10月4日、大原医療センターにて、市民けんこう講座が行われました。テーマは震災時の放射線科の対応と放射線よろづ相談です。事前案内が十分できず、参加者は少人数でしたが、かえってアットホームな雰囲気で質疑応答ができ終始おだやかな講演になりました。
参加者のおひとりが、震災時の経験を、「当時、放射線に汚染した服を脱いだり、シャワーを浴びたりすることが有効だとは知らずにただ怯えていた。行政やマスコミは、そういう情報をなぜ伝えてくれなかったのか・・・」とお話になられました。
当時は「安全だ。安全だ。」の一点張りで、福島県人は正しく怖がることも許されませんでした。
当時の行政に対する不信はいまだに根強いと思いました。
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