2020年4月13日月曜日

テレワーク用端末設置できました

NPO福島画像診断支援センターの遠隔読影用端末を自宅に設置しました。
今回の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、感染者の濃厚接触者となった場合に14日間出勤できなくなるというリスクに備え、急遽、設置してもらいました。これで、場合によっては自宅から読影を行える環境ができました。
最近のVPN接続は、サクサクと繋がって、施設内と遜色なく読影できました。

2020年4月12日日曜日

DIGITAL vs REAL

NHKのビッグデータ特集番組「DIGITAL vs REAL 第2回 さよならプライバシー」は面白かった。
グーグル本社にはサーバー棟が数棟立ち並び、冷却のための蒸気がもうもうと立ち上っている。まるで、原発のような様相でした。そのサーバーで全世界の個人データの解析が行われているとのこと。
今回は、ボランティアで実験に参加した方のスマホからわかるデータから、その人物像を明らかにする過程を描いています。位置情報、検索情報、写真データで、ほぼ個人を特定できる様子は、シャーロックの推理のようです。犯罪捜査やマイノリティリポートで描かれたような犯罪の予知システムも現実化されるかもしれません。
また、これらの移動データや連続したデータは、医学診断にすぐさま応用可能と思われます。どんな問診より、迅速に正確に個人の生活習慣や体力などの経時的変化、日内変動などを解析してくれるでしょう。昨年からアップルウォッチを使っているので、日々、健康情報が連続的に記録されていることを実感しています。
日本の小グループの解析でも(倫理的に配慮された)放送番組で示した程度のことができてしまうということから、グーグル本社や中国などの国家的データでは相当の戦略的解析ができているのでしょう。
Amazonのデータや 電子マネーの普及によるデータ蓄積により、電脳内にその個人の人物像が出来上がってきます。番組ではそれをデジタルツインと呼んでいます。
本日の朝日新聞によれば、グーグルとアップルが、今回の新型コロナに対して、陽性者が出た場合は過去2週間の接触情報を解析できるほか、 過去2週間に陽性者と接触した情報をアラートとして表示することができる機能を開発中とのことです。
今回のコロナ感染はITと5Gを大いに普及させるものと思います。

2020年4月11日土曜日

COVID-19の最新情報 Webカンファレンス

政府より緊急事態宣言が4/7に発令され、一旦開催中止が決定されていた、COVID-19の最新情報に関するwebカンファランスをバイエル薬品が開催してくれました。
最近、研究会・勉強会がことごとく中止されており、新鮮な情報に飢えていましたので大変貴重な機会でした。
内容は、とても分かり易く、現在の臨床で感じていた多くの疑問点の解決のヒントをご説明いただきました。
ありがとうございました。

2020年4月9日木曜日

ECR2020はオンライン開催になりました

(ECRからの通知メールの機械翻訳です )

親愛なるECR参加者、
欧州放射線学会2020の状況についてお知らせします。

ご存知のとおり、COVID-19がヨーロッパで広まったため、ECR 2020を7月まで延期することが決定されました。その時以来、発生は悪化しており、ヨーロッパは世界的なパンデミックの震源地となっています。
オーストリアの公衆衛生当局は、世界の他の多くの国々と同様に、大規模な会議を制限し、旅行禁止を実施しており、これらの制限がいつ解除されるかについての公式な示唆はありません。私たちが現在目撃しているように、ほとんどすべての専門および準専門学会および他の会議主催者は、2020年の会議をすでに、または間もなくキャンセルします。

このことを念頭に置いて、欧州放射線学会の理事会が2020年にオンサイトの欧州放射線会議を開催しないことを決定したことは非常に心の底からあり、多くのことを後悔しています。
ご想像のとおり、この深刻な決定は簡単には行われませんでした。 ECR 2020をオンサイトで開催しないという選択は、欧州放射線学会に大きな負担となり、今後の会議や取り組みにも影響を与えます。しかし、医療コミュニティとして、私たちはメンバー、パートナー、スタッフ、そして一般市民に対して社会的責任を負っています。現在の危機では、ESRは模範を示す必要があります。お客様の安全が常に私たちの最優先事項であることは明らかであり、私たちの理解と私たちの決定のサポートを心から期待しています。
会議の出席者への継続的なコミットメントとして、2020年7月15〜19日に開催されるオンライン会議としてECR 2020が開催されることをお知らせいたします。オンラインイベントに関する詳細情報は、近日中に入手可能になる予定です。まず、有用でユニークなコンテンツのみを配信するようにします。
最初のステップとして、ECR 2020で得られた豊富な優れた科学的貢献を称えるために、今後数日以内にジャーナルInsights into ImagingでECR 2020の抄録を発行します。
ECR 2020に支払われた登録料はECR 2021(2021年3月3〜7日、ウィーン/オーストリア)にも等しく有効であり、ECR 2020登録は2020年7月にオンライン会議への無料アクセスを自動的に許可します(12月31日までのオンデマンドアクセスを含む) 、2020)。登録に関して質問がある場合は、registration @ myesr.orgまでご連絡ください。現在の状況により、通常よりも少し時間がかかる場合があります。
フライトと宿泊施設の予約については、プロバイダーのキャンセルポリシーを確認してください。オーストリア政府は、旅行制限、国境の開放、7月の主要なイベントの開催許可に関する公式声明をまだ発表していないため、今すぐ無料キャンセルの資格がない場合は、予約のキャンセルを待つことを検討してください。ほとんどの航空会社は、予約したフライトのバウチャー、または別の日付や目的地への再予約を提供しています。ご利用の航空会社のホームページをご確認ください。
オーストリア政府および当局によって発行されたすべての関連規制をウェブサイトに公開します。更新を定期的に確認してください。
私たちは医療従事者であるだけでなく、家族であり、このような瞬間にお互いを助け、守ることが最も重要です。放射線医学とヘルスケアへのサービスが今よりも重要になっていることは決してありません。ESR理事会は、コロナウイルスとの闘いを支援するための継続的な貢献だけでなく、あらゆる形での
私たちの議会と社会の支援にも感謝したいと思います。今後ともこのご支援をよろしくお願いいたします。
私たちはあなたが安全を保ち、これらの試練の時間の間にあなたがすべての幸運を祈っています。
 

the ESR Board of Directors
Boris Brkljačić, Zagreb/HR
Chairman of the ESR Board of Directors
Michael Fuchsjäger, Graz/AT
President

 
Regina Beets-Tan, Amsterdam/NL
1st Vice-President
Adrian P. Brady, Cork/IE
2nd Vice-President

Lorenzo E. Derchi, Genoa/IT
Past-President

The Role of Chest Imaging in Patient Management during the COVID-19 Pandemic: A Multinational Consensus Statement from the Fleischner Society

Fleischner Societyのメンバーを中心にCOVID-19に対応するStatementが作成されました(The Role of Chest Imaging in Patient Management during the COVID-19 Pandemic: A Multinational Consensus Statement from the Fleischner Society)
Radiology Published Online:Apr 7 2020https://doi.org/10.1148/radiol.2020201365

(機械翻訳です)
世界中で900,000件を超える感染確定症例があり、2020年の最初の3か月間に約50,000人の死亡者が出ていることから、COVID-19の大流行は前例のない医療危機となっています。 COVID-19の蔓延は不均一であり、一部の地域では散発的な感染があり、COVID-19の入院患者は比較的少なく、その他の地域では地域感染があり、圧倒的な数の重症例に至っています。これらの地域では、検査能力、病床数、人工呼吸器、および個人用保護具の不足のためウイルス感染による医療従事者の減少により、医療提供が中断および危うくなっています。
軽症患者は一般的な上気道ウイルス感染症状を呈しますが、病気が進行するにつれて、呼吸機能障害が罹患率と死亡率の主な原因になります。
胸部X線撮影(CXR)とコンピューター断層撮影(CT)による胸部イメージングは​​、肺疾患の診断と管理のための重要なツールですが、COVID-19の管理におけるそれらの役割については、呼吸器疾患の重症度
、臨床検査の診断率、疾患の進行の危険因子、および重要なリソースの制約などの多因子を考慮した多変量解析がなされていません。
この欠点に対処するために、ヘルスケア環境のスペクトル全体でCOVID-19患者を管理した経験を持つ10か国の放射線科医と呼吸器科医で構成される学際的なパネルが、さまざまなリスク要因、地域社会の状況、リソースの制約を表す3つのシナリオ内でのイメージングの有用性を評価しました。
3つのシナリオと3つの追加の臨床状況内の11の決定点に対応する14の主要な質問は、胸部画像が提供すると予想される情報の予想される価値に基づいて、パネルによって評価されました。
結果が集計され、COVID-19の管理におけるCXRとCTの使用についての医師の指標となることを目的とした5つの主要な推奨事項と3つの追加の推奨事項がもたらされました。
要点

■COVID-19の疑いがあり、臨床的特徴が軽度の患者では、疾患の進行のリスクがない限り、画像検査の適応はない。
■COVID-19が確定しており、呼吸状態が悪化している患者に画像診断が必要です。
■リソースに制約のある環境では、COVID-19の疑いがあり、中等度から重度の臨床的特徴と検査前の高い疾患の可能性がある患者の医学的トリアージのために、画像検査が適応となります。

多くの一般臨床現場では(1)と(3)に相当する症例への遭遇が多くなっていると思われます。特に画像診断が必要とされる(3)の場面では、医学的トリアージとは、帰国者・接触者外来への相談を要する症例か否か?ということになると思われます。
症状や接触歴から新型コロナウイルス感染を疑う場合には、帰国者・接触者外来へ、いずれも該当せず感冒等の他疾患を疑う場合に、念のため肺野所見を確認する手段としてCTで肺野所見の有無を確認する流れとなるかと思います。この結果、肺野所見を認めた場合には他疾患による肺野陰影が多く含まれると思いますが、画像所見や臨床経過から専門外来への相談の必要性を考慮することになると思われます。

2020年4月8日水曜日

読書三昧

家の中にはいつも文庫本や新書版程度の本が数冊、放り投げてあり、TVを見ながら、あるいは就寝前などに読んでいます。昨日、安倍首相が緊急事態宣言を発しましたが、そのTV放送を見ながら、ふと目の前に積んである本のタイトルを眺めてみたら、
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書) 堀江 貴文  SB新書 価格 ¥880(本体¥800) SBクリエイティブ(2015/12発売)
ケンカの流儀―修羅場の達人に学べ 佐藤 優【著】 中公新書ラクレ 価格 ¥880(本体¥800) 中央公論新社(2015/06発売)
の2冊でした。二人とも留置場や刑務所での生活についてお書きになっています。たまたま、そんなお二人の書籍を読んでいた偶然に驚いています。
堀江氏は1年9か月収監された際に、一日平均4時間の読書の時間を作ることができたため1000冊の読書ができたと言います。
佐藤氏は獄中の512日間で学術書を中心に220冊を読み、思索したノートを62冊書いたと言います。
いずれも、制限された時間・空間の中で精力的に知識・情報の収得に努めておられました。現在、新型コロナ対策で研究会や会合の機会が減っており、また、お花見やイベントへの参加を自粛されている方も多いと思います。こんな時には、「読書」というのも、新鮮で、いい選択かなと思います。

2020年4月7日火曜日

家族の肖像

ルキノ・ヴィスコンティの「家族の肖像」をAmazon primeで観ることができました。大学生のころ、映画研究会のメンバー数名で仙台市の映画館まで見に行った映画です。
自由奔放に生きる若者と老科学者とのつかの間の接触を描いています。死を前にした老科学者の一瞬の幻だったのかもしれません。
老科学者は若者に自分と共通する「知性と教養」、自分にない「行動と破滅」を見出し、惹かれていきます。「山猫」や「ベニスに死す」などを振り返るとヴィスコンティという監督は同じテーマで重厚な作品を繰り返し作っており、初期のころから老成していた映画作家であったと思い知らされます。