2023年8月29日火曜日

モガティッシュ

モガティッシュ。アルゴの 2番煎じと思っていましたが、描きたかったものは南北の相違と共通点でしょう。ここで描かれた北の人たちは、このあとどうなったのでしょうか?

2023年8月27日日曜日

夜明けまでバス停で

夜明けまでバス停で(2022) · 上映日:2022年10月08日 · 製作国: · 上映時間:91分 · 監督 · 脚本 · 夜明けまでバス停で ; 監督:高橋伴明 · 北林三知子:板谷由夏 寺島千春:大西礼芳 大河原聡:三浦貴大 工藤武彦:松浦祐也 石川マリア:ルビー・モレノ
もしかしたら明日、誰しもが経験するかもしれない「社会的孤立」と「不寛容」。色々な立場の人が登場します。
埋めようのない現在の日本の格差が、どんどん悪い方へハマっていく底なし沼のように描かれます。逆転のキッカケがありません。かたや、正義感・潔癖感・被害者意識の強い者が人知れず発生します。安倍総理の銃撃を予言していたのかもしれません。
暗い話かと思ったら最終的にはホッと笑わせますが、現実には事件が起き、それをもとにして作られたとのことです。明るいわけでもないが、暗いだけでもない、プラン75に対する反論にも思えます。

2023年8月24日木曜日

トリチウムって何? 経済産業省ホームページより 

経済産業省 トリチウムって何?
トリチウムは水素の仲間(三重水素)で、日々自然に発生しているものです。そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」です。トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に弱く、紙1枚でさえぎることができます。トリチウムは、世界中の多くの原子力施設から海に放出されていますが、施設周辺からは、トリチウムが原因とされる影響は見つかっていません
トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に弱く、紙1枚でさえぎることができます。そのため、体の外にある放射性物質から人が影響を受ける「外部被ばく」は考えられません。
トリチウムを含んだ水を体の中に取り込んだ場合も、水と一緒に速やかに体外に排出(10日程度で半分が排出)され、特定の臓器に蓄積することもありません。そのため、体の中にある放射性物質から影響を受ける「内部被ばく」も他の放射性物質と比較し小さい(例えば、トリチウム水の影響はセシウム137の約700分の1)です。
トリチウムは、たんぱく質や炭水化物といった「有機物」の中の水素原子と置き換わる場合があります。このようなトリチウムを「有機結合型トリチウム(OBT)」といいます。OBTは、トリチウム水よりは体内に長く留まりますが、濃縮されることはなく最終的には体外に排出されます。OBTによる放射線の影響は、影響が小さいトリチウム水と比較しても2~5倍程度にとどまり、他の放射性物質と比べて特別に影響が大きいわけではありません
過去の原子力推進の説明と同じように、安全としか記載されていません。これが科学的説明とは思えませんので、どのような場合に危険なのかは自分で調べないとわからないようです。少なくとも希釈しなければならない点は科学的事実に基づいていると思われます。
ことさら、トリチウムという物質に焦点が当たっていますが、他の物質がどの程度含まれているかも、自分で調べないとわかりません。

ドラゴン・タトゥーの女 ハリウッド版

リズベッドサランデルの造形が何度見ても面白い。本国版3部作も面白いがデビッドフィンチャー版も面白いです。

2023年8月23日水曜日

身の回りの営みを自分磨きや自分探しの契機と読み替える

通常の業務外に3時間ほどの遠隔画像診断の時間が必要です。昼休みの1時間と院内業務終了後の2時間をそれに当てています。具体的に言うと、おにぎりやパンを食べながら昼食時間内に1時間読影をします。残りの2時間は5時の通常業務が終わってから7時までの間に行います。
後輩から大変ではないですかと質問されたことがありましたが、実はそう思ったことは一度もないのです。言われてやっているわけではなく、自分で選択して行っている、そうしたいと自分から希望して行っているので大変だ という感覚は全くありません。むしろ自分の勉強・基礎体力の維持のための筋肉トレーニングみたいな感覚でもあります。やることで知識や技術が積み重なっていくと信じています。嫌なら止めればいいだけですので…。われながら昭和のスポコンアニメ世代の考えだなあと思っていたら、朝日新聞に次のような記事がありました。
「筋トレに限らず、身の回りの様々な営みを自分磨きや自分探しのきっかけとして読み替える。こうしたある種の『想像力』が、この30年余りで生活空間の中にどんどん広がっている」そう分析するのは、「日常に侵入する自己啓発」などの著書がある大妻女子大学の牧野智和教授(社会学)だ。牧野さんによれば、日本ではバブル前後を境に、人々の成功の基準が出世や肩書などの社会的評価から、自分らしさの獲得といった個人的なものにシフトした。内面の充実に重きが置かれたことで、「あれもこれも自分磨きにつながる、という発想がリアリティーを持ち始めた」。
こいつは昭和的というよりも平成的な一般的な発想のようです。

2023年8月22日火曜日

肺がんCT検診認定医更新講習会

5年に1回、認定資格の更新が必要です。今回、1日の講習会と読影テストを受けました。講習は検診の最新エビデンス、具体的な読影法、治療の進歩との関連など、改めて勉強になりました。

DUNE 砂の惑星

小説を読んだときは歴史小説のようで途中でやめてしまったものです。デビッド・リンチ版も中世ヨーロッパ調で狭苦しい印象でした。今回の映画は画像的には石森章太郎の挿絵に近く感じました。終わってみて、えっここまでかよ?って感じです。

2023年8月20日日曜日

秋田豪雨明けの秋田訪問

秋田豪雨明けの土曜日に永楽食堂へ行ってきました。7月初めに移転したばかりの新しいお店になっていました。新政のライナップが半端なく、楽しめました。ナンバーシックスとエクリュをいただきました。どちらも日本酒らしさがなく、クセなく飲みやすいお酒です。岩がき きんきん イワシのポテトフライなどをいただきました。これだけで6000円になりますので、いい値段ですが、いろんなお酒を試したい酒飲みにはうってつけのお店です。あっというまに満席でした。
川反の酒屋さんでは豪雨時に店内まで水が上がってきたそうです。お土産には金満、ハタハタ寿司、ミズの漬物など、酒は刈穂と山本の夏の生酒を買ってきました。どちらも酸味の効いたお酒でした。
秋田新幹線こまちは出発の15分前にはホームに入っています。座って待っていれますので楽でした。

2023年8月19日土曜日

サイレントトーキョウ

西島さんと中村さんとが出てきた時にはブラックサンとシルバームーンのファイナルマッチかと、少しワクワクしましたが、人物像が腰砕けで筋もよくわからない映画でした。たくさんのいい役者がそろっているのに、全体の流れや辻褄合わせに人員がさけないのでしょうか? これだけの物を準備しても、こんな映画になってしまうのはどうしてなのか不思議です。よくぞ製作のためのお金が集まるものだと、ただ感心します。

2023年8月18日金曜日

ゴーストライター

CIAは映画ではヒーローとして活躍する場合が多いですが、介入される国にとっては厄介なスパイです。映画ではジェームスボンドの代名詞ともいうべきピアスブロスナンを英国首相として演じさせ、CIAに加担した者を憎むべき裏切り者として描きます。
久しぶりに観ましたが、ウクライナ情勢の報道などを見聞きしている現在では、情報局の有力者の権力・民間の傭兵部隊や軍事産業などとてもリアルに思えて不気味でした。
役割や住まいを受け継いだ男に前任者の呪縛が絡みついていくというポランスキーお得意のプロットです。

2023年8月16日水曜日

呼吸器内視鏡学会2023

呼吸器内視鏡学会 2023年6月30日
特別講演 食道インターベンション 膵癌アプローチ。他の領域のエキスパートの熟練の技術の習得過程を学ぶ・追体験するという栗本教授の訴えたいことがシンプルに伝わってくる好企画でした。
久しぶりのポスターセッションでの適度な大きさの完全リアルなやり取りも楽しめました。
ランチョンは遺伝子診断と内視鏡についての話題でした。 
午後はナビのセッションを聴講しました。この領域は放射線科的視点から見ると、非常に遅れている。というより、画像の進歩や技術の進歩の情報が伝わっていないと感じました。
 内視鏡推進会議では新型デバイスの開発状況が興味深く楽しめました。

2023年8月15日火曜日

『暗殺のオペラ』

『暗殺のオペラ』(Strategia del ragno)、1970年のイタリアテレビ映画。 ベルナルド・ベルトルッチ監督、ジュリオ・ブロージ、アリダ・ヴァリ主演。原作はホルヘ・ルイス・ボルヘスの小説『裏切り者と英雄のテーマ』。1971年のヴェネツィア映画祭でルイス・ブニュエル賞受賞、日本では1979年に劇場公開された。
ムッソリーニによるファシズム政権下の1936年、ひとりの抵抗運動の闘士が北イタリアの小さな町の劇場でオペラを観劇中、暗殺される。闘志は以後、町の伝説的英雄として語り継がれる存在になるのだが、事件から20数年後、その息子が町を訪れ、父親の死の真相を探っていく。
『暗殺の森』『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』『ラスト・エンペラー』『シェルタリング・スカイ』『リトル・ブッダ』と続く、撮影監督ヴィットリオ・ストラーロとの初コンビ作でもある。

2023年8月12日土曜日

シン仮面ライダー

劇場公開時にNHKのドキュメンタリーで撮影現場を特集していましたが 、あれ以上のシーンはありませんでした。即興で作ってCGで何とかするというようなことを監督が言っていましたが、それでいいのかなあ、と思っていました。複数のiPhoneで同時に録画しておいて、よい映像を使うとウルトラマンの時も言っていましたが、それでいいのかなあ、と思っていました。ストーリーの軸がなく、空虚な仮面ライダーショーでした。敵のアジトのオーロラみたいなシーンになっちゃうと、薄っぺらくて見ていて赤面します。シン・ウルトラマンといい、まぐれ当たりだったようですね、「シン・ゴジラ」は。

2023年8月4日金曜日

体操しようよ

「体操しようよ」は 2018年の日本映画。監督:菊地健雄。定年を迎えた60歳の男性ビジネスマンがギクシャクしながら地域のコミュニティに加わって行く姿をコミカルに描いています。昔の日本映画でよく見た家庭映画の定番的な 描き方です。