2022年5月14日土曜日

統計学の参考書を探したあげく、個人の蔵書について考える

もう10年以上前になりますが、麻酔科の先生が書かれた統計の参考書を参照しながらデータ整理をしていました。エクセルのアドインのCDROM付きの参考書でした。とても分かりやすい内容で、このソフトを使うと、スタイリッシュなグラフが書けるのです。その後は、JMPを愛用していました。JMPは統計のことを考えずに、エクセルのデータから直接起動します。その後で、任意の処理が行えますので、データ入力時に頭を悩ます必要がありません。データさえあれば、差がわかる処理法を探しだせます。
最近、件の参考書をふと開きたくなったところ、どこにしまったかわかりません。しまい込んだと思われるところを何箇所か探しても出てきません。仕方なくネットで検索したら絶版になっていました。それでも検索していたら、中古がアマゾンで見つかったので注文してしまいました。100円でした。すぐに届いた懐かしの参考書は、旧版の在庫なのかCDROM未開封の新品でした。自分のものより明らかに「キレイ」です。
かつて野口悠紀雄先生の超整理法を読んで目から鱗が何枚も落っこちたのと同じ衝撃でした。整理するのはあきらめてコンピュータの検索能力に依存する、蔵書もそれでいいのかもしれません。
個人宅での蔵書について考えさせられました。

0 件のコメント:

コメントを投稿