「デジタルハンター〜謎のネット調査集団を追う〜」NHK BS1。1月2日に放映されたドキュメンタリー番組。とても面白かった。インターネット上のオープンソースデータのみで調査報道を行うBBCの担当者べリングキャットの紹介。
“オープンソース・インベスティゲーション”とよぶ技法により、ウェブで公開されている画像やSNSの情報、公開データベースを解析することで事件の真相を明らかにする。どこかで見たような既視感があったが、ベネディクト・カンバーバッチ主演のシャーロックだ。時間・空間的に散らばった情報から関連する部分を並べかえることにより、理路整然と証明してゆく。スマホで事件を解決してゆく現代版のシャーロックホームズだ。ゲームオタクが先駆者だという。まさに新時代が生み出した名探偵ジャーナリストである。番組では、中国のコロナ危機の実態から、謎の航空機墜落事件まで、巨大な国家権力との息詰まる攻防を紹介している。世界には気骨のあるジャーナリストもいるものだと驚きました。わが国にもいるのでしょうか?
ところで、番組に登場するすべての人物がMacintoshを使用していました。
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