2024年11月21日木曜日

You Know You Want to Go RSNA2024

You Won’t Want to Miss This
Discover the latest science, education and innovation. Delve into trending topics that are generating buzz in every subspecialty and shaping the future of radiology.
These are the hot topics at RSNA 2024 you won’t want to miss:
Breast Imaging: Contrast-enhanced mammography, screening with multiple modalities in patients with dense breasts and AI for treatment applications, radiologist performance implication and workflow management.
Cardiac: Imaging heart failure, AI, myocardial ischemia, coronary plaque characterization and arrhythmia substrate.
Chest: Global perspectives on lung cancer screening, interstitial lung abnormality, thoracic multidisciplinary tumor boards and AI for pulmonary nodule detection and classification.
Gastrointestinal: Hepatocellular and rectal cancers, machine learning and deep learning.
Musculoskeletal: Accelerated/fast imaging, tumor and nerve imaging, US and opportunistic CT including quantitative imaging, outcomes-based imaging and imaging of hardware.
Neuroradiology: New evidence in stroke treatment and amyloid related imaging abnormalities (ARIA) and applications of AI in image interpretation, processing and acquisition.

2024年11月19日火曜日

第48回日本呼吸器内視鏡学会学術集会演題募集

第48回日本呼吸器内視鏡学会学術集会(会期:2025年6月12日(木曜日)~
13日(金曜日))が演題募集を開始しました.
■演題募集期間
2024年11月6日(水曜日)~12月25日(水曜日)
第48回日本呼吸器内視鏡学会学術集会

岡田 克典 会長 (東北大学加齢医学研究所呼吸器外科学分野 教授)
■第48回日本呼吸器内視鏡学会学術集会 ホームページ
https://www.congre.co.jp/jsre48/

2024年11月18日月曜日

王女メディア

パゾリーニ X マリア・カラス。
アルゴノーツの神話をパゾリーニが映像化すると、このようになるのか。アルゴ探検隊の大冒険や数多のギリシャ神話映像とはまるで異なる。まず、建物の高さがない。不衛生な未開の砂漠の土や自然の中での宗教観や民俗。演劇的演技。突然のエンディング。音楽には歌舞伎や能を用いているという。イタリアやヨーロッパとは異質なものを配した上で、ドキュメンタリーのようにリアルに写し撮ったかのようである。

2024年11月16日土曜日

アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性

福島民報記事によると、9日午後3時45分ごろ、福島県福島市南中央2丁目の焼き肉店駐車場で、国見町の20代会社員男性の乗用車が建物に衝突した。店は営業中だったが、けが人はいなかった。福島署によると、乗用車は駐車中の車両と衝突後、建物に衝突した。さらに隣接する施設の柵にぶつかって停止した。店外の排気管などが壊れた。同署は、男性がアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて原因を調べている。

20代運転の車が焼き肉店に衝突 福島

(インターネット記事の写真より)これはアクアでしょうか?
 最近福島市で若い人の駐車場での事故がありました。新聞写真からはアクアのようです。ハイブリッド車や電気自動車の踏み違えは高齢者に限ったことではないようです。高齢者の事故の報道が多いせいか、踏み違えは高齢者の認知機能低下に関連したものと一般的に認識されていますが、報道の偏りによる誤った認識かもしれません。
エンジン車ではアクセルを踏めばぶおーっと吹き上がりアクセル音と振動を体感できます。しまったと気づいてブレーキに踏み直すことができます。それと比べて、電気自動車は静かすぎる。ブレーキを踏んでいると思っているので暴走した際に踏み込みを緩めることができない。
電気自動車はブレーキとアクセルの違いや恐怖感を体感できないのではないか、そんなことが、とっさの踏み直しができない原因のように思います。
踏み違え事故は年齢とは関係なく、電気自動車時代になって頻発しているのではないか? そのように感じています。アクセルを踏めば吹き上がり、音と振動が発生する。電気自動車にふかしを擬似的に付加する構造の開発を望みます。

2024年11月14日木曜日

令和6年度 死亡時画像診断(Ai)研修会のご案内(E-learning形式)

令和6年度 死亡時画像診断(Ai)研修会のご案内(E-learning形式)
主催:日本医師会、日本診療放射線技師会、オートプシー・イメージング学会
共催:日本医学放射線学会、日本救急医学会
後援:日本医学会、日本病理学会、日本法医学会
死亡時画像診断(Ai)については、令和3年6月に閣議決定された「死因究明等推進計画」においても、引き続き、厚生労働省、日本医師会、関係学会が連携して研修内容を更に充実させることにより、死亡時画像診断を行う者の資質向上を図ることが明記されております。これを踏まえ、日本医師会では、死亡時画像診断(Ai)を適切に活用していくための基礎的な知識、技能の普及を目的として、医師・診療放射線技師を対象に「令和6年度 死亡時画像診断(Ai)研修会」をe-learning形式にて開催することといたしました。つきましては、本研修会の受講を希望される場合は、以下の内容をご確認のうえお申し込みください。
参加対象医師もしくは診療放射線技師定員医師1,000名、診療放射線技師1,000名参 加 費無料修 了 証カリキュラムをすべて受講し、修了要件を満たした場合、視聴期間中、ご自身で修了証(PDFファイル)をダウンロードしていただけます。申込開始 令和6年10月28日(月)午前11時 定員に達し次第、申込を締め切る 研修方法e-learning形式 講義動画を受講者専用サイトにてご視聴いただき、各科目ご視聴後に確認テストを実施します。視聴期間 令和6年11月11日(月)午前11時から令和7年2月3日(月)午後3時まで(予定)推奨環境■PCWindows10以上
01.死亡時画像診断(Ai)における基本事項 山本 正二(Ai 情報センター 代表理事) 
02.死亡時画像診断(Ai)における画像診断①(総論) 石田 尚利(東京医科大学 放射線医学分野 准教授) 
03.死亡時画像診断(Ai)における画像診断②(小児) 小熊 栄二(埼玉県立小児医療センター 放射線科 副病院長) 
04.死亡時画像診断(Ai)における画像診断③(経時的死後変化) 長谷川 巖(神奈川歯科大学 社会歯科学系 法医学講座 法医学分野 教授) 
05.死亡時画像診断(Ai)に関係する病理学 法木 左近(福井県立大学 看護福祉学部 教授) 
 06.死亡時画像診断(Ai)に関係する法医学 飯野 守男(鳥取大学医学部 法医学分野 教授) 
 07.死亡時画像診断(Ai)における個人識別 今泉 和彦(警察庁科学警察研究所 法科学第一部 生物第二研究室 室長) 
08.死亡時画像診断(Ai)に関係する救急医学 伊藤 憲佐(オートプシー・イメージング学会 理事長) 
09.死亡時画像診断(Ai)における医療安全対策・感染対策 兼児 敏浩(三重大学医学部附属病院 医療安全管理部 部長・教授) 
10.死亡時画像診断(Ai)における法令・倫理 長谷川 剛(上尾中央総合病院 情報管理部 情報管理特任
医師向け(※診療放射線技師の方も視聴可能。ただし、修了要件に含まず。) 
11.医療事故、訴訟における死亡時画像診断(Ai) 水沼 直樹(東京神楽坂法律事務所 弁護士)
 診療放射線技師向け(※医師の方も視聴可能。ただし、修了要件に含まず。) 
 12.死亡時画像診断(Ai)におけるCTと感染対策 佐々木 保 (群馬県立がんセンター 技術部長) 
3.死亡時画像診断(Ai)におけるMRIとUS 小林 智哉 (東北大学大学院医学系研究科 保健学専攻 画像診断学分野 助教)

2024年11月11日月曜日

ターミネーター ニューフェイト

強化人間というのが出てきて、ターミネータ2や3で出てくる液体金属型と戦います。今回の液体金属型はメタリックでなく、重油のような漆黒です。ストーリーはオリジナルのターミネータと全く同じパターンなので、細かな疑問にとらわれずに、それはそれで楽しめます。
時代の趨勢ですね。母親が目的ではなく、今回は完全な女性主導の話になっています。シュワルツネッガーも出てきますし、相当に老けたサラ・コナーも出てきます。時は止まらない、生あるものは老化を避けられません。

2024年11月10日日曜日

ユンボギの日記

ユンボギの日記 
劇場公開日:
一人の貧しい韓国人少年の日常をスチール写真によって構成し、彼の詩をナレーションで綴った短編映画。
面白くない映画ではないが、これは一途にかなりの怒りを込めて作られた映画であることがわかる。
ドキュメンタリー映画のような様相を呈しているが、そこに作り手の意図がありありと反映されている。しかし見る人に喜びを与えるか、楽しみを与えるかと考えると、その時代の暑い息吹を感じる。しかし、現在では器用な人ならば今のスマホで簡単に作ってしまうだろう。今のスマホがあれば簡単に作れてしまうような自主映画的である。
監督:大島渚。語り:小松方正。大島監督がTVの仕事で韓国に渡った際に撮影した写真を元としているという。新宿文化にて8日間一般公開された。
強く訴えたい内容があることは明確であるがこの映画が当時一般の配給映画館で上映されるにはあまりにも集客性がない内容と思われる。スチール写真とナレーションだけで訴える作り方は非常にシンプルにテーマを突きつけてくるがそのぶん遊びの部分が少なく、せっかちな後味である。非常にテーマが明確であり強い意志を持って作成されたことが分伝わってくる。当時大島渚たちがこのような訴えを目指していたものと思われる。このような内容がなかなか松竹など配給映画会社に理解されるとは思われない。配給されたとしても集客できるとも思えない。気持ちはつたわるのか、手段がこれで良いのか、この手法でこの後、忍者武芸帳が作られた。
1965年製作/25分/日本
監督 原作 イ・ユンボギ
撮影 川又昂
音楽 内藤孝敏
語り 小松方正

済生会病院見学

2017年、大原病院の移転計画のWGが行われています。電子カルテ・オーダリングシステムの見学のため、済生会病院にお邪魔しました。

SAMI2017

echo 
strain hiqhlight shear wave  定量化
繊維化 s w dispersion  粘性
poc us
ミルコ  16万円  Android

遠隔医療

CT photon counting
energy分割
造影剤 dual 造影剤  識別できる
被ばくはCTと同程度

MR qsm  mlp  oef
磁化率定量化  コントラスト
mip vein

ヘモジデリン フェリチン 脱酸素化ヘモグロビン
powers 1985
ソフト ハードの開発

BNCT  fbpa-pet

末梢血管のステントグラフト

time mip angio  CT
respiにも応用できるか
time minip
time max i p
time summation

time lag

minimum time
尖度
積分

マスク  サブトラ
シーケンシャル サブトラ

thin ctによるagatston score

ultra hdct  気管支描出 8ー9次まで向上


中咽頭癌 hpv  6cm 節外
上咽頭癌 ebv

dual energy  2管球  2回転  スイッチ

ナビ
エコー手技にct mrを利用
real time fusion

angio  flight plan   3d road map

2024年11月9日土曜日

未解決事件 FILE10 下山事件

未解決事件 FILE10 下山事件。熊井啓の謀略下山事件 謀殺などこの題材は興味深い。米ソの覇権争い、アジアの拠点づくり、z機関 キャノン機関など、アメリカ公文書館の資料公開により 新しい情報が明らかになったことがキッカケとなり、制作された。森山未来の静かな演技が迫力あり、見ごたえのある重厚なドラマ になっていました。

2024年11月4日月曜日

5分後の世界

北海道への移動中に読んでいた文庫は村上龍の5分後の世界。
氏の小説は米軍基地とドラッグのイメージが連綿とつながっている。限りなく透明に近いブルーやコインロッカーベイビーズと繋がっている。ワカマツや小田桐はハシとキクのように感じた。この作家は眼の前で見聞きしたことを記録するように、本当のように断定的に書くのがうまいと思う。小野田寛郎さんや怪奇大作戦のエピソードを連想した。
舞台を構築し、登場人物を動かすという創作のプロセスはサイバー空間の対戦ゲームの様相である。兵士たちは生粋の日本兵士であり、また、半島をいでよに登場する兵士たちのようでもある。
冒頭に執拗に描かれるゲリラ戦の描写は地獄の黙示録だ。氏の小説はまるでアクション映画のようだ。ストーリーの枠組みは地獄の黙示録だろう。異常な世界へ迷い込んだ民間人が小グループで地獄めぐりをするストーリーである。ラストも地獄の黙示録。アンダーグランドの兵隊と小田桐の関係は、太陽を盗んだ男の山下と城戸誠のようだ。たくさんの映画的コラージュのようでもある。
北海道で訪れた函館五稜郭では、土方歳三のゲリラ戦の転戦はゲバラのようだったのかと連想した。氏の小説では、エクスタシーはセックスや暴力の中にあると、繰り返し描いている。
さて、コロナの騒ぎが一区切りついたようなので、ヒュウガウイルスを読んでみよう。ヒュウガウイルスはミクロの決死圏やニューヨーク1997のようだ。

日本暴行暗黒史 異常者の血

昭和 大正 明治 幕末と黒い血が長州藩まで遡る。怒りに満ちた映画です。低予算で作られた荒々しいタッチが逆に普遍性を醸し出して古びれない。一般映画やTVではお目にかかれない役者たちのため、かえってリアルです。
日本暴行暗黒史 異常者の血 ウィキペディアより
【映画監督若松孝二(1936年4月1日 - 2012年10月17日)  宮城県遠田郡涌谷町出身
「俺が死んでも映画は残る。映画に時効はない。」(若松孝二)
「『日本暴行暗黒史 異常者の血』は『黒い血』というのがもとの題だったんだけど、天皇制みたいなものっていうか、その血を絶たなきゃダメというもの、足立正生が緻密に図式をキチンと書いてくれたシナリオで足立の脚本では最高のものでしたね。江戸時代、明治、現代までの話になっていて、一人の同じ役者にそれを演じさせた。当たったんだよ。」(若松孝二談)
【脚本】足立正生(出口出名義)。日本赤軍に合流し、国際指名手配された経験を持つ異端の映画作家。
【キャスト】野上正義、山尾啓子、山本昌平、山谷初男、久保新二
【ストーリー】
東京。強姦事件を捜査する刑事は、犯人の男が自分と同郷であり、殺人、強姦、近親相姦・・・といった呪われた同じ血を引き継ぐ人間だと知る。
明治、大正、昭和そして現代と時代を越えて描かれる陰惨な黒い血の連鎖の物語。その源流には差別と復讐という社会構造の歪みがあった。

2024年11月2日土曜日

胸部X線写真についてのAI診断

近年のAIコンピュータ技術の進歩により、画像診断における利活用も始まっています。
先日、知人の呼吸器内科の先生から質問がありましたので、お答えした内容について簡単に記しておきたいと思います。(これは2024年秋の時点での個人的な経験の範囲での私見です。)
◯ 質問内容(原文から具体的名称を削除し、文章を短縮しています。)
最近、レントゲン画像から異常を拾い上げるAIシステムについて質問されたことがあります。異常がある部位を指摘し、精密検査の必要性をスコア化する、医師の診断補助としての役割のようです。現状では、あくまで診断補助であり、その部分を拾い上げた理由(例、浸潤影、すりガラス陰影、結節など)も明示されません。
1.肺がん検診において、このような画像診断補助システムは有用なのでしょうか、また、すでに実装されているのでしょうか?
2.臨床現場で、呼吸器以外の主訴の患者の胸部レントゲンで偶発的に異常を指摘された場合には、精査をすべきかどうか、どう判断すればよいでしょうか? AIが指摘したものを全例CTを撮るのは、やりすぎのようにも思います。たとえば、喫煙歴がある50歳以上の男性で、一度も胸部CTをとったことがなければ、胸部CTを提案してもよいと思う、というような対応でいいでしょうか?
3.過去にAIが指摘していた場所に将来、重篤な疾患が生じた場合、AI判定を優先すべきだったと指摘されるようなことが増えるのではないでしょうか? 
◯ 回答内容
1.胸部写真のAI診断については、検診医療機関で導入している施設がぽつりぽつり出てきています。私自身も一部で利用しています。
基本的な立ち位置としては、メーカーも0.5 次読影と言っているように、半人前の診断です。所見の部位を指摘してくれますが、現段階の機能では肋骨骨端や血管などの指摘が多く、逆に異常影を指摘できない場合も多いです。人間の読影とは異なる目線で拾ってくれるので、へーと思えるような微妙な所見を拾ってくれていることもあります。違う基準で拾ってくれる読影医が増えた印象です。
読影の際に常に参照できるような仕組みにする方法や、一次二次読影が終了したあとの合同判定の際に参照すると言うようなことが検討されています。検診の場での利用は、複数の人間とAIを含めた合議制として使われていると思います。
2.臨床の場合は、AIと臨床医との1対1の判断になると思いますので、非専門医の場合はAI判定に引っ張られてしまうと思います。疲れを知らずに淡々と作業するのがAIの強みだと思います。判定がブレませんので、専門医が気づかなかった所見を拾ってくれることもあります。その反面、重大な所見を拾わないことも多々あります。
AIの判定は、拾い上げの基準をあげたり、下げたりすることが機械的に可能ですので、AIの判定は腫瘍マーカーのカットオフ値のような意味合いだと考えています。そういう意味では、現在のAIの活用法としては専門医の補助診断(AI判定を加味することで専門医の判定精度を高めること)であろうと思います。
非専門医も同様にAI判定を加味して改めて胸部写真を眺めることで総合的診断精度を高めることが見込めると思います。AI判定に関して判断できない場合は専門医と相談するのがよいと思います。
3.AI判定は統計学的な頻度で線引きされますので、基準を下げれば、多くの場所を指摘するし、基準を上げれば指摘しなくなります。偽陽性を持ってAIメーカーを責めることもできないでしょうし、偽陰性を持って責めることもできないでしょう。AI判定によらず、専門医の目で所見が指摘できるかどうかが最終的なジャッジになると思います。今のところ胸部単純写真については、専門医の判定よりAI判定を優先することのほうが、臨床的に危険であろうと思います。胸部CTや脳MRAなどの、目的を絞り込んだAIにはかなり役に立つものが登場していますので、胸部写真のAIもますます進化すると思います。能力と限界を理解することで、診断精度を高めるために活用できると思います。