2021年7月30日金曜日

アバター

コロナ禍での愛玩ロボットについて書いたら、インターネットの仮想空間内でのアバターがとても進化しており、新しいコミュニケーション手段として用いられていると教えていただきました。スマホでは簡単に自分のアバターを設定し、3DCGとして動かすことができます。自分で手を加えたいと思えば、PCで動作する無料ソフトが作られており、プロ級の3D画像を作成できます。unityやblenderをいじってみましたが、こんなことが個人のノートPCでサクサクと出来てしまうことに驚きました。登場人物を準備して、簡単な映画を作ることもできそうです。リアルタイムにアバター同士でコミュニケーションしたり、人工知能がコミュニケーションしたり、この領域は物凄いスピードで発展しています。何はともあれ、いじってみると驚愕し通しです。

2021年7月29日木曜日

画像診断 Vol.41 No.9 2021年8月号

画像診断 Vol.41 No.9 2021年8月号 CT再入門―新技術で何がわかる?―
定価: 2,750円(税込) 発行年月: 2021年07月25日発行
骨梁構造の描出 森谷  浩史,佐藤  勝彦 ................................. 968-970
末梢気管支の描出 森谷  浩史,平井  健一郎,  星野実加  ..................... 971-973
一部、執筆させていただいた 雑誌 画像診断 CT特集号が発刊されました。
慶応大学 陣崎教授の発案で纏められた珠玉の1冊といっても過言ではない特集です。
現在のCTの最先端技術と臨床応用の数々が網羅されています。若い先生方や技師さんたちにとって、新しい研究テーマの芽や臨床応用へのアイデアがたくさん詰まっているとんでもない本です。ぜひ手元においてパラパラ捲ってみてください。

2021年7月28日水曜日

ことば力アップ

昨年、川西町の遅筆堂を訪問してから、井上ひさしの日本語関連のエッセイなどを読んでいて、日本語の語感や意味深さを忘れていることに気づいた。高校生の頃、国語が好きで、文庫本を読み漁っていたことを思い出した。たまたま出会った高校教師の講義が面白かったことがきっかけであった。
NHKラジオで「ことば力アップ」という番組があることを知り、今年の4月から聞いているが、様々な視点で言葉を使う際の注意点が述べられている。さすが、NHKラジオのアナウンサーは日本語の達人である。毎週、納得しながら聴講しています。

2021年7月27日火曜日

第25回 画像診断セミナー

大原綜合病院で以前から行っております「画像診断セミナー」を今週水曜日 2021年7月28日に行います。
今回は福島医大の関野先生に特別講演をお願いしております
お時間のある先生方はぜひご参加ください。
質問などありましたら、ぜひビデオオンで顔をさらしてご発言ください。
全国から多数の参加希望をいただいております。
参加を希望される先生方はGEヘルスケアの小西さんまでメール願います。

2021年7月25日日曜日

RSNA2021演題採択されました

当院から登録していたRSNA2021演題が7つ採択されました。Grantを頂いている呼吸動態関連が1演題、moreCT2021から継続して技師さんたちが頑張ってくれている頭部CT関連が2演題、胸部CT関連が3演題、そして骨CT1演題です。

2021年7月23日金曜日

サイレンサー沈黙部隊

古き良き60年代のB級スパイ映画。007というよりもオースティンパワーズの原点。古き良きおバカ映画。また出会えるとは思いませんでした。タランティーノのワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドに感謝。

2021年7月21日水曜日

ズームバック×オチアイ 大回復 グレートリカバリー (3)「環境論」

第3回は「環境論」。オチアイが説くデジタル時代の最新環境論!
筑波大学准教授・落合陽一編集長が人類の歴史を巨視して未来予測。コロナ禍であえぐ今からの「グレートリカバリー」を探る!
地球環境の危機で相次ぐ異常気象。長年変わらなかった環境への意識だが、近年のSDGsの本質は? 水俣に寄り添った作家・石牟礼道子から環境汚染と経済や行政の関りを考察する。

2021年7月18日日曜日

ひとよ

親の思いと子の思い。寡黙な田中裕子の心の裏側を佐々木蔵之介が代弁しているのでしょうか。ひとよいう言葉はどういう意味? 漢字ではどう書くの? いろいろ想像させる映画でした。

2021年7月15日木曜日

■総合診療セミナー3(生涯教育・研修医セミナー) 日常診療に役立つ関節の画像診断

第40回 日本画像医学会 学術集会 2021年3月17日
■総合診療セミナー3(生涯教育・研修医セミナー) 日常診療に役立つ関節の画像診断
座長 野崎太希(聖路加国際病院放射線科)
1)肩関節の解剖と画像診断   荒井 学(慶應義塾大学放射線科学(診断))
2)日常診療で出会う膝関節の画像診断  (半月板、靭帯以外)   越智純子(吹田徳洲会病院放射線科)
複合関節 ball&socket 腱板断裂 SLAP 反復性脱臼
SIF AVN OCD 滑膜嚢胞 滑液包炎 ガングリオン 膝窩嚢胞

2021年7月14日水曜日

アマゾンプライムデイ

アマゾンで特売をやっていましたので、エコードットという音声指示できるミュージックプレイヤーとキンドル端末を買ってみました。
キンドルの白黒液晶は昔のパワーブックの雰囲気あり。文庫本みたいで面白いです。文字系の本を読まない人には不要でしょう。
エコードットは驚異的です。AI家電って、こんな風になっていくのだなと実体験できます。先日見たクドカンのコメディがよく実感できます。

2021年7月12日月曜日

バルンガ

最近、ウルトラQの4Kリマスター版をNHKBSで放送しています。1960年代に放送されていた円谷プロのSFアンソロジーです。その後のウルトラマンなどの先駆的シリーズであり、今見ても、これだけの内容を30分にまとめ上げていることに驚きます。 先日放送されていたバルンガはエネルギーを食って成長する風船の怪物です。武器弾薬を吸収しながら成長していく怪物に人類は手も足も出ません。電気を失って電車や車が止まった平穏な都心で「バルンガは怪物ではない。自然現象だ」とつぶやく科学者の言葉は、まるで原子力災害やコロナ禍を予見していたように思えます。

2021年7月11日日曜日

悪魔が来たりて笛を吹く

横溝正史は系図を描かないと理解出来ません。この話は特にそうです。
道徳と倫理観とが社会のベースに存在することがこの犯罪の前提条件です。その背景をどうやって描くかが、この話の映像化のカギでしょう。貴族と小作人との絶対的格差が映像の背景で表現されていると実感が出たと思います。孤立した村や島の話ではなく、貴族の屋敷での話なので、映像が貧相ではお話になりません。階級の違いのディテールをそれぞれの日常生活の映像の中で圧倒的リアリティで表現してもらえたらよかったと思います。

2021年7月9日金曜日

ブラッドレイン 第1作から第3作

意味もなく血しぶきが飛ぶ、こういうB級ジャンク映画ははっきり言って好きです。主役が女性である理由も特にないわけですが、古来、吸血鬼に血を吸われるのは女性ですので、その反撃の意味を込めてのスーパーヒロインでしょう。さらに混血が彼女を強くしているという、進化論的に淘汰された者という設定です。第1作目の「ブラッドレイン」は2006年度ラジー賞にノミネートされました。ラジー賞(Razzies)は、正しくはゴールデンラズベリー賞(Golden Raspberry Award)といいます。毎年、アカデミー賞授賞式の前夜にその年の「最低」の映画を選んで表彰するものです。最低作品賞 、最低主演女優賞:クリスタナ・ローケン、最低監督賞:ウーヴェ・ボルなど多くの関係者がノミネート されています。B級映画のお手本のような栄光の映画です。
ターミネータ3のクリスタナ・ローケンが主役というだけでOK、みたいな映画ですが、ベンキングズレーやウドキアなど一流の役者もそろっています。第2作目の「ブラッドレインII デリバランス」はトランシルバニアから、いきなり西部へ舞台を移し、ビリーザキッドと戦います。主役はナターシャ・マルテという女優に代わっています。この女優は男性陣の中にあって小柄すぎて貧相に見えます。薄汚く、弱く、頭が悪そうで、いいところが全くないヒロインでした。ストーリーも盛り上がらず、ラジー賞にすら無視されています。鉄道が絡み、「ウエスタン」のパクリのような音楽の使い方でした。第3作の「ブラッドレイン 血塗られた第三帝国」はナチスドイツと戦う話で、雰囲気的には吸血鬼の血が馴染む背景設定です。強力なヒーロー・ヒロインがいれば、それに対する悪が生まれるという、ヒーロー物の一つのお約束展開となっています。冒頭、カッコつける割に弱いレイン役はナターシャ・マルテです。

2021年7月7日水曜日

ブラッドレイン

ゲーム原作の吸血鬼映画です。ターミネータ3の女性型ロボット役の女優クリスタナ・ローケンがヒロインです。ベン・キングズレー、マイケル・マドセン、ウド・キア、ジェラルディン・チャップリンなど有名どころが脇を固めています。ウドキアは懐かしや「処女の生き血」のドラキュラ伯爵でした。全体が暗く陰気な色調で統一されていていいのですが、登場人物が類型的です。

CT定例ミーティング開催

2021年6月30日。定例のミーティングをリモートで開催しました。
参加人数が少なめでしたが、内容は濃く、深く掘り下げられており、とても面白かった。いずれの検討も実臨床での活用を目標としていることが明確であり、理解できる内容であった。当院の新人技師の成長にも目を見張るものがあった。 
コロナ自粛で世界中が歯がゆい思いをしていると思うが、そんな境遇でもやれることはあるし、やらなければやらないままになってしまう。個人のスピリットが前面に浮き彫りになる時代である。だからこそ、気持ちのある者どうしが顔を合わせることはとても良いことだと思います。

2021年7月4日日曜日

コロナ禍と室内ペット

コロナ禍の中で室内でのペット動物の需要が増加していると言う。一旦、ペットを飼うと旅行や出張に出かけづらくなるものだが、現在のコロナ禍では、そのような懸念は足かせになっていないようである。
ソニーがアイボというロボット犬を販売するごとに予約が殺到し、完売していたという、かつての状況を思い出した。ロボットであれば留守にするときには、電源オフにしたり、留守番ロボットとして機能させたりができるので、アフターコロナにおいても、より現実的である。
かつてスタンリーキューブリックが「2001年宇宙の旅」で描いた人類の進化は、原人が道具を得る、道具が人類を超える、時間・肉体のない世界、であった。きわめて先駆的に現在の状況を予感し得ていたと思う。彼が構想し、結果的にスティーブンスピルバーグが映画化したAIは子供型ロボットの憂鬱を描いた、鉄腕アトムみたいなお話である。少年型ロボットは子供のいない夫婦の愛玩用に作られ、脇役で登場するジュードロウ演じるジゴロ・ジョーはセックスロボットとして作られた。スピルバーグは子役を主役にしたピノキオやオズの魔法使いのようなストーリーに描いたが、もしキューブリックだったらジゴロ・ジョーあるいは別の女性型ロボットを主役にしたエクスマキナのような成人向けストーリーにしたのではないかと想像している。
室内ペット需要増のニュースから、巣ごもり愛玩用のアイボ、ウイルスフリーの大人用ロボットまで、想像してみた。

相馬市を訪問いたしました

6月 25日、NPO福島画像診断センターの業務に関連して、相馬市を訪問しました。午後、自宅を出て、目的地までドアtoドアで1時間でした。東北中央道の開通で、相馬がとても近くなったと実感しました。
訪問先では、懐かしい先輩にお会いできて感無量でした。

2021年7月3日土曜日

立花隆さん 逝く

NHK クローズアップ現代 2021年6月末などなど
平成21年に行われた東京大学の文化祭「駒場祭」で、立花さんの講演を聞きに訪れた聴講者に配られた「二十歳の生き方十箇条+α」、そこには「新しい時代は常に若い人たちが作る」「フロンティアへ飛び出せ」とかなど、合わせて13の心構えが記されています。
「ナイーブさと賢さを同時に持て」「ニッチを発見せよ」「自分の欲求と能力を知るべし 価値体系が自分を作る」「世俗的な成功を求めるな」「生き方の美学を作れ」「バックグラウンドを踏まえてものを見よ」「人生の残り時間を意識せよ」「走って走って走り続けろ」 「失敗は必ず起こる。それを隠さず、それに負けない強さを持て」「人から見られているという意識を持て」。
ゲゲゲの鬼太郎を例に出して「人生は苦戦の連続」だと言う。「内的エネルギーを維持する」「先入観がなく、自分がどこまで知っているか過信しないで、何でも調べようとしていました」「先生を見ていると、知らなくちゃいけないという気持ちが湧いてきて、このままじゃいけない、やっぱりもっと勉強しなければと思いました」
日本共産党の研究や田中角栄研究といったタイトルが刺激的でした。すなわち取材や調査が学問であるという姿勢。 学問であるならば完結できていないことが当たり前であるし、解釈に誤りがあることも珍しくない。ノンフィクションレポートやルポルタージュの謙虚な立ち位置が表れていたと思います。

並外れた読書家でもあった。蔵書はおよそ10万冊。「関心がある分野は最低でも10冊を読むべきだ」「本との出会いは自分でするもの」といった持論から、読書の方法や重要性を説いた。

 鋭い書評家でもあった。賞の選考会などでは手厳しい評もしたが、立花さんに著作を取り上げられ、力を得た書き手は多い。また母校・東京大では教壇にも立った。「調べて書くことが現代では最も重要な能力」との考

並外れた読書家でもあった。蔵書はおよそ10万冊。「関心がある分野は最低でも10冊を読むべきだ」「本との出会いは自分でするもの」といった持論から、読書の方法や重要性を説いた。

 鋭い書評家でもあった。賞の選考会などでは手厳しい評もしたが、立花さんに著作を取り上げられ、力を得た書き手は多い。また母校・東京大では教壇にも立った。「調べて書くことが現代では最も重要な能力」との考

並外れた読書家でもあった。蔵書はおよそ10万冊。「関心がある分野は最低でも10冊を読むべきだ」「本との出会いは自分でするもの」といった持論から、読書の方法や重要性を説いた。

 鋭い書評家でもあった。賞の選考会などでは手厳しい評もしたが、立花さんに著作を取り上げられ、力を得た書き手は多い。また母校・東京大では教壇にも立った。「調べて書くことが現代では最も重要な能力」との考

2021年7月1日木曜日

第26回 呼吸器内視鏡推進連絡会

第26回 呼吸器内視鏡推進連絡会
日時:2021年 6 月 25 日(金) 18:10~19:35 
Web開催
連続してリモート参加できましたが、従来のような実機の展示が見れないのが残念でした。