小説の翻訳本が出版された時から気になっていたが、Amazonプライム・ビデオに入っていたので、ようやく見始めた
全30話という、かなり長いTVシリーズなので、なかなか見始めることができなかったが、いよいよ見始めた
最初のうちはCG画像が幻想や象徴シーンに多用され、ストーリーテンポが緩慢であるが、自殺した物理学者の母親と祖父の文化大革命まで遡った話になる頃にクルクルと進み始めます
途中までの印象は筒井康隆やフィリップ・K・ディック的
2007年 北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材(マテリアル)の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、突然訪ねてきた警官・史強(シー・チアン)によって正体不明の秘密会議に招集される。 そこで世界各地で相次ぐ科学者の自殺、そして知り合いの女性物理学者の死を 知らされる。一連の自殺の陰に潜む学術組織「科学境界(フロンティア)」への潜入を依頼された彼は、科学境界の“主”を 探るべく、史強とともに異星が舞台のVRゲーム「三体」の世界に入る…。
全30話 10話あたりでは、どうしてこうなったのかという細部の辻褄合わせが不足している印象もあるが、智子という粒子が、プログラムされたAIのような働きをするのだろう。存在しているコンピュータや人体に入り込み、辻褄の合った事象を起こす
目的は450年後の地球侵略のために人類の科学の進歩を停滞させること
最終話でこれらの謎解きがなされる構成は上手い
葉教授の半生が話の主軸である 中国の歴史に翻弄された科学者の運命と行動は実に切ない
450年後の滅亡と現在の環境破壊に違いがあるのか 温暖化や少子化、化学物質による汚染や放射性物質の拡散 科学の進歩の意義は ゲームはなぜ作られたか 解を探すためか 解が出せれば滅亡を止められるのか
科学の進歩を止めるための暗殺 滅亡への歯車を知ったための絶望
文化大革命はいつ? 返信するのが1979年
もう一度、1話を見てみると最終話まで続くすべての伏線が散りばめられている
色収差の画面は智子、16次元のデータを畳み込んだ光子、AIを有する装置なのだろう
自動認識して行動する
外見上は虫になっているのかもしれない
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