2019年3月31日日曜日

シネアスト4 大林宣彦監督

シネアスト4 大林宣彦監督。安藤桃子との対談。
映画の神様が降りてくる瞬間がある。映画という共通言語・共通文法で作品を作れる時がある。
彼の言う映画作りは持続し続けるものの途中をスライスして切り取っているだけだと言う。予定調和はつまらない。大勢で作る総合芸術であるが故のドキュメンタリー性から逃れることはできないというメッセージ。人の真似を上手にやるより自分らしく失敗しろ。自分でなければならない。自分であるべきものを表現する。
労わり合うインタビューから伝わってくるメッセージは多い。このインタビューを活字にしてしまえばごくわずかな情報であるが、画面から伝わってくる二人の映画監督の関係性はとても活字で表現することはできないだろう。まさに、人生の瞬間を切り取っている。

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