2020年1月22日水曜日

無頼のススメ


無頼のススメ (新潮新書) (日本語) 新書 – 2015/1/24 伊集院 静 ()   新書   770

解説より  「頼るな、倒れるな。「負けない人」の流儀とは――「無類」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価…安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波乱万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!」
○「頼るものなし」ということ 人の行く裏に道あり花の山 他人の目を気にせず、歩いているうちに、自分の足で歩ける実感を大事にすることができる どう生きても、誰にも等しく締め切りはやってくる
○生きものとしての勘を磨く 違和感を大切にする 情報は流したい側と読みたい側とが一致したところで得られる
すぐ役立つものはすぐ役に立たなくなる 便利なものには毒がある 手間暇かけるものに良薬はかくれている
○他人の話が理解できるのは、せいぜい三段論法まで 短い言葉で大事なことを伝える
人とつるまず、「孤」を知ること 願わくば艱難辛苦を与える 理不尽こそが人を育てる 
例えば「無頼の流儀」とは 目立つことはするな 先頭に立つな 情念 滅亡の美
物乞いをするのは廃人と同じ 終わりなき愚行への想像力を 怒りがわく 最後まで立っている 自慢話 他人の評価を気にしすぎている証拠 
○自分のフォームで流れを読む 
○努力、才能、そして運が左右するもの 努力できることが才能 練習しないことの恐怖の自覚 虚しく往くから実ちて帰れる 自分の基準で個として考える 差し伸べた手にしかブドウは落ちない
安心・安全なんてあるものか 最悪なことは明日にもその日のうちにも起こりうるという想像力こそが大切 神や仏にだって頼らない

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