木村和衛教授から教わったのは、放射線画像は影であること。それは、われわれの目にしているものは決して実体ではないということ。ここを勘違いしてはいけない。この教えは、分解能やアーチファクトの重要性を明確に伝えていました。そして、影は真実の一面であり、必ず真実を反映しているということです。虚像の中に必ず真実のかけらが映りこんでいます。
日記のように論文を書くこと。これは、日常の業務の中で思いついたこと、疑問点には、どんなことでも普遍的な本質が内在している。それを積み重ねていく、膨らませていくことの重要性を伝えていました。(そもそも日記を続けたことがないので、日記のようにという比喩が現実感がありませんでしたが・・・)。まだ、形になっていないようなクリニカルクエッションが、小さな疑問点を書き残していくことで、記憶に残ります。やがて方向性や具体性が明確になって行くと思います。小さな疑問の継続がテクニックとして重要に思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿