2022年11月12日土曜日

B6判のポケットサイズ『宝島』

 "RollingStone"誌の日本版を、という企画から一転、1973年7月10日、『ワンダーランド』というタイトルで植草甚一責任編集として創刊、3号目より『宝島』に改名、6号を晶文社から発行した後、休刊。その後版権がJICC出版局に移って1974年6月に復刊。グラフ誌大からB6判のポケットサイズ、翌年1月号からは紙質もザラ紙となった(1977年5月号まで)。復刊時の発行部数は7000部。カリスマ的な編集者によって先鋭化され、『宝島』はマイナー志向の超カルト的サブカルチャー雑誌として確立、ドラッグや精神文化特集など、そのマニアックさ故に部数は伸び悩んだ。発行部数が5000部程度のこともあった。
全地球カタログ、マリワナ、SF読本、国営放送、日常生活の冒険などB6ザラ紙版の数冊が書棚の奥から出てました。今さらながらアグレッシブだったんですね。

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