2025年10月11日土曜日

医療・運輸・接客…エッセンシャルワーカーの年収格差 初の政府調査

「エッセンシャルワーカー」にあたる医療・福祉、運輸・建設、接客・調理などの職種(社会インフラ関連職)の年収を厚生労働省が2025年版「労働経済の分析(労働経済白書)」で公表した。
就業者全体の35%を占める約2200万人を対象として23年の賃金構造基本統計調査を元に収入を分析。社会インフラ関連職の平均の年間所得は436・1万円で、それ以外の職種の540・6万円と比べ104・5万円低かった。月給は社会インフラ関連は31・6万円で、それ以外の36・1万円から約5万円低く、ボーナスなど年間の特別給与は57・1万円で、それ以外の106・9万円より約50万円低かった。 年齢に応じた賃金上昇幅が小さいことも明らかになった。20代前半までは社会インフラ関連職の方が、それ以外の職種よりも年収が高いものの、20代後半から逆転。その後、差は広がり、50代後半では約200万円の差が生じた。
朝日新聞 2025/10/01  他職種との年収格差100万円 医療・運輸・接客…エッセンシャルワーカー 初の政府調査

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