方とゆっくりとお話しさせていただきました。

2015年2月11日水曜日

第153回 肺癌・呼吸器疾患勉強会 いわき市 2015年1月30日

肺癌の画像診断 一般臨床におけるCTの役割 一般財団法人 大原綜合病院 森谷浩史

 CTはその分解能の高さとデータの扱いやすさから呼吸器診療のさまざまな場面で活用されている。本講演ではCTと胸部X線写真について概説したのち、症例を通してCT画像から胸部単純写真の所見を読み解いてゆく。

1.呼吸器疾患に対するCTの役割
 呼吸器疾患に対するCTの役割として、(1)有症状例に対する質的診断、(2)単純写真異常所見に対する病的所見の有無の確認、(3)検診・健診(肺がん検診・人間ドックなど)、(4)疾患例に対する進展度・治療効果・経過観察などがある。
 CTは空間分解能・時間分解能が向上している。スライス厚が薄いほど個々のvoxelの体積が小さくなり、小構造を体軸方向に分解できる。現在一般的になっている0.5mm~1mm程度のスライス厚を用いる場合、構成するvoxelがほぼ立方体となるため、精細な3次元立体画像・MPR(任意断面再構成)が得られる。コンピュータの高性能化により日常臨床で簡便に3次元画像が利用できる環境になっている。
 このような高分解能CTでは肺の二次小葉が描出されるため、病変の小葉に対する態度を分析することが胸部CT読影の基本である。すなわち、肺小葉構造を破壊する病変なのか経気道性に波及する病変なのかを読み解くことが重要である。そのためには、CTのデータを立体的に再構築するMPR(任意断面再構成)が極めて有用である。
 一方で、胸部単純写真の限界としては縦隔や心陰影・横隔膜下の腹腔陰影など死角に重複投影される肺領域がある。撮影体位や呼吸位相の違いで指摘困難になる場合もある。また、早期腺癌のような含気型の病変はコントラストがつかないため描出されない場合がある。このようなことから、検診・健診(肺がん検診・人間ドックなど)へのCTの導入も広まっている。繰り返しCTによる肺癌検診により、CT群の肺癌死亡率が胸部写真群(対照)の肺癌死亡率に比較して20%低下したとするNational  Lung  Screening Trial;NLSTの報告もCT検診の普及に追い風となっている。さらに、CT機器の技術的進歩により被ばく低減技術が大きく進歩したことも追い風である。各社の最新のCT技術は単純写真程度の被ばくでの胸部CT撮影を可能にしている。
 当院における肺癌CT検診の条件設定は、東芝AquilionONE、スキャン方式:helical scan (64列)、helical pitch45(beam pitch 1.41)、スキャン条件:120kV, 20mA (7mAs) ~40mA (14mAs)、0.35s/rotation, 1.0mmx32, 再構成条件:逐次近似応用再構成(AIDR3D)、1mm-section, FC52/FC13(hybrid), FOV320mmとしている。線量設定の目安は、小柄・60kg程度以下・痩せ型~標準体型:20mA、大柄・60kg程度以上・肥満体型:40mA としている。肺がんCT検診では読影の負担が大きいため、専門医読影のほかに、コンピュータを使った自動診断(Infinitt Xelis lung)を試験的に利用している。

2.胸部単純写真を用いた肺がん検診
 死角の見落としを防ぐために解剖構造を念頭に読影する必要がある。気管・気管支、胸郭の最外層を上下に比較、肺野・肺門の左右比較、正面写真の死角(鎖骨・第一肋骨、心臓の裏、横隔膜裏)を読影する。肺の解剖学的広がりを読影する上での単純写真上の解剖学的目印を考慮しておくことが有効である。
 ABCDE判定は、A:撮影条件不良・再撮影、B:異常なし・1年後検診受診、C:有所見・精検不要・粗大石灰化・以前から同様に認める胸膜肥厚など・1年後検診受診、D・E:精密検査を必要とするものと判定する。E:肺癌を疑う、D:肺癌以外の疾患を疑う、と判定するが、肺癌検診の精度管理上は、E判定からの発見肺癌が検診システムの評価に用いられる。したがって、D判定、E判定は以下のような基準となる。
 D1:活動性結核を疑う(治療が必要な・・・)
 D2:非結核性の活動性肺炎を疑う(治療が必要な・・・)
 D3:精密検査を要する心疾患・循環器疾患(治療が必要な・・・)
 D4:胸膜疾患・縦隔疾患
 E1:肺癌を否定できない  なにも異常がないかもしれないが、微小肺癌を否定はできない(異常陰影自体がないかもしれない)
 E2:肺癌を強く疑う     結節や異常陰影がある(何か陰影はある)
 判定には過去画像と比較することが重要である。経時的比較により、新たに出現した陰影の指摘が容易・C判定(有所見・精検不要・1年後検診受診でよい)か否か?の判断が容易となる。
 近年、単純写真撮影がデジタル画像に移行してきている。デジタル画像の利点としては、画像の切り替えが容易、拡大・諧調調整・輪郭強調・白黒反転、過去画像との比較が容易、2画面の連動などがある。福島市では25年度から個別検診の一部にデジタル読影を導入した。スタートに当たって協力医療機関への確認・周知事項として、以下の事項をあげさせていただいた。
1.過去画像(昨年分)も含めてデジタルデータで提出できること。フィルムとの混在は不可。
2.CDまたはDVDにて提出できること。
3.画像記載のIDは病院の患者識別IDを用いていること(過去画像もIDが同一となる運用を行っていること)。
4.データには受診者のみ過去画像も含めて書き込むこと。他のデータを入れることなく出力できること。
5.CD・DVDの自動起動ソフトは入れない、もしくは、起動させない設定とすること
6.DICOMの標準的仕様に準拠した「患者情報の記載」に変更していただく場合があること。
7.デジタル読影に不具合がある場合、翌週までにフィルムでの再提出ができること。
8.今回のデジタル化試行をお願いする医療機関に対し、放射線技師などデジタル画像の取り扱いに慣れた職員に読影会時の操作の協力をお願いしたいので、推薦していただきたい。

3.症例呈示
症例1 肋骨の限局性骨硬化像(骨島)
 結節との鑑別が必要な非病的構造として、乳頭・肋骨肋軟骨部の骨化・肋骨(骨折後・骨島・変形)・椎体の骨棘・側弯・傍心脂肪・腕頭動脈蛇行・食道裂孔ヘルニア・胸膜石灰化などがある。CTの大きな臨床的役割として、単純写真異常所見に対する病的所見の有無の確認がある。X線写真のみで所見なしと言い切れない場合に、病変の有無を確認できる。病的所見の成り立ちを明らかにすることで、健常例であることを再確認することが大きな目的であるが、想定外の病変を偶発的に拾い上げる場合がある。
症例2 パンコースト型肺癌
 症状が遷延する場合に肺癌を疑ってみる必要がある。CTにより有症状例の病態が明らかになる場合が多い。
症例3 交通外傷 前頭部・前胸部打撲 前胸部痛
 矢状断MPRにより胸骨骨折が診断できた。CTの利点として3次元分析画像がある。
症例4 労作時呼吸困難 過敏性肺臓炎
症例5 咳嗽 気管支異物
 CTは気道異物の確認に有用である。
症例6 咳嗽 扁平上被弾
 心陰影の背後に隠れる結節(扁平上皮癌)により下行大動脈のシルエットが消失している。
症例7 肺尖部陰影 腺癌
 検診胸部写真で異常陰影を指摘された。肺尖部の鎖骨・第一肋骨と重複投影される領域は胸部写真読影の見落としの多い部位であり、また、偽陽性の多い部位でもある。
症例8 微小陰影 腺癌
 検診胸部写真で異常陰影を指摘された。肺がんの術前画像診断として、呼吸CTにて癒着の有無を判断し、造影CTにて胸腔鏡下肺葉切除術前の3DCTA画像(肺動静脈・気管支分岐を立体表示する)を作成する。
症例9 咳嗽 息切れ 扁平上皮癌
 左上葉気管支の閉塞による上葉無気肺である。完成された無気肺は単純写真で一見、正常に見える場合があるので注意が必要である。太い気道の肺癌の検出には喀痰細胞診が有効である。
症例10 食思不振 肺腺癌
 単純写真で胸膜のひきつれを指摘された。CTでは同部に収束を有するスリガラス濃度結節を認め、肺腺癌であった。術前病期診断のためのFDG-PET検査では肺癌部分に軽度の集積を認めたが、同時に胃体上部小弯側に高度集積を認めた。胃癌であった。
症例11 検診で陰影指摘。神経鞘腫
 造影MRI検査にて椎間孔の内外に突出するダンベル形状の腫瘍であった。MRIは縦隔腫瘍・胸壁腫瘍・充実性肺結節の性状診断に有効である。Bronchogenic cyst・Abscess・Lipoma・Hematoma・造影による過誤腫の脳回状構造などの特異的所見を得られる場合がある。

まとめ
 一般呼吸器臨床におけるCTの役割について症例を中心に呈示した。CTは健常例であることの再確認・想定外の病変の拾い上げ・3次元画像による病態の確認などに有効である。

2015年2月3日火曜日

韓国から視察団が遠隔読影システムの見学に来られました

2014年11月4日 韓国の20名ほどの一行が大原医療センターを視察に来られました。
NPO福島画像診断支援センターで行っている遠隔画像診断の見学が目的です。大学の救急部門の教授や各地の保健所長がネットワークを使った地域医療サービスについて立ち上げるための参考にしたいとのことです。
みなさん、たいへん熱心に見学してくれました。

2015年2月1日日曜日

寿光会病院 クリスマス会

昨年12月18日、木田院長からお誘いを受け、寿光会病院 クリスマス会に参加させていただきました。大勢の職員の方々と小さなお子さんたちもたくさん集まり、にぎやかなクリスマス会でした。
子どもたちが楽しそうに走り回り、和気あいあいのアットホームな会でした。