2020年4月7日火曜日

家族の肖像

ルキノ・ヴィスコンティの「家族の肖像」をAmazon primeで観ることができました。大学生のころ、映画研究会のメンバー数名で仙台市の映画館まで見に行った映画です。
自由奔放に生きる若者と老科学者とのつかの間の接触を描いています。死を前にした老科学者の一瞬の幻だったのかもしれません。
老科学者は若者に自分と共通する「知性と教養」、自分にない「行動と破滅」を見出し、惹かれていきます。「山猫」や「ベニスに死す」などを振り返るとヴィスコンティという監督は同じテーマで重厚な作品を繰り返し作っており、初期のころから老成していた映画作家であったと思い知らされます。

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