2020年1月16日木曜日

あゝ、荒野

まさに、実写版「あしたのジョー」ですね。
原作は、1966年に刊行された寺山修司の長編小説。寺山が熱烈な「あしたのジョー」ファンであることは有名ですが、『あしたのジョー』 が『週刊少年マガジン』に連載されていたのが、1968年(昭和43年)1月1日号(発売日は1967年(昭和42年)12月15日)から1973年(昭和48年)5月13日号ですので、梶原一騎やちばてつやは、この小説の存在を知っていたのかもしれません。
ジョーが菅田将暉(この映画でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞)、西のヤン・イクチュンもリアルです。力石が山田裕貴か。
爆発しそうな怒りを抱えたシンジと、言葉以外の手段で繋がりを求めるケンジの、クライマックスの戦いはケンジの勝利だったのか? コインロッカーベービーズも連想しました。

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