2021年2月25日木曜日

韓国映画ベスト100

書棚の奥から2007年の朝日新書を引っ張り出してきて眺めていたら、紹介されている映画の中でキムギドクが異様に多いことに気づきました。当時は、インディーズ風の観客を置き去りにするような映画が多い印象がありましたが、最近のポン・ジュノの映画など見ると、流れるような安定した作りの監督が増えており、明らかに韓国映画が技術的・経済的に円熟していると感じます。

2021年2月24日水曜日

新しき世界

新しき世界(2013年製作の映画)신세계/New World 上映日:2014年02月01日 製作国:韓国 上映時間:134分

韓国最大の犯罪組織に潜入した中国系韓国人の警察官(イ・ジョンジェ)の葛藤が描かれる。上司(チェ・ミンシク)と自分を慕う組織NO.2(ファン・ジョンミン)の間で揺れる、インファーナルアフェア風ゴッドファーザー。

2021年2月23日火曜日

Preoperative assessment of localized pleural adhesion: Utility of software-assisted analysis on dynamic-ventilation computed tomography

滋賀医大 永谷先生の論文がEuropean Journal of Radiologyにアクセプトされました。いつもコツコツと論文化を進めておられ敬服します。

Preoperative assessment of localized pleural adhesion: Utility of software-assisted analysis on dynamic-ventilation computed tomography
European Journal of Radiology ( IF 2.687 ) Pub Date : 2020-10-22 , DOI: 10.1016/j.ejrad.2020.109347
Yukihiro Nagatani; Masayuki Hashimoto; Yasuhiko Oshio; Shigetaka Sato; Jun Hanaoka; Kentaro Fukunaga; Ryo Uemura; Makoto Yoshigoe; Norihisa Nitta; Noritoshi Usio; Shinsuke Tsukagoshi; Tatsuya Kimoto; Tsuneo Yamashiro; Hiroshi Moriya; Kiyoshi Murata; Yoshiyuki Watanabe
Purpose To assess the usefulness of software analysis using dynamic-ventilation CT for localized pleural adhesion (LPA).
Materials and methods Fifty-one patients scheduled to undergo surgery underwent both dynamic-ventilation CT and static chest CT as preoperative assessments. Five observers independently evaluated the presence and severity of LPA on a three-point scale (non, mild, and severe LPA) for 9 pleural regions (upper, middle, and lower pleural aspects on ventral, lateral, and dorsal areas) on the chest CT by three different methods by observing images from: static high-resolution CT (static image); dynamic-ventilation CT (movie image), and dynamic-ventilation CT while referring to the adhesion map (movie image with color map), which was created using research software to visualize movement differences between the lung surface and chest wall. The presence and severity of LPA was confirmed by intraoperative thoracoscopic findings. Parameters of diagnostic accuracy for LPA presence and severity were assessed among the three methods using Wilcoxon signed rank test in total and for each of the three pleural aspects.
Results Mild and severe LPA were confirmed in 14 and 8 patients. Movie image with color map had higher sensitivity (56.9 ± 10.7 %) and negative predictive value (NPV) (91.4 ± 1.7 %) in LPA detection than both movie image and static image. Additionally, for severe LPA, detection sensitivity was the highest with movie image with color map (82.5 ± 6.1 %), followed by movie image (58.8 ± 17.0 %) and static image (38.8 ± 13.9 %). For LPA severity, movie image with color map was similar to movie image and superior to static image in accuracy as well as underestimation and overestimation, with a mean value of 80.2 %.
Conclusion Software-assisted dynamic-ventilation CT may be a useful novel imaging approach to improve the detection performance of LPA.

2021年2月22日月曜日

朝日新聞 科学季評:コロナ、縮む社交の場 文化の力奪うオンライン 山極寿一氏

新型コロナウイルスによる感染症が世界を覆い始めてから1年。
私たちが県境や国境を越えて頻繁に移動し大規模な集会を開いたことが、感染の機会を広げクラスター感染の舞台を作った。そのため、私たちは3密(密閉・密集・密接)を避けて暮らすことを余儀なくされている。その結果、人間が社会を作る上で欠かせない、移動する、集まる、対話するという三つの自由が大幅に制限された。
オンラインで多くの人とつながることで新しい対話の道が開かれ、時間やコストを軽減できるメリットが見えてきたという意見もあるが、人間が社会生活を送る上でとても大切な能力が衰え始めていると感じる。それは文化的な暮らしをデザインし、実施する能力だ。(山極寿一氏 朝日新聞)
 
コロナ禍での生活になって1年経過した。当初、学会・講演会がオンデマンドになり、たくさんのレクチャーを自由に聴講できるメリットを実感していたが、1年経過してみると、この環境に飽き飽きし始めている。どうしても自分で選択するコンテンツは、内容が似通ってきてしまう。途中で打ち切ってしまうことが簡単にできるため、その点からも相性のいいものばかり選んでしまう。 結果的に物足りなさを感じている。どうしても受け身なので、いままで、参加したことのなかった研修会などを積極的に聴講するようにしているが、それでも物足りない。なぜ、物足りないのか、山極先生のコラムを読んで妙に納得できた。
スーツを着ることも減った。パッキングすることはなくなった。交通手段や宿泊予約もなくなった。食事の計画もなくなった。そういう手間や思い悩みがまったくなくなっているのだ。コロナ禍が原因ではなく、リモート化が原因なのだ。コロナが終息しても、リモート化の流れは止まらないであろう。このままではヤバイかも、と思い始めている。いわゆるサブスク化の悪影響もある。コンテンツごとのコストが意識されないため、選択する際の本気度が減っている。つまみ食いのように、次々と別のコンテンツに変えてしまうことが多くなった。学会を視聴するか、TVを見るか、アマゾンのビデオを視聴するか、がお茶の間でモニター上で並列に並んでいるのである。逃げ場だらけなのである。筋肉の緊張感もなく、つい、だらだら・ごろごろと過ごしてしまう。
北一硝子のお猪口で冷酒を飲んでいる。酒を注ぐと、お猪口の中の水面から花火が上がっているように見え、水面に花火が映って見える。2年前に小樽の講演会にお呼ばれした際に買い求めたものである。北一硝子は現地に行かないと買えないという貴重感もあり、講演にまつわる様々な思い出が詰まっている。ネットや通販では手に入らないものの貴重さがあるように思う。
やっぱり現場に行って人と会うことは、緊張感を持って情報を吸収する経験ができる点で掛け替えのない手段だったのだと思う。というわけで、この状況の打破のために、いくつか考えていることがあるので試していきたいと思う。

2021年2月21日日曜日

第28回日本CT検診学会 学術集会

第28回日本CT検診学会 学術集会 より高みを目指して Aim Higher!
村松 禎久 大会長 (国立がん研究センター東病院)
本大会はWEB開催となりました。学術集会は2月21日(日)~3月31日(水)にオンデマンド配信を行います。

2021年2月20日土曜日

深刻な指摘にどう対応するか、事前に決めていなかったのが反省点だ

新型コロナウイルス感染者との接触を知らせるスマートフォンのアプリ「COCOA(ココア)」の一部で肝心の通知が届かなくなっていた問題で、不具合の内容や原因が昨年11月には指摘されていたにもかかわらず、厚生労働省が把握するまでに2カ月かかっていたとのことです。

COCOAの有識者会議メンバーも務める楠正憲・政府CIO補佐官は「指摘がたくさん来たとき、契約の範囲内で業者にすべて対応してもらうのは難しい。深刻な指摘にどう対応するか、事前に決めていなかったのが反省点だ」と語ったとのことです。(2021年2月 朝日新聞 小宮山亮磨記者のレポートより)

現在の行政は 「深刻な指摘があったときにどう対応するかを決めていない」ということ、また、そういう「重大な事象が発生しても事前に決めていないと対応できない」とのことです。結局、「些細に想定するような事前準備をしないし、想定外のことには対応しない」というこでです。それらを反省点だと言い切っている楠氏の卓越した辛辣さに驚きました。

2021年2月19日金曜日

第40回日本画像医学会学術集会 WEB開催

広島大学大学院医系科学研究科 放射線診断学教授 粟井 和夫 大会長による第40回日本画像医学会学術集会がWEB開催されます。本学会は、臨床医・放射線科医・病理医がそれぞれの立場から議論するユニークな学会であり、これについてはWeb開催になっても変わりません。むしろ、Web開催ではオンデマンドで3ヶ月にわたり視聴できますので、自分の都合の良い時間に臨床・放射線画像・病理を比較しながらじっくりと勉強できるというメリットがあります。例年ですと、いわゆる裏番組は見れませんが、今年は不得手な領域にも挑戦できます。みなさん、ぜひ参加しましょう。