2020年6月30日火曜日

JRC2020webの再公開が開始されました

JRC2020webの会期は終了していますが、最終日に十分な閲覧ができない事象が発生したとのことにより、6月24日(水)9:00から7月9日(木)15:00までJRSのみ再度公開されています。
今回のコロナ禍で多くの学会・研究会が中止・延期となっている中で、例年以上に教育と情報の均てん化に力を注いでいるように思います。毎年、この時期は週末に何らかの会議や講演会があり、移動していることが多かったのですが、今年は皆無です。平日の会食や会合もありませんので、webの講演会はとても嬉しいです。
JRC2020webが比較的長期間開催してくれたことにより、継続して繰り返し受講することができ、e-learningにも慣れました。

「低線量CT による肺がん検診」web会議

日本医療研究開発機構(AMED) 革新的がん医療実用化研究事業 佐川班
「低線量CT による肺がん検診の実用化を目指した無作為化比較試験研究」班
2020 年度 第1 回運営委員会 ・2020 年度 全国連絡Web 会議
2020 年6 月19 日(金)15 時―17 時
院内から個人用PCを使って参加しました。添付された配布資料をあらかじめ印刷して手元に置いておくことで、議題の進行に合わせて確認でき、リアルに集合して行う会議よりも短時間で内容の理解に集中できたように思います。

2020年6月29日月曜日

グエムル -漢江の怪物-

『グエムル -漢江の怪物-』(2006)ソウルを流れる漢江に突如謎の巨大怪物が出現し、人々を次々に襲う。グロテスクで獰猛な怪物の造形が秀逸。10年以上前の映画であるが、今見ても古さを感じさせない。パニック映画というよりも、想定を超えた事態が起きた時の国家や人々のドタバタ騒ぎを滑稽に描いており、シンゴジラの先を行く作品である。
家族が多大の犠牲を払いながら娘を救おうと奔走する姿には拉致問題が、政府のバックに明確にそびえたつ米国の存在、そしてSARS問題など、戯画化されたドラマの背景に多くの現実があることを感じさせる。
今見ると、公開当時とはまた違った印象があった。

2020年6月28日日曜日

リモート会議

定期的に行っている検討会を今回、マイクロソフトチームスを用いたリモート会議で行いました。
先日、zoomを使った会議も行いましたが、会議の実際の運用に関しては、熟知した人にそばにいてもらうのが安心です。今回は主催者側でしたので、近くに専門家がいてくれて安心でした。
リアル会議よりも共有する画面が見やすいことが一番の利点ですが、音の通りがOKかどうかの心配や、途中でWifiの不具合で「ほわっ」と接続が切れてしまっていたり、 いろいろ起きます。
ホストとして行うためには、マイクとタイムキーパーのための時計などが必要ですね。また、PCのカメラですと広角の画面に自分の顔がいきなりアップになってギョッとしますので、簡単なwebカメラと手元の照明があるとよいでしょう。
スピーカーで視聴する際にはハウリングが起きることがありますので、その際には個人ごとのイヤーホンやヘッドセットが必要でしょう。
準備としては手元の資料を迅速に呈示するためのパワーポイントやPDFファイルの整理と待機が必要です。ホストも参加者もフェイルセイフとして複数系統のデバイスを準備しておくのが安心ですね。

ECR2020 EPOS

ECR2020は7月中旬にweb開催の予定ですが、自分の投稿した電子ポスターを確認したところ、すでに閲覧可能な状態になっていました。
国立がんセンターの肺がんCT検診関連と、鈴木さん・野水さんの骨挫傷関連を含めて、大原綜合病院から7つの電子ポスターが発表されています。

2020年6月26日金曜日

超思考 北野武

超思考 北野武 (著) 形式: 185 ページ 出版社: 幻冬舎 (2013/8/23) 545円

バラ色の夢を語っても意味はない。人の世を生き抜く最低限の力をつけろ。思考停止した全国民に捧ぐ、比類無き天才・北野武の現代社会を読み解く新視点!
本文中の極端な意見、過激な言説は、あくまで読者の大脳皮質を刺激し、論理的思考力及び倫理的判断力を高めることを目的とする意図的な暴言であり、北野武の個人的思想、政治的見解と必ずしも一致するものではありません。暴言の裏が読みとれない、冗談の意味がわからない、無性に腹が立つなどの場合、ただちに読書を中止することをお勧めします。(Amazon解説より)

以下、内容からピックアップ:
夢を売るバカ、探すバカ
芸術は麻薬だ:作りたいという欲望と、売れたいという野心
昔の「普通」が今では「悲惨」:生活のレベルが低かった時代のほうが不安がなかった 
ポジションにしがみついて自主規制ばかりしている
小手先の技術は進歩したが、ヒトそのものは何千年も変わっていない
飢餓感は大事:昔は食いたいものがたくさんあった 食えない物が多かったため欲も強かった
金よりプライド・矜持:消費で解消される程度の欲か?
世の中に迎合する下品:昔は貧乏は恥ではなかった 現在は中流という群れができている
どうやって群れと違う方向へ動くか?
地道なことを教える教育が少なくなっている
礼儀はこの社会で生きるための最低の道具である
負けるケンカはしない 本命でないから遊べる
マスコミは自分の意見は言わずに、他人に語らせる

誰もが、自分の本能すら忘れてしまっているような世の中になっています。自分の意見を持たず、世間の多数の声を自分の思考の様に思っています。 欲や野心や矜持が、金のために見えなくなっているようです。本書は、本能を忘れるほど飼いならされるなよと説いています。

画像診断クイズ(肺)

バイエル薬品の造影剤と画像診断情報サイトBayer-Radiology内の 第41回 画像診断クイズ(肺)を担当しました。https://radiology.bayer.jp/training/quiz/vol41/

2020年6月24日水曜日

コペルニクスな呼吸器学

呼吸動態研究のパイオニア、かつ「コペルニクスな呼吸生理」で数学的視点から肺の解剖・生理・病態をご研究されている北岡裕子先生から、ブログ開設の連絡を頂きました。
 ご興味のある方はぜひ、ご覧になってください。

2020年6月22日月曜日

マイバックページと賭けマージャン

久しぶりに「マイバックページ」を見ました。
この映画は60年代から70年代初頭の学生運動の時代の青春物語の体を取りながら、ジャーナリズムの矜持と立ち位置を描いています。
原作者の川本三郎氏は、著名な映画評論家です。昔から、キネマ旬報の氏の映画評を読んでいました。氏が、朝日新聞社に入社し「週刊朝日」と「朝日ジャーナル」に関わっていたこと、また、当時、このような過去があったことは、この映画を最初に見るときまで知りませんでした。

今回、映画を見ていたころに、ちょうど、賭けマージャンの騒動が起きていました。
2020年6月20日の朝日新聞朝刊に「私たちの報道倫理、再点検します 朝日新聞社員と前検事長、賭けマージャン問題」という《中村史郎 朝日新聞執行役員編集担当兼ゼネラルマネジャー》の声明が掲載されました。
緊急事態宣言が出されているさなか、朝日新聞の元司法担当記者が黒川弘務・東京高検検事長(当時)と賭けマージャンをしていた問題で、読者から「権力との癒着だ」という批判が多く寄せられたといいます。結果的に、朝日新聞は今回の行為を極めて不適切だとして社員を厳正に処分したといいますが、社員は黒川氏と知り合うことで取材できるわけですから、その延長線上の職務上の行為とも思われます。と、すると、問題は「賭けマージャン」であって、これは報道倫理ではなく一般社会通念を知らなかったのか?という問題でしょう。とはいえ、朝日新聞としては取材先との向き合い方が問われる報道倫理の問題と受け止めているとのことです。特ダネと共感を求めてのめり込んでいく「マイバックページ」と重なって感じてしまいます。
中村氏は、朝日新聞記者行動基準を適宜、見直すと述べています。記者の責務として「記者は、真実を追求し、あらゆる権力を監視して不正と闘うとともに、必要な情報を敏速に読者に提供する責務を担う。憲法21条が保障する表現の自由のもと、報道を通じて人々の知る権利にこたえることに記者の存在意義はある」、また、記者は「独立性や中立性に疑問を持たれるような行動をとらない」としています。「取材先からは、現金や金券等を受け取らない。品物についても取材資料や通常の記念品等以外は受け取らない。職務の尊厳を傷つけ、記事の公正さに疑念を招くことになる」としています。

朝日新聞綱領 1952年制定
一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
一、正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。

2020年6月21日日曜日

火花

そつなくまとまった青春ストーリー。「帰らざる日々」みたいな。

2020年6月18日木曜日

蜘蛛の巣をはらう女

リズベットサランデルシリーズの最新作。スウェーデン版の3部作の後半2作分に相当する話と思っていたら、その後のストーリーでした。

2020年6月17日水曜日

Cardiovascular findings in systemic diseases

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
Symposium10 / Cardiovascular findings in systemic diseases(領域講習:1単位)
[座長]
Noriko Oyama-Manabe (Dept. of Radiology, Saitama Medical Center, Jichi Medical University)
Kei Takase (Tohoku University)
[1]Cardiac amyloidosis
 [Speaker] Seitaro Oda (Department of Diagnostic Radiology, Kumamoto University)
[2]Cardiovascular findings in systemic diseases
 [Speaker] Noriko Oyama-Manabe (Dept. of Radiology, Saitama Medical Center, Jichi Medical University)
[3]Cardiac Abnormalities in Collagen Diseases
 [Speaker] Yasuyuki Kobayashi (Dept. of Medical Information and Communication Technology Research, St.Marianna University School of Medicine, Kawasaki, Japan)
[4]Cardiovascular complications in patients with cancer treatment
 [Speaker] Hideki Ota (Diagnostic Radiology, Tohoku University Hospital, Sendai, Japan)
最近、心臓CTや心臓MRIの画像に触れることが多くなっていますので、このような纏め方で企画してもらい大変勉強になりました。それぞれの疾患についても勉強になりました。

2020年6月16日火曜日

「暗殺」

「暗殺」2015年製作/139分/R15+/韓国 原題:暗殺 Assassination。
日本統治下時代の韓国を舞台にしたサスペンスアクション。
1933年。中国杭州に作られた韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派の暗殺計画を、独立軍最強の女性スナイパー(チョン・ジヒョン)、速射砲の名手、爆弾のプロに命じる。三人を招集した臨時政府警務隊長は命令を下すと同時に臨時政府を裏切って殺し屋ハワイ・ピストル(ハ・ジョンウ)に3人を消すように依頼し、日本政府へ寝返る。
1930年代の上海と京城(現ソウル)を舞台に「ナバロンの要塞」や「ジャッカルの日」のように暗殺者が敵陣に潜入していく過程をスリリングに描いている。
最近、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の時代を描いた映画やTVドラマが 目につくようになりました。それぞれの国内のTVドラマやB級映画で(自国の目線で)描かれていた、この時代の各国の事情がIT化のおかげで他国でも見れるようになってきているのだと思います。先の「バビロンベルリン」で描かれるドイツ帝国崩壊のストーリーや「菊とギロチン」など。この映画もわが国では馴染の少ない当時の韓国を舞台にしたアクション映画です。日本軍が敵として描かれていますが、かれらを支援する日本人も描かれており、抗日的な印象はありません。むしろ、解放を諦めずに苦しい戦いを続けた独立軍や散って行った若者たちを讃えており、裏切り者を許さない視点が明確です。

2020年6月15日月曜日

医学学会のweb開催について

日本医学放射線学会が今回web開催になったことで、さまざまな影響があったと思われますので、印象を箇条書きに記録しておきたいと思います。
1.会期が延長された。通常ですと4日のところを、3~4週間に延長されました。
2.横浜までの移動や現地での宿泊が不要となった。
3.現物を見ることや人とコミュニケーションすることができなかった。特にITEMは勝手がわからないせいか、各メーカの門前で帰ってきたのではないかという不安がある。
4.通常では聴講できないような同一時間帯のセッションを聴講できた。
5.通常、自身の専門領域のセッションを優先してしまうが、今回はそれらの裏番組も聴講できた。
6.動画とcyposとがあるが、いずれにしても自宅で自分のペースで視聴できた。途中休憩したり、飲食しながらできた。
7.Cyposはノートやメモ書きする時間的余裕がふんだんにあった。
8.動画は先生方のペースや空気感が伝わってきた。
9.領域講習の受講ポイントはすぐに上限に達してしまった。(例年のリアル学会では4~6点程度しかもらっていませんでした。)
10.会場での移動時間・ 横浜での移動時間・福島からの往復時間が不要であった。
11.仕事を休むことなく、多くの演題を聴講できた。
12.結果的にとてつもなく時間を有効に使えたように感じます。

2020年6月14日日曜日

KCR-JRS Joint Symposium(Neuroimaging and Artificial Intelligence)

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催  Symposium12
KCR-JRS Joint Symposium(Neuroimaging and Artificial Intelligence)
[座長]
Yoshiyuki Watanabe (Shiga University of Medical Science)
Whal Lee (Seoul National Univ.)
[1]Synthetic MRI, developments and challenges in neuroradiology
 [Speaker] Koung Mi Kang (Seoul National University Hospital and Seoul National College of Medicine)
[2]Neuroimaging: Recent Update in Dementia
 [Speaker] Mina Park (Gangnam Severance Hospital, Yonsei University College of Medicine)
[3]AI application to chest imaging
 [Speaker] Hyungjin Kim (Seoul National University Hospital)
[4]History, future and reality of AI in medicine
 [Speaker] Young Han Lee (Yonsei University College of Medicine, Gangnam Severance Hospital)
[5]AI for Thoracic Imaging
 [Speaker] Masahiro Yanagawa (Department of Radiology, Osaka University Graduate School of Medicine, Osaka, Japan)
[6]"2.5D" Deep Neural Network-Based Cerebral Aneurysm Detection in MR Angiography
 [Speaker] Takahiro Nakao (Division of Radiology and Biomedical Engineering, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo, Tokyo, Japan)

まあだだよ

内田百閒と教え子たちのほのぼのとした交流を描いた黒澤映画。

2020年6月13日土曜日

The Power of Imaging

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催 Symposium5 / The Power of Imaging
[座長]
Shigeki Aoki (Juntendo University)
Kuni Ohtomo (International University of Health and Welfare)
[1]Optical Navigation Camera onboard Hayabusa 2 -Development to Observation-
 [Speaker] Shingo Kameda (Rikkyo University)
[2]A Short Journey Through BioImaging
 [Speaker] Shinya Komoto (Imaging Section, Okinawa Institute of Science and Technology, Okinawa, Japan)
[3]Communicating photos the power of imaging: from the photographer's point of view
 [Speaker] Kazuhiro Katada (Department of Radiology, Fujita Health University, School of Medicine)
本学会のテーマである The Power of Imaging をタイトルとしたシンポジウムです。宇宙から遠隔操作で撮影した画像・生きた細胞内機関の動態の可視化・そして人と人とのスナップショットと、3つの視点から楽しい話と素晴らしい画像を見せていただきました。

2020年6月12日金曜日

Cardiovascular findings in systemic diseases

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
Symposium10 / Cardiovascular findings in systemic diseases(領域講習:1単位)
[座長]
Noriko Oyama-Manabe (Dept. of Radiology, Saitama Medical Center, Jichi Medical University)
Kei Takase (Tohoku University)
[1]Cardiac amyloidosis
 [Speaker] Seitaro Oda (Department of Diagnostic Radiology, Kumamoto University)
[2]Cardiovascular findings in systemic diseases
 [Speaker] Noriko Oyama-Manabe (Dept. of Radiology, Saitama Medical Center, Jichi Medical University)
[3]Cardiac Abnormalities in Collagen Diseases
 [Speaker] Yasuyuki Kobayashi (Dept. of Medical Information and Communication Technology Research, St.Marianna University School of Medicine, Kawasaki, Japan)
[4]Cardiovascular complications in patients with cancer treatment
 [Speaker] Hideki Ota (Diagnostic Radiology, Tohoku University Hospital, Sendai, Japan)

本日はお日柄もよく


本日はお日柄もよく
原作 原田マハ。1962年、東京生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2002年独立後フリーランスのキュレーターとして活躍。05年、「カフーを待ちわびて」で第一回「日本ラブストーリー大賞」受賞。12年「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞。
OL 二ノ宮こと葉が、言葉のもつ限りない可能性に目覚め、伝説のスピーチライター久遠久美に弟子入りし、政党のスピーチライターとして成長していく姿を描いています。
お仕事青春ドラマ。
プレゼンテーションの秘訣が知らず知らずのうちに身に付くような気がします。

2020年6月11日木曜日

How to use RADS?

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
 Symposium16 / How to use RADS?(領域講習:2単位)
[座長]
Utaroh Motosugi (University of Yamanashi)
Masaaki Akahane (International University of Health and Welfare)
[1]Overview of RADS
 [Speaker] Utaroh Motosugi (Department of Radiology, University of Yamanashi, Yamanashi, Japan)
[2]How do We Utilize BI-RADS in Japan?
 [Speaker] Mami Iima (Institute for Advancement of Clinical and Translational Science, Dept. of Radiology, Kyoto Univ. Hosp., Kyoto, Japan)
[3]How to use LI-RADS
 [Speaker] Satoshi Goshima (Department of Diagnostic Radiology and Nuclear Medicine, Hamamatsu University School of Medicine)
[4]Prostate Imaging and Reporting and Data System (PI-RADS) for clinically significant prostate cancer
 [Speaker] Satoru Takahashi (Imaging Reserch Center, Aijinkai Takatsuki General Hospital)
 [5]NI-RADS: Neck Imaging Reporting and Data Systems
 [Speaker] Hiroki Kato (Department of Radiology, Gifu University School of Medicine)
[6]Lung-RADS
 [Speaker] Noriyuki Tomiyama (Department of Radiology, Osaka University, Osaka, Japan)
[7]RADS in Daily Clinical Practice in Japan: How I Do It.
 [Speaker] Masaaki Akahane (Department of Radiology, School of Medicine, International University of Health and Welfare, Tokyo, Japan)
最近、さまざまな領域でRADSが作成されています。本シンポジウムはそれらの現状について要領よく呈示されています。カテゴリーによって、治療方針やマネージメントの仕方に結び付けるというのが基本的考え方です。不利益につながるものをカテゴリー化するというPI-RADSやLung-RADSなどの基準は日常診療と直結しており、よくわかりました。NI-RADSの治療後マネージメントというのも目的はよく分かります。

2020年6月10日水曜日

JSRT-JSMP Joint International Session

第79回日本医学放射線学会総会 Web開催
今回の医学放射線学会総会は技術学会とのジョイントセッションも他セッションとのバッティングを気にすることなく聴講できました。胸部動態X写真の研究の一部を聴講させていただきました。
JSRT-JSMP Joint International Session Oral Image Analysis -1: Chest XP
[IS-048]Estimation of Lung Volume Changes from Dynamic Chest Radiography in Two Projections: A Computational Phantom Study

[IS-049]Detection of Arrhythmia Based on Changes in Lung and Mediastinum Density on Dynamic Chest Radiographs: A Preliminary Study

[IS-050]Pulmonary Function Evaluation Based on Respiratory Changes in Lung Density with Dynamic Chest Radiography: A Preliminary Study

[IS-051]Development of Prediction System for Pleural Invasion of Lung Cancer with Dynamic Chest Radiography: A Preliminary Study

映画 怒り

[怒り] 2016年 監督・脚本:李相日 原作:吉田修一 音楽:坂本龍一
出演者:渡辺謙 、 森山未來 、 松山ケンイチ 、 綾野剛 、 広瀬すず 、 宮崎あおい 、 妻夫木聡 、 池脇千鶴 、 田中隆三 、 今井隆文
人を疑うことを後ろめたく思う。人を信じることを試されるような3つのストーリーが描かれています。

2020年6月9日火曜日

死亡時画像診断に関するシンポジウム

第79回日本医学放射線学会総会
Symposium1:How can Radiologists / Technologists get involved with death investigation by the New Act?(領域講習:1単位)
1 The basic law to promote causes of death investigation 
2 The role of Radiologists in in-hospital deaths
3 The role of Radiologists in out-of-hospital deaths 
4 The role of Technologists in the Basic Law to Promote Causes of Death Investigation
AIに関する勉強は数年前に日本医師会の講習会を受講して以来です。今回は死後変化の基本的知識からさまざまな事例まで、放射線医学と法医学との視点から解説されており、たいへん参考になりました。