2026年7月15日水曜日

県北地区協議会夏季勉強会 AI勉強会

県北地区協議会夏季勉強会
2026年7月15日18時より
CT機器の各メーカーのAIコンセプト
いずれも同様の画像系と操作系のAI活用
画像系は画像再構成と後処理ワークステーション
どれも面白い話題でした

2026年7月11日土曜日

急に具合が悪くなる

映画 急に具合が悪くなる
大きな出来事は起こらない淡々としたふれあい。3時間を超える長い映画であるが、しかし、冒頭から映画に引き込まれてしまった。あっという間に3時間が過ぎた。沈黙や会話、劇中劇やワークショップを追体験するようにゆっくりと時間が流れる。タイパ映画の対極といえる、同じ時間の経過を体験する映画である。
フランスと日本の言葉のやり取りが上手いと思う。ゆっくりとした会話が違和感なく聞き取れる。
名前が同じ その偶然で2人の関係は急接近する。同じ境遇が2人を近づける。共通の運命は人を結びつける。
偶然が2人を結びつける。偶然は空から天使が落とす。窓から部屋の中に鳩が飛び込んでくるのは、偶然か作為か。美しいシーンである。
偶然の介入を厄介事と捉えず、バージョンアップのチャンスのような好ましい出来事と考える。それらを包含した未知の全体像を必然と考える。
日本人の精神性が美しく描かれている。禅や武士道。相手を見つめ、話を聞く。主役の女優や長塚さんのストイックさがとてもかっこいい。
黒澤明の生きるにも通じるテーマであるが、主役は悩みや未練を既に乗り越えている。あるいは整理されている。日本人の精神性の象徴のようでもある。
この監督は足裏マッサージが好きなのですね。

原作 急に具合が悪くなる
映画を見たあとにサラッと読みました。サラリと読めます。
この原作からプロットを借りて物語にしたわけではなくて、人の出会いや死についての偶然という視点からの思索をドラマ化している。
こんなに上手い話があるのかとも思うが、嫌味がない直球勝負の映画である。
原作が書簡ということで、お互いが痛みや相手への思いやり、それぞれが辛さを隠して背筋を伸ばして書いているので、映画も病気自体には触れない。結果的に医療の介入を殆ど描かずに精神性を前面に出した美しく落ち着いた映画になった。そして介護の現場への介入がポジティブに描かれて後味の良い余韻を残す。
死は哀しいとは描かれない。健康な人も近づいてみれば何某かの病を持っている。
緩和の勉強をした頃から20年になる。当時は告知の是非が問題であった時代。悪い知らせをどう伝えるかが癌診療での課題であったが、現在では病名病状を本人と話すことが当たり前の前提になっている。
本書では、進行がん患者が普通に生活と社会活動を続けている。その社会活動の内容が主題であり、病状や医療は完全に黒子である。そういう状態こそ緩和医療の望ましい理想であった。
偶然はよいものもよくないものもある。しかし、どんなものであっても、そこに踏み跡を残していく継続した歩行である。
かつて千葉敦子の著作をずいぶん共感して読んだが、もう、当事者が自分で決定することが当たり前の状況になっている。

2026年7月8日水曜日

インビジブル

インビジブル
もう何度も見た。DVDも書棚にあるはず。TV放送していたので、また見てしまいました。
ポールバーホーベンのえげつなさが炸裂、グロさが半端ない映画です。
小学生の頃、アルゴ探検隊の大冒険では骸骨の戦士たちが登場してびっくりさせられたものだが、この映画では解剖図譜から飛び出してきたような、筋肉や臓器がついた半透明人間が暴れ回る。監督はこれをやりたかったのでしょう。透明人間になる過程で皮膚から透明になっていく。たぶん50年以上前にさいとうたかおがシャドウマンで先駆的に描いています。
現在は医療用ワークステーションで陰影付きのリアルな3次元表示が私たち自身で作成可能である。画像の進歩はすごいですね。
とはいえ女は怖い。昔の恋人にここまでするか。ケビンベーコンは天才科学者であるが上司から信用されていない。チームでもスタンドプレイが嫌われている。偏屈な科学オタクと言っても、ここまでやっちゃっていいのか? ハーバートロスのフットルースの真逆バージョン?

2026年7月4日土曜日

ディベートが苦手、だから日本人はすごい (朝日新書)

ディベートが苦手、だから日本人はすごい (朝日新書)
榎本博明 (著) 形式: 新書
相手の立場を察して論破しない。この日本的コミュニケーションが、今のグローバル化時代にこそ価値を増す!「自己主張」が欧米と異なる理由、対決しない心を作る日本語の構造など、
心理学博士の著者がさまざまな事例を挙げて日本人の美質を解明する。
【目次】
I部 私たちが見失ったもの
第1章 「抑制の美」を忘れたクレーマーたち
・「ホンネを出せばいい」という風潮
・ハッキリと自己主張できればいいのだろうか?
・そこらじゅうクレーマーだらけ
・店員に威張り散らす客、客にキレる店員
・自己主張をどこまでも貫こうとするストーカー
・学校に怒鳴り込むモンスターペアレント
・やたら言い訳の多い学生たち
・「自分の責任じゃない」と言い張る世代
・「すみません」が言えない人たち
・「場の責任」という発想
・「どうして僕が謝るんですか?」
・「なぜ落ちたんですか」とクレームをつける学生たち
・叱られると「パワハラだ」と訴える人たち
・礼儀正さと抑制の美の機器
・タテマエのもつ奥ゆかしさ
第2章 節度なき風潮――欧米流の自己主張
・ディベートは勝負を決するための自己主張
・自己正当化の社会に「申し訳ない」という気持ちはない
・「非を認めない文化」と「すぐ謝る文化」
・お客様意識で自己主張をする人たち
・メンツを潰される上司、追い込まれる部下
・注意されるとすぐに言い返す
・若い世代の物言いに居場所を失う中高年
・言った者勝ちの風潮
・責任を取らない上司、自分勝手な部下
・理屈重視で搾取される非正規社員
・失われつつある日本的な心の配慮
・若手社員は、実は人間的なふれ合いに飢えている
・「思いやりのコミュニケーション」が崩壊していいのだろうか?
II部 日本人の心の品格
第3章 日本文化に根づく「対決しない心」
・なぜ自己主張ができないのか?
・意見の伝達よりも気持ちの交流
・ヨーロッパ人が驚嘆した、対決を避ける善良さ
・命じられることなしに従う日本人の不思議
・相手の期待を裏切らないように振る舞う
・「独立的自己」に対する「相互強調的自己」
・関係性の中にこそ自分の生きる場がある
・「議論は理屈で決着がつくはず」といった幻想が争いごとを生む
・敗者をつくらない配慮
・矛盾をつくらない配慮
・日本人の心の深層に根づく「「体面を重んじる心」
・タテマエは利己的な心のブレーキとなる
・タテマエの崩壊がクレーマーを生んだ
第4章 つつましさと思いやりの美徳
・自己PRより謙虚さを好む
・日米の意識調査でわかる「遠慮する心」
・「遠慮する心」に対応する「察する心」
・自己主張に感ずる利己的な匂い
・こうして「譲り合いの心」が発達した
・なぜ言い訳を嫌うのか
・実利より名誉優先の潔さ
・思いやりの心は幼児期に植えつけられる
・子育てで権威を振りかざすアメリカ、気持ちにアピールする日本
・子育てにも対決を避ける心が反映されている
・叱られ方が心の発達の方向を決める
・「もういい」という捨て台詞の持つ意味
・お母さんは、言葉の背後の気持ちでしつける
・日本文化に根づく「許しの心」
・「申し訳ない思い」による自己コントロール
・フロイトも理解できなかった「申し訳ない思い」
・教科書に見られる日本人の心の理想―日米の比較
・人間観に見られる著しい文化差
・感情を表に出さない
・悲しいのに、なぜ微笑むのか?
第5章 日本人の心は日本語でつくられる
・「I」は私ではない
・「自」も「他」も含む「自己」のとらえ方
・場によって姿を変える「開かれた自己」
・日本人に「I」はいらない
・「I」に凝り固まらないから思いやることができる
・「I」もなければ「you」もない
・主客が溶け合う心は言語構造が生み出す
・「I」対「I」の主張の闘いが殺風景な世界をつくる
日本人のコミュニケーションについての学際的ともいえる内容を平易に記した解説書である。日本人で良かったとつくづく感じる。
表情や沈黙から感情を推し量ることができるのは島国の単一民族であるからこそであろう。手話講座を見ていると顔もコミュニケーションの道具である。聾のコミュニケーションでは表情は感情ではなく情報を伝えるために用いられる。母語の違いにより、非言語コミュニケーションは様々である。したがって、それらの共通部分、「表現された言語」で伝達し合うのが基本であろう。とはいえ、日本語と日本的コミュニケーションはとてもよいものと思う。

2026年6月27日土曜日

フロントライン

ダイヤモンドプリンセス号におけるコロナ蔓延時のDMATの対応を描いた映画。タイトルからラストマイルみたいな映画かなと勝手に思っていました。ヒューマン医療モノや感染恐怖モノと勝手に思っていました。そんなわけで全く期待しないで見たため、いい意味で足元をすくわれ冒頭からグイグイと引き込まれました。
これはNHKのプロフェッショナル仕事の流儀やプロジェクトXに近い映画です。イケメン俳優たちがたくさん出ていますが、わざとカッコ悪く泥臭く演じています。でも、それが却ってカッコいい。ドキュメンタリー映像のように医療行為そのものは映りません。有症状の演技もありません。医療スタッフや船のクルー、政府やマスコミなど災害を取り巻く周囲を描きます。それぞれの職業倫理をぶつけ合います。それがリアルでした。
昨年のキネ旬ベストテンの批評家たちの選出では30位程度、読者の選出では2位になっているのもわかります。
民意の作られ方。現代のマスコミは加害者側に立っている。視聴者もいつのまにか加害者側・批判するだけの大勢の側にいることを思い知らされました。遠方から画面越しに見て正論を吐く専門家よりも、完璧ではなくとも現場で即時対応しているクルーたちのほうが熱い。当事者感覚のない正論はただの視聴率稼ぎだったのでしょう。当時、毎晩、ニュース解説を見ていたことを思い出しました。煽られて見させられていたのかもしれません。現場に入りこまないと、当事者感覚は生まれないのでしょう。

2026年6月25日木曜日

桑田佳祐 ひとり紅白歌合戦

桑田佳祐 Act Against AIDS 2008 昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦 (¥1,980) 
アリス・イン・ワンダーランド ブルーレイ+DVDセット(Blu-ray Disc) (¥330) 
シン・ゴジラ 特別版(Blu-ray Disc) (¥1,210) 

2026年6月13日土曜日

第37回 福島県臨床画像研究会

第37回 福島県臨床画像研究会
謹啓 深緑の候、先生方におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
さて、この度下記の要領にて「第37回福島県臨床画像研究会」を開催する運びとなりました
ご多忙中とは存じますが、何卒ご出席賜りますよう宜しくお願い申し上げます 謹白
日 時:2026 年 6 月 6 日(土)16:30~18:00
会 場:福島テルサ 4F つきのわ
参 加 費:1000円
座長 遊佐 雅徳 先生 福島県立医科大学附属病院 放射線部 技師長
演者 岩永 崇 先生 福島県立医科大学 保健科学部診療放射線科学科 助教
「頭部MRIにおける撮像パラメータ設定の基本」
特別講演17:10~18:00
座長 伊藤 浩 先生 福島県立医科大学 放射線医学講座 主任教授
演者 菊地 一史 先生 九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野 助教
「神経MRI: 強調画像と緩和時間、臨床応用」
共催 / 福島県臨床画像研究会 (公社)福島県診療放射線技師会 バイエル薬品株式会社