NPO福島画像診断支援センターのサブシステム(ノートPCを用いたモバイルシステム)の外付け参照モニターとして、汎用液晶モニター(NECの MultiSync LCD-EA234WMi-BK)を設置しました。
23型高解像度1920×1080ドットのワイド液晶パネルを採用し、医用画像表示の規格であるDICOM規格に近似した表示モードを搭載。医用画像の参照用としても使用することができると謳っているモニターです。DICOM simモードに設定すると、白色をベースとし、Grayscaleを滑らかに表示できるとのことです。DICOMキャリブレーションに近似させ、医用画像表示用モニタの基準に近づけた画像参照が可能となります。
早速使ってみた印象では、CTやMRIの画像であれば十分に参照可能と思われました。また、数年使用した医療用モニターと比較すると、明るさではむしろ勝っており、決して遜色ないように感じました。
あくまで参照用という仕様ですが、DICOMを謳う23型の2Mモニターが3万5千円で手に入る時代になりました。