『暗殺のオペラ』(Strategia del ragno)、1970年のイタリアテレビ映画。
ベルナルド・ベルトルッチ監督、ジュリオ・ブロージ、アリダ・ヴァリ主演。原作はホルヘ・ルイス・ボルヘスの小説『裏切り者と英雄のテーマ』。1971年のヴェネツィア映画祭でルイス・ブニュエル賞受賞、日本では1979年に劇場公開された。
ムッソリーニによるファシズム政権下の1936年、ひとりの抵抗運動の闘士が北イタリアの小さな町の劇場でオペラを観劇中、暗殺される。闘志は以後、町の伝説的英雄として語り継がれる存在になるのだが、事件から20数年後、その息子が町を訪れ、父親の死の真相を探っていく。
『暗殺の森』『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』『ラスト・エンペラー』『シェルタリング・スカイ』『リトル・ブッダ』と続く、撮影監督ヴィットリオ・ストラーロとの初コンビ作でもある。
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