『アナザーラウンド』(デンマーク語: Druk, 英語: Another Round)。監督トマス・ヴィンターベア、出演マッツ・ミケルセン。血中アルコール濃度がどの程度の時に、人は最も効率よく行動できるか、あるいは、最もコミュニケーション力が高まるか、という酔っぱらいの自己弁護のような映画です。
2020年9月にデンマークで一般公開。第93回アカデミー賞では国際長編映画賞と監督賞にノミネートされ、前者を受賞。そのほかに第78回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞や第74回英国アカデミー賞の非英語作品賞と主演男優賞(ミケルセン)を含む4部門にノミネートされた。 トマス・ヴィンターベアが娘のイーダから聞かされたデンマークの若者の飲酒文化の話からインスピレーションを得たという。当初「アルコールがなければ世界の歴史は違っていただろうという説に基づくアルコールの祝祭」だったが、撮影開始直後にイーダが自動車事故で亡くなり、より人生を肯定するように書き直されたという。
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