帰ってきた狼

なんだかよくわからない映画です。「八月の濡れた砂」の先駆的作品みたいな映画。

Chromebook

ChromeOSのノートPCを試用しています。起動が早く、バッテリーの持ちもよく、とりあえず快適。

実はGoogleがストレージのデータ容量のサイズに従量制の料金設定を行うことになったことと、自分の使っているブログやメールのストレージが膨らんできていることから、有料制にしました。そのこともあり、Google専用端末として準備しました。

とにかくGoogleを使いやすくするためのマシンのようです。文書入力などの道具として用いるには、惜しげなくサクサクと使えます。タブレットの文書入力をサクサク行うためと割り切れば、とてもよいチョイスだと思います。

ネット環境で使うことが基本のためか、Windowがサイドバーに戻ってしまうなどの理解できない動きがありますが、タッチパッドの設定をWindowsと共通に設定しておくことで、問題なく使えています。

アマゾンやGoogleなど、これからshareを拡大しようとしているメーカの端末は、いずれも、とても格安です。

サイレンサー殺人部隊

古き良き60年代のB級スパイ映画。アマゾンプライムでまとめて視聴可能になっていました。

007というよりもオースティンパワーズの原点。古き良きおバカ映画。また出会えるとは思いませんでした。タランティーノのワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドに感謝。

ところで、シャロン・テイトが出ているのはどの作品でしょう。

力道山

『力道山』（りきどうざん）日韓両国の共同製作映画。韓国公開2004年、日本公開2006年。プロレスラー力道山を題材とした伝記映画。朝鮮人としての側面にスポットを当てている。 ソル・ギョング主演。ペパーミントキャンディの主役を演じた役者である。レイジングブルのように本作品の中でひ弱な若力士からがっしりしたプロレスラーまで体型を変えている。新聞記者のヒロインのように、片言の日本語が非常にリアルである。内容は、血と骨やゴッドファーザーPARTⅡを連想させる。 久しぶりに見たが、戦後の日本の雰囲気をよく描いている。細部にこだわっていて、背景のポスターなどに郷愁を感じる。

脳はどこまでコントロールできるか？

脳はどこまでコントロールできるか？ （ベスト新書）中野 信子 （著）

われわれの思考、特に決断の過程が実は科学的・医学的な必然性があることを、さまざまな事例と研究論文を引用しながら解説しています。平易な語り口で深淵な脳科学の世界へ誘う読み物です。 

あとがきより　サイエンス：謎解きの美しさに人々は心惹かれる。

健診画像診断レクチャー

2021年8月20日　金曜日　17時から画像診断センター読影室にて開催しました。健診予防センターの水野浩志先生による胃透視画像の検討と町田技師による胃検査時の注意点のレクチャーがありました。健診予防センターと画像診断センターから20名の参加がありました。

パシフィックリム アップライジング

パシフィックリム アップライジング

2035年、ＫＡＩＪＵとの死闘から１０年後。平穏を取り戻そうとする地球に再びＫＡＩＪＵが出現。

マジンガーZ実写版の続編は最終決戦の舞台が東京、そして富士山頂です。映画自体は前作ほどの細部のこだわりがなく、単なる怪獣プロレスに成り下がっていますが、興味深い描写もあります。

本作は中国資本によるアメリカ映画として製作されたとのことです。東京の電飾などに描かれる「漢字」に中国語の簡体字が使われていて、まるで日本ではありません。日本の宣伝広告が中国に占領されているのです、中国が考える西暦2035年の地球はこうなっているだろうという、結構リアルなブラックSFになっています。

道後から横浜へ

以前、愛媛の医学放射線学会秋季大会に参加した際に　市内にホテルが取れなくて奥道後温泉に宿泊しました。
毎年夏に行われていた「肺癌画像診断セミナー」はかつて道後温泉で行っていました。現在は、お台場を経て、新横浜プリンスホテルで行なっています。

「参加者をシャッフルして相部屋になってもらう」という、コロナ禍で研修会が実施できない現在では考えられないような濃厚な寺子屋でした。あの良さをリモートで再現できないでしょうか？

映画・青春の蹉跌

一昨年ショーケンが亡くなって、DVDが発売され、久々に見ることができました。 最初に観たのは学生時代、自分たちで開催した上映会でです。

青春の蹉跌は1968年4月から9月まで『毎日新聞』に連載され、単行本化された石川達三の小説です。「蹉跌」：「つまずく」・「物事がうまく進まず、 しくじること。挫折」。セオドア・ドライサーの『アメリカの悲劇』の日本版と言われましたが、1966年に佐賀県で起きた事件をモデルとしたそうです。70年安保終焉の虚無感を背景に、出世欲に駆られたひとりの法学部学生の犯罪を描いています。 

映画は1974年6月29日公開。監督：神代辰巳。脚本：『濡れた荒野を走れ』の長谷川和彦、音楽：井上尭之、主演：萩原健一・桃井かおり。『キネマ旬報』日本映画第4位、萩原は最優秀主演男優賞を受賞。女性関係のために出世の階段から転落するという陳腐なストーリーを、早熟すぎた大学生を主人公にして、みずみずしい映像表現で描いています。エンヤートットとつぶやきながら、人生の階段を上っていく主人公の、平凡な階段に収まりきらないエネルギー、情欲と孤独、自惚れと裏切り・・・。単なるピカレスクストーリーではなく、主人公の揺らぎや軋みが描かれ、長谷川和彦の今村昌平ゆずりの実際の事件の取材手腕も活かされているのでしょうか？　スタイリッシュなシーンと即興的に撮影されたように思えるシーンの混在も新鮮でした。

石川セリ／ときどき私は……

石川セリ／ときどき私は…… (+5)
「ファンの中でも人気が高い石川セリのセカンド・アルバムが2017年最新リマスタリング音源でSHM-CD化！デビュー作「パセリと野の花」での素朴で可憐なソフトロック、フォーク路線から一転、3年間のブランクを経てリリースされた本作は、アンニュイで大人っぽい雰囲気のニュー・ミュージック路線になった。荒井由実、下田逸郎、樋口康雄、松本隆らの楽曲を中心に松任谷正隆、矢野顕子、伊藤銀次、小原礼、後藤次利、村上秀一などの豪華ミュージシャン達が参加。」

発売日　2017/02/15　備考：オリジナルリリース40周年記念　特典：ボーナストラック収録　マスタリング：2017年リマスタリング　商品形状：紙ジャケット　品番：BRIDGE-245　曲目数：17 　オリジナル発売日：1976年

インターネットで検索していてたまたま懐かしいアルバムジャケットを見つけました。「セクシー」や「つぶやき岩の秘密」などが入った超豪華アルバムです。学生時代に持っていて、よく聞きました。当時のアナログLPのような紙ジャケット仕様です。当時は2枚組LPだったように思います。「八月の濡れた砂」が入っていませんので以前持っていたアルバムとは違ったようです。残念。

『初恋』

『初恋』。2019年日本映画。監督：三池崇史。主演：窪田正孝。怪演：染谷将太・ベッキー。第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」選出作品。導入はコーエン兄弟のようにグイグイと狂っていく悪巧み計画。複数の悪党どもが三つ巴、三すくみ状態になる後半はタランティーノ。

ミネアポリス美術館 日本絵画の名品展

福島県立美術館　2021年7月8日(木)～9月5日(日)

アメリカ・ミネソタ州にあるミネアポリス美術館（Mia）は浮世絵コレクションが有名です。本展はMiaの日本美術コレクションの中から、水墨画、狩野派、琳派、南画、奇想派、浮世絵など選りすぐりの絵画90点余を公開しています。美術の教科書で見たことのある有名な作品も多く、写真撮影もOKです。

人混みを避けるには、年間パスポートで閉館間際に入館し、何回かに分けて鑑賞するのもありだと思います。

スーパーチューズデー 正義を売った日

ジョージクルーニー主演の米国選挙テーマの映画。米国選挙における清潔さの重要性をテーマとしている。

プロジェクトX

 NHK　BSでプロジェクトXの再放送をやってました。もう、20年ほど前になるのですね。リーダーの決断とぶれない胆力が繰り返し描かれます。とにかく暑かった時代ですし、番組制作者の共感が溢れています。労基法なんてどこかに忘れ去った少数の人たちの地道な努力が実りを得る。広大な裾野の頂点でたった一つのグループが栄光を勝ちうる。番組は再現ドラマでドラマチックに描くが、そこに放送当時の実際の人物を登場させることで猛烈なリアリティがある。番組作りも暑かった時代でした。

後妻業の女

大竹しのぶと豊川悦司の怪演で一気に見せるピカレスクブラックコメディです。芸達者な皆さんが集まっていて楽しく観れました。