2019年7月29日月曜日

クリムト展 ウィーンと日本 1900 Gustav Klimt: Vienna – Japan 1900 2019年4月23日(火)~7月10日(水)

上野 東京都美術館で開催されているクリムト展を見てきました。クリムトは19世紀末ウィーンを代表する画家です。
1. 「黄金様式」の時代の代表作《ユディトⅠ》1901年。

2. 《女の三世代》1905年。
3.「ベートーヴェン・フリーズ」
4. ヒュギェイア、「医学」のための習作。
が、圧巻でした。
伏せた視線・うつろな視線の顔の端正な表現と対照的な人体や周囲のコラージュ。まるで仮面をつけているようです。霞がかかった人体と金箔を貼った衣装や周辺。曲線と直線。生あるものと永遠との対比。

ウィーン分離派展1900年での特徴的フォントを見て、映画「愛の嵐」のタイトルで用いられているフォントを連想しました。
グスタフ・クリムトは1862-1918。『愛の嵐』(Il Portiere di notte, 英題: The Night Porter)はリリアーナ・カヴァーニ監督のイタリア映画。1957年、冬のウィーンが舞台です。ちなみに、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)は1860年7月7日 - 1911年5月18日。『ヴェニスに死す』はマーラーの死後に書かれたトーマス・マンの小説です。

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