2021年6月29日火曜日

第44回日本呼吸器内視鏡学会学術集会

第44回日本呼吸器内視鏡学会学術集会
テーマ     挑戦し続ける呼吸器内視鏡
会 期    [現地開催・LIVE配信期間]    2021年6月24日(木)~25日(金)
    [オンデマンド配信期間]    2021年6月24日(木)~7月30日(金)(予定)
会 場     名古屋国際会議場 〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号
6月24日(木)14:20~14:50 第1会場(名古屋国際会議場3号館3F 国際会議室)
会長講演 恩師の教育から学んだこと
中西 良一 名古屋市立大学大学院医学研究科病態外科学講座腫瘍・免疫外科学分野

中西会長の医師としての丁稚奉公時代の思い出が恩師の人柄の具体的紹介を通して語られました。われわれも通過した、あの頃を思い出しました。
 
6月24日(木)10:40~11:10 第1会場(名古屋国際会議場 3号館3F 国際会議室)
教育講演 2 肺区域切除に注意すべき区域解剖学的変異について
荒井 他嘉司 結核予防会複十字病院

現在もなお、肺の解剖学を追求されておられる荒井先生の継続力に圧倒されました。とても良いお話です。こういう風に突き詰めていくのかと思い知らされます。

6月24日(木)11:30~12:00 第1会場(名古屋国際会議場 3号館3F 国際会議室)
教育講演 3 細胞診による転移性肺腫瘍の原発推定
三浦 弘之 公立阿伎留医療センター呼吸器外科

細胞診もここまでわかるという魅力満載の症例集でした。

6月24日(木)15:00~17:00 第2会場(名古屋国際会議場 4号館1F 白鳥ホール北)
ワークショップ 1 末梢肺病変の確定診断(気管支鏡下生検 vs CTガイド下生検)
座長: 栗本 典昭 島根大学医学部内科学講座呼吸器・臨床腫瘍学
   臼田 実男  日本医科大学大学院医学研究科呼吸器外科学分野
Ziostation2 CT気管支ナビゲーションを用いたVFPP法の経験
安部 祐子 大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
Electromagnetic Navigation Bronchoscopy(ENB)の使用経験
井上 達哉 日本医科大学付属病院呼吸器外科
EBUS-TBNAにおける肺血管、リンパ節 Fusion画像を用いたVINCENT-Naviの有効性の検討
大野 康 岐阜大学大学院医学系研究科呼吸病態学
肺末梢病変診断におけるデジタルトモシンセシスガイド下気管支鏡の可能性
笹田 真滋 東京都済生会中央病院呼吸器内科
末梢肺病変に対する極細径気管支鏡を用いたEBUS併用経気管支針生検(EBUS-UT-TBNA)の検討
角 俊行 函館五稜郭病院呼吸器内科
原発性肺癌診断におけるCone-beam CT vs CTガイド下気管支鏡下生検
河北 直也 徳島大学大学院胸部・内分泌・腫瘍外科
肺結節に対する経気管支的生検のための気管支ルート選択技術の臨床的検討
森谷 浩史 大原綜合病院画像診断センター
CTガイド下針生検:肺癌診療における役割
下平 政史 名古屋市立大学大学院医学研究科放射線医学分野
当科におけるCT透視下肺生検
佐藤 洋造 愛知県がんセンター放射線診断・IVR部

自分も参加させていただきました。久々のリアル質疑で緊張感があり、良かったです。内容はそれぞれの演者がそれぞれの得意分野で末梢肺病変へのアプローチの夢と現実を述べておられました。

6月24日(木)8:30~10:10 第3会場(名古屋国際会議場 4号館3F 431+432)
ワークショップ 2 IP合併気胸の治療
4D-CT thoracographyとHoloeyesMRによる局所麻酔胸腔鏡下肺瘻閉鎖術の手術計画
叢 岳 福島県立医科大学低侵襲腫瘍制御学講座
間質性肺炎気胸に対するATMOS(電動式低圧吸引)管理とAwake-VATS
野田 雅史 東北大学加齢医学研究所呼吸器外科
間質性肺炎に合併した続発性気胸の術中所見と手術手技の検討
佐野 厚 東邦大学医学部外科学講座呼吸器外科学分野
間質性肺炎合併気胸の治療成績
渡邊 拓弥 聖隷三方原病院呼吸器センター外科
間質性肺炎に伴う難治性気胸症例に対するEWSを用いた気管支充填術の治療成績
佐久川 亮 岡山赤十字病院
間質性肺炎合併気胸の治療抵抗因子の検討~外科医の治療介入の意義~
齋藤 大輔 金沢大学呼吸器外科
胸腔造影と直後CTによる気漏部位同定;気胸合併間質性肺炎の治療戦略を立てるために
出嶋 仁 帝京大学医学部外科学講座

気漏CTのテクニックはとても面白かった。4DCTの最適な分野だと思います。
 
寺子屋読影セミナー
4症例を2時間かけて検討するカンファランスであり、リモート参加でも十分にリアル感を味わえました。

複数の会場の並行開催をハイブリッドで行う運営でした。リアル感もあり、かつ、たくさんの演題が聞けました。ただし、院内の業務も並行して行えましたので、ところどころ席を立たざるを得ませんでした。この方式では、学会事務局の負担は従来開催の倍になりそうですし、また、リモート部分は運営会社に頼らざるを得ない点がリスキーに感じました。

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 05月 30日     放射線診療におけるAIの潜在的臨床応用可能性:放射線診断専門医・IVR専門医の視点から     シンポジウム
2021年 05月 30日     Shared-decision making in radiorogy 推進のために     特別企画
2021年 05月 30日     膵管癌の画像診断     教育講演

2021年6月27日日曜日

あおば心・肺・脳画像カンファレンス

第10回 あおば心・肺・脳画像カンファレンス
2021年6月16日 水曜日 18時40分から20時30分
急性大動脈解離の治療戦略と術後慢性期内科管理の要点 
web配信形式で開催されました

2021年6月26日土曜日

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 06月 02日     膵癌手術のための画像診断     教育講演
2021年 06月 01日     Imaging of pancreatic and peripancreatic diseases mimicking primary pancreatic cancer     教育講演
2021年 06月 01日     頸部リンパ節転移の画像診断     教育講演
2021年 06月 01日     肩関節(疾患各論)     教育講演
2021年 06月 01日     Anatomy of the Shoulder Joint     教育講演
2021年 06月 01日     日本専門医機構と放射線科(2)     指導者講習会
2021年 06月 01日     日本専門医機構と放射線科(1)     指導者講習会
2021年 06月 01日     (脊椎から見た)全身性疾患     教育講演
2021年 06月 01日     代謝性疾患     教育講演
2021年 06月 01日     Aortic Dissection-What should radiologists know for this “dynamic” disease when making a decision about the optimal treatment?      教育講演
2021年 06月 01日     肺血栓塞栓症     教育講演
2021年 06月 01日     稀な組織型の膵癌の画像診断     教育講演

2021年6月24日木曜日

わかりやすさの罠

池上彰氏のわかりやすさの罠という新書を読んでいたら目に止まりました。池上流知る力の鍛え方というサブタイトル通り、ところどころに共感した辛辣な内容がありました。
アメリカで容姿端麗なキャスターは少数派。実力で勝ち抜いてきた猛者たちである。これに対して、原稿を上手に読む人はアナウンサーで、容姿端麗であるほうがよいということになります。学会・講演会でも、自分のデータが全くなくてもプレゼンできる人がいます。研究者というより、パフォーマーとでも言えそうな人です。アナウンサーに相当する状態かもしれません。
発信者はだれなのか。やはり、データの出所を明らかにすべきと思います。
訂正記事が多い新聞は信用できる。情報を取り扱う姿勢が反映されているからだといいます。実社会においては朝令暮改に相当するかもしれませんし、研究活動においては「方法」をいかに追試を意識して具体的に記載するかということに繋がるように思えました。
本書の内容から、ちょっと離れますが、ラジオで情報を伝えることの重要性を感じました。わたしたちはビジュアルに伝えることに慣れすぎていて、文字数の少ない限られた言葉で伝える訓練を怠っていると感じました。(実は本書の後ろのほうにラジオのことも書いてありました・・・)

2021年6月20日日曜日

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 05月 27日     
Connective Tissue Disease-Related Interstitial Lung Disease (CTD-ILD): Evolution of CT Findings, Pathology and Management     シンポジウム
Interstitial Lung Abnormality: Practical Guide to Practicing Radiologists     シンポジウム
Update for the Radiological Diagnosis of Hypersensitivity Pneumonitis in line with The First Official International Guideline     シンポジウム



2021年6月19日土曜日

「2021年度 第一回佐川班運営委員会および全国連絡会議」

AMED佐川班 JECS Study研究
web会議システムzoomを用いた「第一回佐川班運営委員会および全国連絡会議」
2021年6月18日(金)15:00-17:00開催

2021年6月18日金曜日

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

オンライン最終日に視聴しました。
Honorary Member award Ceremony
Invited Lecture 4
Infectious Respiratory Emergencies
Imaging of Pulmonary Infection
Invited Lecture 8
Lung Cancer on Chest Radiograph: Back to Basic and Revisit
たいへん珍しい感染症の画像を多数見せていただきました。また単純写真の読影技術は万国共通であると改めて認識できました。

2021年6月16日水曜日

最近の天声人語は読むに耐えないものばかりです。

最近の天声人語は読むに耐えないものばかりです。
天声人語は、朝日新聞1面の人気コラムです。1904年1月5日付の『大阪朝日新聞』2面に初めて掲載され、以後、1世紀以上にわたって継続して掲載されているとのこと。ニュース、話題を題材にして朝日新聞の論説委員が執筆し、社説とは異なる角度から分析を加えている。特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として匿名で執筆しているとのこと。
大学入試の試験問題に用いられるなど、名文の代表であった時代もある。また、国を越え、時代を越えて、さまざまな内容を引用し、一つの結論へ繋いでゆく手法など、教養と知性を感じさせるものであった。記者の能力や品格のバロメータである。
ところが、最近の天声人語は、内容が薄っぺらで、タメ口のような言葉遣い。朝日の記者の知性と教養がなくなってきていると実感させられる。時々、最終ページのTV解説と入れ間違ったのではと、見比べることもしばしばである。
とはいえ、朝日新聞には、原発廃炉の問題など、継続して地道な取材を続けている骨太の新聞記者スピリットは健在である。天声人語には、わが国の国語のお手本として、また、知性と教養を肯定する理想像として「うまい!」コラムを期待したい。

2021年6月15日火曜日

肺がん検診読影講習会の参加人数

2021年6月7日、第52回 画像診断の会を開催いたしました。今回は、福島市肺がん個別検診読影講習会を兼ねて行いましたが、加えて、福島県医師会の肺がん部会委員の先生方にも案内をさせていただき聴講可能としました。昨年、日本肺がん学会から肺がん検診に従事する読影医師に対する定期的な講習会を行うようがん検診の要綱の改定がありましたので、福島市医師会以外の先生方にも案内いたしました。
以下の先生方にご聴講いただきました。後日、福島市医師会から受講票を送らせていただきます。
福島市医師会  60名
伊達医師会 7名
安達医師会 1名
相馬医師会 15名
喜多方医師会 1名
医大医師会  7名
その他 12名
このような開催の仕方が県内の読影講習会として役に立つかどうか、県医師会の年度末の肺がん部会で協議したいと思います。

2021年6月12日土曜日

「第3回福島県CTテクニカルセミナー」 プロフェッショナル 仕事の流儀

「第3回福島県CTテクニカルセミナー」
開催日時:2021年6月12日(土)14:00~17:00
特別講演 ルーチンを”魅せる”画像に 強化する整形的画像撮影技術
富山労災病院 野水敏行先生
・すべては患者さんのために
・安全な医療、よりよい医療のために
・ルールを守ってコツコツと続けるのがプロフェッショナル
まさに現場のプロフェッショナルならではの具体的なコツが散りばめられた素晴らしいレクチャーでした。 以前から感じていた多くの疑問が払しょくされました。
そのとおりですね。こういう”志”があれば”決められたとおりに正しく撮る”ことをベースにできますね。ベースが一本あれば、日常診療であれ緊急であれ、ブレのない定型的な対応ができると思いました。

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 05月 29日
②嚢胞性膵腫瘍の画像診断     教育講演
Imaging Diagnosis of Pancreatic Inflammatory Diseases     教育講演
Radiological estimation of liver function and pathology using Gd-EOB-DTPA-enhanced MRI: current state and prospect     シンポジウム
肝Gd-EOB-DTPA造影MRIの最新撮影技術:自由呼吸下撮影を中心に     シンポジウム
MR Artifacts and Solution in Gd-EOB-DTPA-enhanced MRI of the Liver: What Should We Know?     シンポジウム
肝細胞癌のGd-EOB-DTPA造影MRI所見とその分子・遺伝子的背景     シンポジウム


2021年6月11日金曜日

ズームバック×オチアイ「孤独論」「ゲーム論」「世代論」

シリーズ「大回復」。筑波大学准教授・落合陽一が編集長となり、過去の人類の歴史を巨視して未来予測。コロナ禍であえぐ今からの「グレートリカバリー」のヒントを探るNHK特集。
「ゲーム論」コロナ禍で開催できなかったイベントがゲーム空間で行われるなど、可能性が広がる今、ゲームはこの先どこまで広がる? 学会や機器展示などもゲーム化していく兆しがある。あの宮本茂の秘蔵インタビューと、大ヒット電子ペット育成ゲームが示していた未来とは? キーワードは「没入」。
「孤独論」ステイホーム、密の回避…新様式での「孤独」への危機感を打破するヒントを探る。戦時中に説かれた「孤独」と「独りぼっち」の違い。日本の孤立支援のスペシャリスト、奥田知志とも緊急対談。不登校に気づけなくなった。「公助と自助」。
「世代論」老害にイマドキの若者など、世代の分断広がる今。オチアイが説く解決のヒントは「プルリバース」。○○世代と称する様々な切り分けがある。学校行事も続々中止、コロナ禍を生きるニューノーマル世代の強みとは? 作家・橋本治が説いた「あたり前を疑う」大切さ。

2021年6月10日木曜日

MORECT!2021 最優秀賞

6月4日に開催されたMORECT!2021において一般演題の最優秀演題が決定しました。
最優秀賞:大原綜合病院 芳賀美祐:頭部単純CTにおける水晶体被ばくを低減するための新しい方向性管電流変調技術の使用法
次点:藤田総合病院 菅野博也:当院のCT-urography ~腹臥位による撮影経験~

2021年6月9日水曜日

涼しい顔で現場を批判する、異能の政治家たちの言動の軽さ

野党政治家は何につけても批判ばかりで、コロナ対応であれ、ワクチンであれ、GOTO何たらであれ、緊急事態宣言であれ、オリンピックであれ、国民が苦悩しているとほくそえんでいるように思えます。何にでも文句ばかり言っている底意地の悪さだけが印象に残ります。特に最近の野党は一生懸命にやっている人たちへのリスペクトなく、涼しい顔で批判する倫理観の欠如した集団のようです。

マスコミもいい加減に、野党の言動を面白がって報道しないでほしいと思う。 
以下、大阪府の吉村知事に関するネット記事から、抜粋

「いつ再拡大するかわからない。ここで病床を減らしたら、大阪府が病床を減らしたと国会で言われる」として難色を示し、“理解のない野党第一党の党首にいちゃもんをつけられたらうっとうしい”とも発言している。首長は大変な思いをしてやっている。“一番悪いのは知事だ”みたいに言われてしまっては、たまんないと思う。そもそも国会議員なら、税金から多額の給料をもらっているんだから、評論めいたこと言っているだけではダメだ。責めるなら国会議員を辞めてコメンテーターとしてやってほしい」とコメント。野党の国会議員の仕事なんか、知事や市長の業務に比べれば屁みたいなものだと思う。それはテレビ番組のコメンテーターも一緒。無責任な状態で言うだけだから。後から批判するのはいくらでもできる。知事たちに対してリスペクトがなくては。云々と続いています。

 

首都圏のパニックを防ぐために、原発メルトダウンを隠蔽し、福島県民にそのまま動くなと言った民主党政権。当時の混乱は致し方なかったと思えるが、最近になり、それが良い選択だったと自己評価満足しているような言動がみられる。彼らにとっては原発事故の記憶はすでに風化し、過去の美談にしてしまいたいようである。

「直ちに影響がないから逃げるな」と言って福島県民を足止めした張本人が、いま、コロナ感染の蔓延を現政権の責任にして批判に明け暮れている。手のひらを返したように厚顔無恥に何でも言えるのが政治家の能力だとは思うが、「直ちに影響はなかったかもしれないが、未だに影響が続いている」ことは、まさかご存じなのでしょうね? この落とし前はどうなっているのか。 

いま、コロナで人の命がかかっているときに、現場で苦悩している人たちを涼しい顔で批判する。この政党の言動の軽さにあきれる。さすが「異能」を見る思いです。最近のテレビ討論会では、もうイデオロギーの時代ではないとまでペロリと言っています。一体、民主党って何?

批判の内容が薄っぺらで、マスコミコメンテータと同じ文言である。専門家頭脳のバックアップのない、こんな総論ばかりの薄っぺらな政党が、あの時、国政を動かしていたかと思うととても悔しい思いです。

福島市肺がん個別検診読影講習会

2021年6月7日、第52回 画像診断の会を開催いたしました。
今回は、福島市肺がん個別検診読影講習会を兼ねて行いました。
 
謹啓 時下、先生におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度、第52回画像診断の会を開催致します。今回は、肺がん検診の開始時期にあたりますので、胸部エックス線写真の読影講習とさせていただきます。関係の先生方には、ぜひ、ご視聴をお願いします。
本会は、画像診断に関する技術の向上を目的とし、福島県北地区の医療の向上・連携を図り、地域の福祉に貢献したいと考えております。今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)による社会情勢を鑑み、ご参加いただく先生方の健康や安全面などを検討しWeb開催を中心にて実施いたします。当会の趣旨にご賛同いただき、ご参加いただければ幸いでございます。
日時:令和3年6月7日(月) 18:30~19:30
場所:ZOOM形式にて配信
事前に登録用のアドレス、QRコードを呈示いたします        
(福島テルサ 4階 「つきのわ」より配信いたします。) 福島市上町4番25号 TEL:024-521-1500
司会:大原綜合病院 副院長 森谷浩史 先生
【情報提供・一般演題】 (18時30分~19時) 
「本年度肺がん検診に関わる変更点」 福島市 高齢福祉課
「福島市肺がん検診の概要」 さくま内科クリニック 佐久間文隆先生
「胸部写真撮影における注意点」 大原綜合病院 清水文彦先生
「CTにより検出した微小結節の取り扱い」 福島医大 箱崎元晴先生
【特別講演】 (19時から19時40分まで)
『胸部単純写真上の肺がん所見の成り立ち―造影CT画像から単純写真の所見を振り返るー』
大原綜合病院 画像診断センター 森谷浩史 先生
昨年、日本肺がん学会より、肺がん検診に従事する読影医に対して年1回以上の症例検討を含む研修会を開催することが義務付けられました。本会では学会から提示された内容に準じて、地域で経験した事例の胸部写真をもとに、改めて所見を拾い上げるシムレーション研修を行いました。webと現地参加の先生方を含めて100名ほどの参加がございました。市医師会より受講票を発行することになっておりますのでお待ちになっていてください。
また、今回はリモート開催であることから県内の他医師会の読影の先生方も聴講可能とさせていただきましたところ、相双地区や会津地区からもご参加いただきました。
本年度も肺がん検診が開始されましたので、よろしくお願いいたします。

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

Invited lecture 2
Imaging of Immunotherapy for Lung Cancer. Mizuki Nishino


2021年6月8日火曜日

第25回 画像診断セミナーのご案内

第25回 画像診断セミナーのご案内
謹啓 時下 ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、この度、「第25回 画像診断セミナー」を開催する運びとなりました。
ご多忙の中とは存じますが、当会の趣旨にご賛同いただき、ご参加いただければ幸いでございます。   
日時:2021年7月28日(水)18:00~19:00
会場:Microsoft Teamsを用いたWeb開催
情報提供: オムニパークシリンジ製剤の適正使用について
オープニングおよび進行   大原綜合病院 画像診断センター 森谷浩史 先生
  ≪ワークショップ≫  18:10~18:30  
             脳CTの画像について学ぼう ー演題名は仮題ですー(各10分)
頭部CTにおけるdeep learning再構成の検討 大原綜合病院 三浦 夏美 先生
頭部CTの線量と画質 大原綜合病院  村松 駿  先生
  ≪特別講演≫ 18:30~18:50
『頭部CTへの逐次近似再構成の応用 ー灰白質の描出が明瞭化するー』
福島県立医科大学 放射線医学講座  関野 啓史 先生
クロージングリマーク    大原綜合病院  放射線科技師長 安藤 智則 先生
※ご参加を希望される方は事前にMicrosoft Teamsのご招待メールを送信致しますので、 
  GEヘルスケアファーマ㈱小西和男宛 kazuo.konishi@ge.com まで、ご施設名、
  ご芳名、E-mailアドレスの送信をお願い致します。※当日の参加ゲスト名には、必ず施設名と参加者氏名、複数の場合は人数をご記入の上、ご参加下さい。

2021年6月7日月曜日

ZOOMで初孫とご対面!

コロナ禍でのコミュニケーションツールとして、ZOOMやTeamsを用いることが一般的になってきました。関連メーカの関係者で行う場合はTeamsが多いようです。院内や個人的な使用ではZOOMを用いています。
リモートコミュニケーションに慣れなくてはと、ZOOMの無料アカウントを設定して家族を相手に時々練習しています。先月、初孫が産まれましたので、さっそくZOOMでご対面できました。

2021年6月6日日曜日

MORE CT! 2021 終了しました ご参加ありがとうございました

6月4日はご視聴・ご協力ありがとうございました。
おかげさまで moreCT2021 終了いたしました。
 
現地参加者20名+アルファ、リモート参加者50名の合計70名ほどの参加でした。
なにぶんにも不慣れなため進行がモタツク場面もありましたが、皆さまのご協力で無事開催することができました。
福島医大の新キャンパスからもリアル参加いただき、新しいネットワークができてきていると実感しました。 
最大数十名が入れる会場に分散して椅子を配置し、空間的な密を避けました。入室時に記銘をお願いし、症状申告と体温チェックを行いました。また、ワクチン接種の有無を申告いただきました。ほぼ接種すみの医療者の参加でした。

当日の運営に関しては、あらかじめ動画でいただいた3分間発表は非常にシンプルにまとまっており、スムーズに進行できました。視聴していても、とてもわかりやすく、皆さんが推敲を重ねた結果だと思います。
今後も、試行錯誤しながらハイブリッドの良い形を目指していければと思います。

一般演題はどれもとても分かりやすく、臨床的なインパクトや現場での活用についても明確に述べられており、たくさんのアイディアが散りばめられていました。視聴された先生方にとっても、たいへん充実した時間だったのではないかと思います。
恒例の優秀演題の選定では、どの演題も素晴らしい内容でしたので、一般演題の審査のご協力をお願いした先生方にはご苦労をおかけしました。重ねて御礼申し上げます。
審査は11名の先生方のご投票で行いました(自施設の演題には投票できないルールとしました)。審査の結果、
最優秀賞:大原綜合病院 芳賀美祐:頭部単純CTにおける水晶体被ばくを低減するための新しい方向性管電流変調技術の使用法
次点:藤田総合病院 菅野博也:当院のCT-urography ~腹臥位による撮影経験~
でした。おめでとうございます。
後日、表彰状と副賞をお届けいたします。
 
特別講演の大田先生にはリアル講演をしていただき、分かりやすい講義とインパクトのある画像をたくさん見せていただきました。心大血管系のご専門であり、多くのMRIの業績をお持ちの先生ですが、今回は会の趣旨に合わせてCTを用いた診断方法にフォーカスして話をしていただきました。先生の引き出しの多さに改めて感銘を受けました。
久々のリアル講演もとてもよかったです。ありがとうございました。
 
MORE CT! 2021開催日時 令和3年6月4日18時から
会場 上町テラス・大原記念ホールより ハイブリッド開催 一般演題
大原綜合病院 三浦夏美:頭部単純 CT における Deep Learning Reconstructionをした低線量撮影の可能性:通常線量画像との比較
福島県立医大 齋藤将輝:Metal Artifact Reduction -やっぱり新しい装置は皆を幸せにする-
大原綜合病院 芳賀美祐:頭部単純CTにおける水晶体被ばくを低減するための新しい方向性管電流変調技術の使用法
福島県立医大 吉井斗輝也:妊婦胸部CT撮影時のプロテクター有無の検討
大原綜合病院 田中勇斗:側頭骨撮影におけるガントリチルト
藤田総合病院 菅野博也:当院のCT-urography ~腹臥位による撮影経験~
宮城がんセンター 後藤光範:Z軸方向NPSを用いたスライス厚推定の試み
ミニレクチャー大原綜合病院 森谷浩史:微小肺がんの画像診断
特別講演 座長 森谷浩史先生(大原綜合病院)「肺高血圧症の画像診断~CTEPHを中心に~」
東北大学大学院医学系研究科 先進MRI共同研究講座准教授 大田英揮 先生
特設ホームページ https://hrshmoriya.wixsite.com/morect/

2021年6月5日土曜日

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 05月 26日     
特発性間質性肺炎     シンポジウム
冠動脈CTのABC・心臓MRIの読影の基礎     教育講演
Response evaluation and complications after therapy for lung cancer     教育講演
肺結節の画像診断に必要な定量的解析とAI解析     教育講演

2021年6月2日水曜日

第80回日本医学放射線学会総会オンライン参加

2021年 05月 25日     
Imaging for Thymic Epithelial Neoplasms     シンポジウム
MRI diagnosis of thymic epithelial tumors     シンポジウム
胸腺上皮性腫瘍のCT診断     シンポジウム
A Computerized Approach for Pulmonary Nodules     シンポジウム
Low-dose CT screening for lung cancer in Japan and perspective of diagnostic imaging approach in lung cancer     シンポジウム