横浜での学会参加の夜は、この春から定宿となった感のあるアパホテル&リゾートでした。8時近くまで会が続いていましたので、チェックインを済ませてから、ホテル4階のコンビニで食料とビールを買い込んで部屋にこもりました。このホテルのコンビニフロアは広々としていて、ホテル客が大勢買い物をしています。
実は、最近のアパホテルは映画が無料で観れますので、予定のない夜のお愉しみになっています。(コロナ禍でホテル室内での飲食に対応していたのかもしれません。)
映画は「大河への道」と「空白」の2本を見ました。大画面液晶で快適です。
「大河への道」は、まあまあ面白かった。昔風の安心して見れるコメディ映画です。天地明察みたいな感じでした。
「空白」は、強烈だった。世の中の不寛容が極めて露骨に描かれています。そもそも真実というものが不安定であり、誰の視点の評価かによって白黒すら変わってしまう。そんな中でエスカレートしていく無責任な不寛容の不気味さ。実体のないものに押しつぶされていく人たちと、その中の光明。面白い映画でした。
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