2011年12月19日月曜日

群大教授暴言「福島の農家はオウム信者と同じ」

福島第一原発事故による放射能汚染地図をいち早く作製したことで知られる群馬大教授(55)(火山学)が、簡易投稿サイト「ツイッター」に、福島県の農家をオウム真理教信者にたとえる書き込みをしたなどとして、同大は7日付で訓告処分にした。
同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをし てる」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込み。教授は8日、記者会見を開き、「放射能の危険性を多くの人に迅速に伝えるために、あえて 過激にした。処分は学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判した。同大の総務部長は「研究成果とは言えず、言論統制ではない。大学にも多数の 苦情が来ている」とし、改善されない場合は懲戒処分も検討するとしている。(2011年12月9日01時53分  読売新聞)

 「福島」=「毒米」という表現は、汚染地域を福島県に限定して、自県の安全性をアピールするあざとさも感じます。汚染は群馬には濃厚に広がっていますし、宮城や岩手にも広がっています。検出限界や基準値以下であっても、東電がまき散らした「汚染物質」にまみれていることには、違いがないでしょう。
近隣の県で測定していないところ・公表していないところは、「汚染米」の可能性を否定できません。

参考:セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表
文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。 2011年9月28日 asahi.com

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