第16回 画像診断セミナー - 画像診断部門の安全管理&最新技術 -
日時:平成29年 5月15日(月)18:30~19:50
場所:大原綜合病院 レストラン
にて開催いたしました。
≪レクチャー≫ 「画像診断部門の安全管理」 18:30~19:00
放射線被ばく管理 大原綜合病院 画像診断センター長 森谷浩史 先生
CT造影剤 大原医療センター 放射線技師 村松 駿 技師
MRIの安全対策 大原綜合病院 放射線技師長 安藤智則 技師
≪特別レクチャー≫ 診断最新技術 ~ CMRS2017 Live配信シンポジウム ~ 19:00~19:50
司会 国際医療福祉大学 学長 大友 邦 先生
神戸大学 理事・副学長 杉村 和朗 先生
「 PET/MR一体型装置~同時収集がもたらす新世界~」
神戸大学医学部附属病院 放射線科 特命講師 野上宗伸 先生
「 人工知能との付き合い方 」 東京大学医学部附属病院 コンピュータ画像診断学/予防医学講座 特任教授 林 直人 先生
前半は、施設内の安全管理について説明させていただきました。
許可なく管理区域に入らない
許可なくMRI室に入らない
注入器に注意する
急変! コードブルー
要点は以上の4点です
後半は、一体型PET/MR装置による同時収集の魅力と、AIによる自動診断への期待についてのお話でした。
AIについては、ほぼ同じ時期に 筑波大学 長田道夫 教授のコラムを目にしました。
内容は
病理診断の直感とパターン認識。直感は経験に基づいた記憶から形成される。瞬時の判断とその形成には属性が必要である。この形と属性の積み重ねの記憶を作る。断片化した記憶から直感を形成するからには編集する何者かが必要である。そのためには、論理的基盤となる病理学総論がやはり必要である。
診断精度の向上には標準化が必要である。すなわち言語化である。おそらくパターン認識はAIが人間を凌駕するだろう。AIが病理総論を学ばなくともヒトを凌駕するかどうか興味深い。
というようなAIの将来性について考えさせられました。(メディカルトリビューン2016年5月18日 )
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