2014年11月2日日曜日

北里大学訪問

10月30日 北里大学 呼吸器内科 片桐真人教授からお招きいただき、講演を担当させていただきました。終了後は院内のレストランで懇親会を催していただき、医局の先生方のご研究のお話や研修医・放射線技師さん方と話をさせていただき、たいへん意義深い数時間でした。

ザイオステーションおよびフィジオダイナミクスの実演もさせていただき、ザイオソフト・アミンさん・アストラゼネカさんのご協力に感謝いたします。

はじめて訪問した北里大学は5月に新病院が開院したばかりのピッカピカの未来的病院でした、1階フロアは吹き抜けで、海外のショッピングモールのような雰囲気です。外来は電子化されており、待合、中待合、診察室の3層のシステムで、中待合に4,5名程度入れるそうです。医師が電子カルテ上で、操作することで待合から中待合へ呼び入れ、さらに診察室へ呼び入れるとのこと。呼び入れや待ち時間の表示はモニターで表示されますが、当初は院内のところどころ、総合待合にも表示される設計だったそうですが、各科の情報が一括表示になるとデータが重すぎて30分ほどかかるということで現実的でなく、現状は各科単位のシステムで運用中とのことでした。
各部門のセキュリティチェックもシステマティックで、どこも同じようなドアのため、距離感も方向感もなくしてしまい、慣れるまで時間がかかりそうに思いました。

北里大学はいわずと知れた北里柴三郎の北里研究所からスタートしています。ちょうど100周年ということで、大原病院と同じ時間軸を感じました。
以下、大学ホームページからの転載ですが、「北里」だからこそできる新たな社会貢献・ブランディングなど学ぶところ大と思いました。

 「事を処してパイオニアたれ」。北里柴三郎は、門下生にそう説いたといいます。次代の「北里」も、生命を育む科学の先駆者であり続け、未来の地球社会にさ らなる貢献をしていくこと。より価値のある一歩を踏み出すために、より大きな飛躍を果たすために、私たちは、今回の記念事業を 「Kitasato100×50 未来科学の創造 - Pioneer the Next -」と名付けました。5年間にわたるさまざまな事業を通じ、私たちは、「北里」だからこそできる新たな社会貢献のあり方を探るとともに、創立100年目の ブランディングを行いたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿