第44回日本呼吸器内視鏡学会学術集会
テーマ 挑戦し続ける呼吸器内視鏡
会 期 [現地開催・LIVE配信期間] 2021年6月24日(木)~25日(金)
[オンデマンド配信期間] 2021年6月24日(木)~7月30日(金)(予定)
会 場 名古屋国際会議場 〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号
6月24日(木)14:20~14:50 第1会場(名古屋国際会議場3号館3F 国際会議室)
会長講演 恩師の教育から学んだこと
中西 良一 名古屋市立大学大学院医学研究科病態外科学講座腫瘍・免疫外科学分野
中西会長の医師としての丁稚奉公時代の思い出が恩師の人柄の具体的紹介を通して語られました。われわれも通過した、あの頃を思い出しました。
6月24日(木)10:40~11:10 第1会場(名古屋国際会議場 3号館3F 国際会議室)
教育講演 2 肺区域切除に注意すべき区域解剖学的変異について
荒井 他嘉司 結核予防会複十字病院
現在もなお、肺の解剖学を追求されておられる荒井先生の継続力に圧倒されました。とても良いお話です。こういう風に突き詰めていくのかと思い知らされます。
6月24日(木)11:30~12:00 第1会場(名古屋国際会議場 3号館3F 国際会議室)
教育講演 3 細胞診による転移性肺腫瘍の原発推定
三浦 弘之 公立阿伎留医療センター呼吸器外科
細胞診もここまでわかるという魅力満載の症例集でした。
6月24日(木)15:00~17:00 第2会場(名古屋国際会議場 4号館1F 白鳥ホール北)
ワークショップ 1 末梢肺病変の確定診断(気管支鏡下生検 vs CTガイド下生検)
座長: 栗本 典昭 島根大学医学部内科学講座呼吸器・臨床腫瘍学
臼田 実男 日本医科大学大学院医学研究科呼吸器外科学分野
Ziostation2 CT気管支ナビゲーションを用いたVFPP法の経験
安部 祐子 大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
Electromagnetic Navigation Bronchoscopy(ENB)の使用経験
井上 達哉 日本医科大学付属病院呼吸器外科
EBUS-TBNAにおける肺血管、リンパ節 Fusion画像を用いたVINCENT-Naviの有効性の検討
大野 康 岐阜大学大学院医学系研究科呼吸病態学
肺末梢病変診断におけるデジタルトモシンセシスガイド下気管支鏡の可能性
笹田 真滋 東京都済生会中央病院呼吸器内科
末梢肺病変に対する極細径気管支鏡を用いたEBUS併用経気管支針生検(EBUS-UT-TBNA)の検討
角 俊行 函館五稜郭病院呼吸器内科
原発性肺癌診断におけるCone-beam CT vs CTガイド下気管支鏡下生検
河北 直也 徳島大学大学院胸部・内分泌・腫瘍外科
肺結節に対する経気管支的生検のための気管支ルート選択技術の臨床的検討
森谷 浩史 大原綜合病院画像診断センター
CTガイド下針生検:肺癌診療における役割
下平 政史 名古屋市立大学大学院医学研究科放射線医学分野
当科におけるCT透視下肺生検
佐藤 洋造 愛知県がんセンター放射線診断・IVR部
自分も参加させていただきました。久々のリアル質疑で緊張感があり、良かったです。内容はそれぞれの演者がそれぞれの得意分野で末梢肺病変へのアプローチの夢と現実を述べておられました。
6月24日(木)8:30~10:10 第3会場(名古屋国際会議場 4号館3F 431+432)
ワークショップ 2 IP合併気胸の治療
4D-CT thoracographyとHoloeyesMRによる局所麻酔胸腔鏡下肺瘻閉鎖術の手術計画
叢 岳 福島県立医科大学低侵襲腫瘍制御学講座
間質性肺炎気胸に対するATMOS(電動式低圧吸引)管理とAwake-VATS
野田 雅史 東北大学加齢医学研究所呼吸器外科
間質性肺炎に合併した続発性気胸の術中所見と手術手技の検討
佐野 厚 東邦大学医学部外科学講座呼吸器外科学分野
間質性肺炎合併気胸の治療成績
渡邊 拓弥 聖隷三方原病院呼吸器センター外科
間質性肺炎に伴う難治性気胸症例に対するEWSを用いた気管支充填術の治療成績
佐久川 亮 岡山赤十字病院
間質性肺炎合併気胸の治療抵抗因子の検討~外科医の治療介入の意義~
齋藤 大輔 金沢大学呼吸器外科
胸腔造影と直後CTによる気漏部位同定;気胸合併間質性肺炎の治療戦略を立てるために
出嶋 仁 帝京大学医学部外科学講座
気漏CTのテクニックはとても面白かった。4DCTの最適な分野だと思います。
寺子屋読影セミナー
4症例を2時間かけて検討するカンファランスであり、リモート参加でも十分にリアル感を味わえました。
複数の会場の並行開催をハイブリッドで行う運営でした。リアル感もあり、かつ、たくさんの演題が聞けました。ただし、院内の業務も並行して行えましたので、ところどころ席を立たざるを得ませんでした。この方式では、学会事務局の負担は従来開催の倍になりそうですし、また、リモート部分は運営会社に頼らざるを得ない点がリスキーに感じました。