2025年2月6日木曜日

三上:発想、アイデアが湧き出る環境

「三上(さんじょう)」とは、文章を考えるのに適した場所としての「馬上(ばじょう)」「枕上(ちんじょう)」「厠上(しじょう)」を指す言葉です。中国の政治家・学者である欧陽修が友人の謝希深に語り、『帰田録』に記した言葉です。発想、アイデアが湧き出るときの原理・原則とも考えられています。「三上」のそれぞれの場面を現代の状況に置き換えると、馬上:通勤・通学中の電車や車、長距離移動中など、枕上:寝ている時、違う机や環境を用意する効果にも通じることと思います。

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