2018年10月11日木曜日

黄金のアデーレ 名画の帰還

『黄金のアデーレ 名画の帰還』(原題:Woman in Gold)
グスタフ・クリムトが描いた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(通称:「黄金のアデーレ」)を巡る裁判の顛末をマリア・アルトマンの実体験を基に描いた映画。
第二次大戦でナチスドイツに莫大な財産を奪われたユダヤ人資産家の娘がウィーンのベルベデーレ美術館に展示されている一家の肖像画を取り戻すために裁判を起こす。グスタフクリムトの黄金のアデーレが描かれた時代の一家の思い出。現代と過去が交互に描かれる。ナチスドイツによるユダヤ迫害の様子とホロコーストが背後に静かに描かれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿