2024年9月22日日曜日

御礼 MORE-CT! 2024 セミナー

9月20日(金曜)18時
場所 大原記念ホール(上町テラス2階 当院の隣の施設です)
テーマ、肺癌CT
前半に 聖隷三方原病院の鈴木千晶先生からCT検診の撮影条件についてのご講演
後半に  香川大学医学部放射線医学講座 室田真希子先生から肺CT読影上の注意点のご講演
を拝聴しました。
前半 20分 後半 40分
昨日は講演会へのご参加ありがとうございました。講演方法はハイブリッドで行いました。
現地参加者 30名
オンライン聴講者(サイト) 150名
多くの先生方にご参加いただきありがとうございました。
終了後はご講演の鈴木先生・室田先生を囲んで世話人・コアメンバーで懇談会を行いました。話が盛り上がり、遅くまでお付き合いいただきました。感謝申し上げます。

2024年9月21日土曜日

旅のきっかけとしての大人の休日倶楽部

旅のきっかけとしての大人の休日倶楽部
必要のない旅、必要に迫られていない旅行者は、いわゆるインシデンタルツーリストの1つかもしれません
旅行というと、講演会のお呼ばれや、学会出張時の空いた時間のご当地散策、ゴールデンウィークや夏休みの家族旅行など、さまざまな旅をしてきましたが、目的地のない旅の愉しさをおと休パスが教えてくれました。
時間と移動距離からどこをどう見て歩けるか、あるいはその移動時間をどう楽しむか、そういうことを考えることをパスが要求してきます。きっかけとして与えられた旅の時間、あらかじめ予定されていない3,4日間をどのように活用するか、突きつけられた予定期間をどう生かすかと言うことを考えることが、旅の面白さの根源のようにも思います。大人の休日倶楽部=旅行の面白さの根源のようにも思います。

2024年9月15日日曜日

デキリコ展とトリオ展

JR東日本周遊券 DJOSMOの出番があるか? 
上野駅 デキリコ展、地下鉄銀座線 東西線、国立近代美術館 トリオ展、東京 買い物、16時新幹線で帰福。6月におとなの休日くらぶで今回も旅行です。ミニ周遊を贅沢にしたような旅行を考えています。時間には制限がありますが、そういう制限の中で色々工夫して計画することが楽しみです。2万円の元を取ろうとかいろいろ考えますが、何よりも、どこかに出かけるキッカケになることが メリットと思います。今回は3連チャンです。体力が持つか 。
6月28日、金曜日は東京美術館巡り。朝 8時17分の超速新幹線で東京へ。東京駅から上野高崎ラインで上野の公園口へ。東京は雨が降り始まったタイミングでした。
東京都立美術館 デキリコ展:道具と人の融合 マヌカン 球体と筒によって構成される人体は空っぽ、あるいは何か単純なものが詰まっている。がらんどうの人体。部屋の中での闘争。 舞台上の出来事。第一次大戦、第二次大戦など戦争や紛争の影響があるのだろう。その時代に画家たちは他の画家の技法をどの様にして垣間みたのだろう。パリか? キリコはイタリアで活躍。お土産はポストカードと不安な図形のピンバッジ。
11時半に上野から銀座線で日本橋まで 東西線で竹橋へ。国立近代美術館 TRIO展。 これはずいぶん実験的なアンソロジーでした。 有名な絵も多く、見応えあり。常設展はそれ以上に立派でした。
キリコが65歳以上で1500円 TRIOが2200円でした 。国立近代美術館は写真撮影OKでした。きりこはだめでした。DJ OSMOは美術館は不可。人の混み合っている狭い場所は使いにくく 重いだけで、使い慣れるには時間がかかりそうです。
 1時半ころに美術館を出て 大手町へ、 そこから東京駅へ。雑誌記事で調べていたテイクアウト弁当など購入して、2時45分頃 15時発の新幹線に飛び乗りました。調べて決めておくとスムーズです。予約していた新幹線が16時だったので、どこかでビールでも飲んで時間を潰そうともかんがえましたが テイクアウトのお寿司の賞味期限が1時間とのことだったので、 1時間はやめて自由席にとびのりました 。ニューデイズのお弁当などはおと休で安くしてもらいました。
近代マグロなど食べてビールを飲むと5000円ぐらいになりますので、その分でテイクアウトを買って乗っちゃうことにしました。 
まず、キタデタコスのボックスを注文して、次に東北新幹線乗り口のショップで海苔弁と舟和のお菓子を発見。その後、祭りずし バラちらしをテイクアウトで注文した言うわけで、なるべく早く帰りたいと相成ったわけです。
やまびこ仙台終点は 3列席の窓側A席が空いていることが多いので 福島まで乗るには便利です。 この時期の旅行者は同じ目的の利用者が多いようです。 東京駅は指定席が行列になっており、 むしろ自由席が空いていました。今日は予定より早くかえれるので 、読影を少ししようと思う。東京はずっと雨でした。
本日のルート 福島東京上野竹橋東京福島。明日は帰りが2回乗り換えで時間がかかります。

2024年9月11日水曜日

淀川長治 TV映画劇場の解説

昔は夜9時台にはどこかの局でTV映画劇場をやっていました。水曜、金曜、土曜、日曜、その他、深夜にもやっていました。当時のTV映画劇場では映画評論家の解説がありました。俳優のことや監督のこと、ジャンルや時代など様々な内容の解説があり、面白かったです。
中でも淀川長治さんは、どんな映画でも貶すことなく解説する。嫌いなものは嫌いと言う。放送したばかりの映画から、全く逸れた解説もあり、それはそれで面白かった。ちょっと無理がありそうな関連付けで別の映画の解説をする場面もあった。淀川さんの誠実さ、正直さが伝わってきました。

2024年9月9日月曜日

英雄の証明

イラン映画。カンヌ映画祭グランプリの作品。イランでは刑務所に入っていても休暇で自宅へ帰れるようである。訴えた側が取り下げれば収監中であっても放免されるようである。国による制度の違いがまず興味深い。
話は、休暇中の囚人が拾った金貨を届けたという、他愛のない話である。そのことが善か否か。日本昔話みたいな、つましい夫婦の話からスタートして、ほっこりした人情噺になるのかと思ったら、あれよあれよとばかりに不愉快な方向へ転調していく。
男の行為を美談として取り上げる刑務所と教会。その根底には、囚人は拾った金貨を届けるはずがないと考えている一般的思い込みがある。つまり、刑務所と教会目線では、悪人がおこなった普通の行為は善行になる。
TV出演する際の男の得意げな表情もうまい。持ち上げられていい気になる男。わらしべ長者みたいな流れかと思いきや、しかし、社会も冷静になってみれば、善行でもなんでもないだろうという雰囲気になってくる。しかも、インタビューの際の、ちいさな、話の盛り上げ 盛った話が疑惑のきっかけになり、そもそもでっちあげだろうと、虚言者のレッテルを貼られる。
名誉とはなにか? SNSなどの話題で作り上げられる。ネガティブの者をポジティブ側に持ち上げ、さらにマイナス側に落とす振れ幅の大きさを社会は望む。
男の行為が真実であることを映画を見ている観客は知っているが、映画の中では何の証拠もなくなっている。証拠がない以上、男は英雄ではなく虚言者となってしまう。こんなことがなぜ生じたかというと、普通の行為を善行として持ち上げたからである。そして、男は死刑囚の減刑のために自分の得たチャリティを使うのだが、その行為も教会が声明を出して善行として扱う。

2024年9月4日水曜日

勝つための論文の書き方

勝つための論文の書き方  鹿島茂  文藝春秋 
文系の論文指南書。勝つためというタイトルの意味は「第4回 講演の論文の組み立て方」を読むと理解できる。著者は勤務していた女子大で卒論の指導を25年間行なっていた 。文春編集者にその内容を4回の講義にして再現したものを再録したものが本書である。理系論文と違って勝つためと著者が称する部分が文系の文系たるところである。しかし、理系論文も参考にすべきところが多い。理系ではリミテーションで述べれば稚拙なものでもOKになっている傾向がある。 リミテーションで自己否定しているような極端なものさえある。こんな論文は謙虚に取り下げるべきでしょう、 もとい、問いの立て方が間違っていると気付くべきでしょう。多分、同じ事象やデータから別の効果的な整理法があると思われます。しかし、それを示すことは、レビューアーがすべきことではないもと思います。

2024年9月2日月曜日

非常事態 ハイジャック+パンデミック

非常事態 ハイジャック+パンデミック。韓国映画はこういう「新感染」的な映画がうまいですね。