2015年7月4日土曜日

第5回 南東北320列CT研究会 最優秀演題決定!

去る、平成27年5月22日(金)、福島テルサ 4階研修室 つきのわにて開催された 第5回 南東北320列CT研究会にて、宮城県立がんセンターの後藤光範先生が最優秀演題賞に選定されました。 タイトルは「逐次近似再構成法による体軸方向解像度の変化について 」 です。第2回に続いて、2度めの栄誉です。
 一般演題は、以下の10演題でした。(敬称省略) 選考委員のポイントの集計で選考が行われましたが、いずれも僅差でした。

小児頭部CT撮影用プロトコールの検証 大原綜合病院 鈴木秋穂
当院に搬送された多発外傷患者の全身CT検査における総撮影時間についての検証 福島県立医科大学 田代雅実
Simulation of dose reduction in cardiac CT used in the ablation 福島県立医科大学 角田和也
逐次近似再構成法による体軸方向解像度の変化について 宮城県立がんセンター 後藤光範
頭部CTにおける体動補正”APMC”の基礎検討 大原医療センター 林下幸生
骨用再構成画像と実空間フィルター併用画像の特性について 福島県立医科大学 深谷岳史
当院における頭部3D-CTA基本画像構築について 福島県立医科大学 石田遥菜
3D-Reconの基礎的検討 宮城県立循環器・呼吸器病センター 田浦将明
PhyZiodynamicsにおける画像評価法の検討  福島県立医科大学 深谷紀元
肝3相ダイナミック造影CTのプロトコル見直し 大原綜合病院 千葉洋史

特別講演は岩手県立中部病院 放射線診断科 熊坂由紀子先生に「救急CTミニマム・エッセンス」というタイトルでお願いしました。ベストセラー「ユキティのER画像 Teaching File」の熊坂由紀子先生の実践的レクチャーです。研修医が当直で出会うことの多いコモンな救急画像を一気に見せていただき、聴講者に大いにインパクトがありました。「なるほど」「なるほど」と頷きながら画像に見入っていました。

いつもながら、終了後の情報交換会は出席者が多く(情報交換会出席が最優秀演題賞の必須条件ですので)、大いに盛り上がりました。

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