開催初日のセッション1 胸部の座長を担当しました。札幌での開催の初日のスタートのセッションであり、出席者数が十分ではありませんでしたが、それぞれの先生がたの発表も内容の濃い発表が多く、会場から活発な質疑応答が行われました。肺水腫と ARDS との鑑別、COPD の自動解析、肺表面のリンパ管の解剖学的考察、 IPF の画像的解析、 dual energy CT による肺血栓塞栓症の診断、拡散強調画像を用いた肺癌リンパ節転移の診断等、どれも興味深い内容でした。
九州大学 本田 浩教授のランチョンセミナー 放射線科の現況とこれから は社会情勢や若い世代の職業意識などから考察した職業としての放射線医療の概要を大所高所から、あるいは緻密なデータ分析からお話しされ、私たちの周囲の混沌とした思いがずいぶん整理できました。
世話人会では福島県立医科大学の宍戸教授が再来年の本学会を担当することが決定しました。
2日目は、画像診断カンファランスを聴講し、午後から北日本地区の学生・研修医に対するセミナーに参加しました。放射線科のよさをアピールし、将来の放射線科医をふやすことを目的に初めて開催されるセミナーです。私は放射線診断のパートを担当し、胸部画像診断にテーマをしぼって話をさせてもらいました。
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