セルジオ・レオーネのウエスタン。好きな映画です。様式美に満ちた構図とゆっくりとした自信満々のペースで語られる復讐譚。ヘンリー・フォンダのケレンたっぷりの演技。白と黒に明確に染め分けれれた善悪の象徴。近景から遠景までの明瞭なパンフォーカス。スローモーションで描かれる銃撃。居合抜きのような一瞬の対決。そして全編に流れるエンニオ・モリコーネの音楽。
日本初公開から50年、レオーネ生誕90年、没後30年にあたる2019年、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』としてオリジナル版が日本初公開されました。ブルーレイの音声解説ではそれぞれのシーンの意図や引用した過去の西部劇などの話題が語られています。
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