内閣府原子力被災者生活支援チーム医療班は「良性のしこりは健康な人にもよく見られるものだが、疫学的な調査がこれまでにない。福島県からできるだけ遠く、放射線の影響がない場所で調べる」と話している。
同チームによると、福島県内で行っている検査と同様の方法で、来年3月まで実施。日本甲状腺学会などの専門医が担当し、疫学の専門家も加えて結果を検討する。
1986年のチェルノブイリ原発事故では、数年後から周辺の子どもたちに甲状腺がんの増加がみられたため、福島県は県内の18歳以下、約36万人を対象に 甲状腺検査を順次進めている。県によると、今年3月末までに実施した3万8114人のうち、1万3646人でしこりなどが見つかっていた。
県は一定の大きさのしこりなどが見つかった186人については2次検査の対象としたが、それ以外のごく小さなしこりなどがあった1万3460人は経過観察としている。
同チームによると、福島県内で行っている検査と同様の方法で、来年3月まで実施。日本甲状腺学会などの専門医が担当し、疫学の専門家も加えて結果を検討する。
1986年のチェルノブイリ原発事故では、数年後から周辺の子どもたちに甲状腺がんの増加がみられたため、福島県は県内の18歳以下、約36万人を対象に 甲状腺検査を順次進めている。県によると、今年3月末までに実施した3万8114人のうち、1万3646人でしこりなどが見つかっていた。
県は一定の大きさのしこりなどが見つかった186人については2次検査の対象としたが、それ以外のごく小さなしこりなどがあった1万3460人は経過観察としている。
河北新報 2012年08月28日火曜日
こんな莫大な費用を要する泥縄対応を見るにつけ、やはり初動の「安全だ」宣言が軽率だったと思ってしまいます。