2023年5月30日火曜日

Correlation between CT Score and KL-6: A Severity Assessing in Juvenile Dermatomyositis Associated Interstitial Lung Disease

Correlation between CT Score and KL-6: A Severity Assessing in Juvenile Dermatomyositis Associated Interstitial Lung Disease

Chi Wang , 1 Jun Hou , 2 Jianming Lai , 2 Ran Tao , 1 Yang Yang , 1 Wenhan Hao , 1 Xinyu Yuan , 1 and Yuchun Yan 1 1 Department of Radiology, Te Afliated Children’s Hospital, Capital Institute of Pediatrics, Beijing, China 2 Department of Rheumatology, Te Afliated Children’s Hospital, Capital Institute of Pediatrics, Beijing, China

Hindawi Canadian Respiratory Journal Volume 2023, Article ID 5607473, 6 pages https://doi.org/10.1155/2023/5607473

バックグラウンド。 間質性肺疾患 (ILD) を伴う小児科の若年性皮膚筋炎 (JDM) の重症度を推定するための放射線測定はありません。 ILDのJDM患者におけるCTスコアリング評価の有効性を検証しました。 標的。 CT スコアリング システムを確立し、ILD を有する JDM 患者の CT スコアを計算し、その信頼性と Krebs von den Lungen-6 (KL-6) との相関を判断します。 メソッド。 この研究では、46 人の JDM-ILD 患者と 16 人の ILD のない JDM (非 ILD、NILD) 患曲者が登録されました。 胸部 CT 画像 (7.0 ± 3.6 歳、男性 32 人、女性 30 人) がすべて分析されました。 6つの肺ゾーンのCTスコアが遡及的に計算され、画像パターンスコアと分布範囲スコアが含まれていました。 画像パターン スコアは次のように定義されました。気管支血管束の増加 (1 点)。 すりガラスの不透明度 (GGO) (2 ポイント); 統合 (3 ポイント); 気管支拡張症を伴う GGO (4 点); 気管支拡張症による硬化 (5 ポイント); とハニカム肺 (6 ポイント)。 分布範囲スコアは、浸潤なし (0 ポイント) として定義されました。 <30% (1 ポイント); 30%–60% (2 ポイント); 60%以上 (3 点)。 2 人の小児放射線科医がすべての CT 画像を個別に確認しました。 Te ROC 線が確立され、重症度判別に最適なカットオフ スコアが設定されました。 結果。 2 人のオブザーバー間の一致は素晴らしく、ICC は 0.930 (95% CI 0.882–0.959、p < 0.01) でした。 CT スコアと KL-6 レベルには、正の線形相関がありました (r = 0.784、p < 0.01)。 しかし、異なる肺ゾーンの CT スコアと KL-6 レベルとの相関関係は異なっていました。 ILD を伴う JDM で推奨されるレベルの KL-6 カットは 209.0 U/ml で、感度は 73.9%、特異度は 87.5% で、曲線下面積は (AUC) 0.864 (p < 0.01) でした。 結論。 我々が確立した CT スコアリング システムは、半定量的方法として、JDM-PM 患者の ILD を効果的に評価し、治療の信頼できる証拠を提供することができます。

Background. Tere is no radiological measurement to estimate the severity of pediatrics juvenile dermatomyositis (JDM) with interstitial lung disease (ILD). We validated the efectiveness of CT scoring assessment in JDM patients with ILD. Aim. To establish a CT scoring system and calculate CT scores in JDM patients with ILD and to determine its reliability and the correlation with Krebs von den Lungen-6 (KL-6). Methods. Te study totally enrolled 46 JDM-ILD patients and 16 JDM without ILD (non-ILD, NILD) patients. Te chest CT images (7.0 ± 3.6 years; 32 male and 30 female) were all analyzed. CT scores of six lung zones were retrospectively calculated, included image pattern score and distribution range score. Image pattern score was defned as follows: increased broncho-vascular bundle (1 point); ground glass opacity (GGO) (2 points); consolidation (3 points); GGO with bronchiectasis (4 points); consolidation with bronchiectasis (5 points); and honeycomb lung (6 points). Distribution range score was defned as no infltrate (0 point); <30% (1 point); 30%–60% (2 points); and ≥60% (3 points). Two pediatric radiologists reviewed all CT images independently. Te ROC curve was established, and the optimal cutof score for severity discrimination was set. Results. Te agreement between two observers was excellent, and the ICC was 0.930 (95% CI 0.882–0.959, p < 0.01). CT score and KL-6 level had a positive linear correlation (r = 0.784, p < 0.01). However, the correlation between CT scores of diferent lung zone and KL-6 level was diferent. Te KL-6 cut of level suggested for JDM with ILD was 209.0 U/ml, with 73.9% sensitivity and 87.5% specifcity, and the area under curve was (AUC) 0.864 (p < 0.01). Conclusion. Te CT scoring system we established, as a semiquantitative method, can efectively evaluate ILD in JDM-PM patients and provide reliable evidence for treatment.

2023年5月28日日曜日

東電事故の風評って何?

風評:経済的損害につながる「間違った情報・意図的なデマ根拠の不確かな(うわさ)やあいまいな情報」
さて、東電原発の事故で「フクシマ」という言葉は放射能汚染の代名詞とされているようです。食品に「福島産」と表示されていれば、当然、消費者は相当の理由がなければ「そう記載されていないもの」を選ぶでしょう。
事故そのものは噂でも妄想でもなく、紛れもない事実です。事故への適切な対応が遅れて炉心溶融が起きていたことも、後に公になりましたが、事故発生時には国も東電も極めて楽観的に見ていたか、隠蔽しようとしていたようです。情報を小出しにしながら、いつのまにかメルトダウンと言うようになりました。
すべてがその場しのぎで、追求されるとお決まりのゴメンナサイポーズで、後になって認めるということの繰り返しです。事故原発の内部や汚染水など未だに明らかにされない体質のままで、「関係者の理解」やら「丁寧な説明」やら、具体性のない言葉だけでその場を凌ぐ・・・空虚です。エビデンスを明かさずに「風評」もへったくれもないのではないかと思います。
間違った情報」か否かを判断する真実が明らかにされていません。「意図的なデマ」だとすると利益を得るのは誰でしょうか? ・・・フクシマ以外の人たちでしょう。「根拠の不確かな(うわさ)やあいまいな情報」と判断する根拠が明らかにされません。
先日の放射線学会の教育講演で、日本人の国民放射線被曝線量が震災前の数値と比較して増加しており、統計値を書き換えるかという議論があったと報告がありました。上昇させているのは福島県民であり、一般的な国民と福島県民の被曝量を分けて統計値を出す云々とのことでした。当時、「安全です」と言っていた民主党の某はもう顔を出さなくなりました。「直ちに健康に害はありません」という言葉は嘘ではないでしょうが、将来のことはわかりませんとは一言も言いませんでした。そのために県民の多くは地元に留まりました。その結果が現在に続いています。行政は破損した東電原発は安全だと言っているし、汚染水は飲めるとも言っているようですが、地元の印象とは正反対です。時折、出荷できない県内産品が発生する一方で膨大な量の汚染水が安全だというのですから、「理解」するのは困難でしょう。汚染したベント配管の撤去は想定外のノコギリの破損などで一向に進まないのに、汚染水の海底トンネルは地元の理解を得ないまま完成してしまったというのですから、「理解」するのは困難でしょう。
事故原発の台座がすべて破損していて地震などが起きれば倒壊する恐れがあるという調査報告に対して、例え倒壊したとしても環境への影響は極めて小さいものと想定される云々、とのことです。何が起きても、事故時の答弁と同じです。
事故原発が今後、何十年、何百年、放射能を撒き散らし続けるかわかりませんが、発生する汚染水は安全基準まで薄めるから安全だとのことです。いくら薄めても総量は変わることはありませんから、東電原発が地球を将来に渡って汚染し続けることは科学的事実です。今の所、なるべくゆっくりと拡散するように努力しているようですが、原子力管理委員会が先日指摘したように、東京電力の現場力の欠如が目に付きます。もちろん東電職員もこんな事故処理を何十年、何百年も続けたくはないでしょう。でも、人類を将来に渡って脅かすことになった比類のない業務上過失です。子々孫々に渡って悪影響を回避し続けなければなりません。その責任は東電職員にあるのでしょうから、東電職員は世襲制にでもしないと次の世代に繋がらないのではないかと危惧します。
汚染水に関しては韓国の調査団には丁寧な説明をしたようですが、地元の住民にはその機会を与えられてはいません。最近になって、また事故の賠償金が福島県民に支払われるようです。こういうことが、東電の「丁寧な説明」でしょうか?。
事故原発の周囲は立ち入れない地域になりました。10年が経過して、徐々に帰還できる地域が増えてきてはいますが、中間貯蔵施設や汚染水など、今そこに「線量」が存在していることは明らかです。とするならば、このことが「間違った情報・意図的なデマ根拠の不確かな(うわさ)やあいまいな情報」に相当するのでしょうか?
風評というのは意図的に悪いレッテルを貼ることでしょう。現在の福島県が置かれている状況を「風評」という人たちは、放射線汚染を本当に心配している人たちに対して「過剰反応」と決めつける行為を行っているのではないでしょうか?
今、福島に対して行われていることは「風評」ではなく「差別」のように思います。基本的に汚染は放射状に拡散し、また風や水の流れで想定できないホットスポットを作りました。10年経過した現在は汚染範囲が拡大し、広い範囲で濃度差が少ない高線量地域が滲んだように生じているでしょう。濃度勾配がある汚染状態を正しく線引することは隣接する拡大地域に経済的影響が及ぶために、良しとされないのでしょう。「福島」という地名での簡便な線引が意図的に用いられています。「福島」県名を用いることで周辺各県のイメージを守っています。このことは「福島」という県の切り捨てに等しい対応でしょう。
客観的に事実を知らしめることが必要でしょう。そのためには、放射能汚染地図を定期的にアップデートすること、客観的に汚染の拡散状況・改善状況を示すこと、全世界の放射能勾配を視覚的に表示することが必要です。
風評をなくすには地名や県名で線引しないこと、「福島」という名前が風評の原因であればすべての県が産地名の表記を使わないこと、安全のアピールには安全な線量ではあっても、そこにも濃度勾配があることを示すことです。それが明らかにされれば、低線量でも避けたい人は避難すればいいし、気にしない人は帰還すればよいと思うのです。

2023年5月26日金曜日

非営利活動法人福島画像診断支援センター 第11回 理事会・総会

第11回 理事会議事録
令和5年5月19日18時00分より、福島テルサ会議室「もちずり」及びWeb会議にて開催した。
定刻に、定款の規定により理事長森谷浩史が開会を宣し、次の通り定足数に足る理事の出席があったので、本理事会は適法に成立した旨告げた。
      理事の総数                         5名
      議決権を行使することの出来る理事の数            5名
      参加理事数(委任状、web参加者含む )           5名    
・ 報告事項
 議長より、年度(令和4年4月01日より令和5年3月31日まで)の事業報告および活動報告の内容について報告がなされた。引き続き、監事より第10期の事業報告および活動報告の監査結果について、いずれも正確かつ適法であると認める報告がなされた。その後、第11期(令和5年度)の事業計画案と活動計画案について、森谷理事長から報告があった。
・ 決議事項
<第一号議案>第10期事業報告及び活動報告について 
  異議なく、賛成多数で議決された。
<第二号議案>第11期事業計画案と活動計画案について
  異議なく、賛成多数で議決された。
<第三号議案>理事・監事の件
理事・監事については異議なく選任され、被選任者はその就任を承諾した。
以上をもって議事が終了したので、議長は18時25分閉会を宣した。
 
第11回 通常総会議事録
・    開催場所    福島テルサ 会議室「もちずり」及びWeb
・    開催日時    令和5年5月19日 18時30分より18時45分
・    正会員数    25名
・    参加会員数   23名(Web参加及び委任状含む)  
・    審議事項
    第1号議案   令和4年度事業報告書及び決算報告書承認の件
    第2号議案   令和5年度事業計画書及び決算予算書承認の件
    第3号議案   理事・監事再任の件
1.    議事の経過要領及び議案別議決の結果
  理事長の森谷浩史氏より18時30分に開会の挨拶があり、ついで本総会は定数を満たしたので有効に成立した旨を告げ、議長の選任方法を諮ったところ満場一致を持って森谷浩史会員が議長に選任された。
 第1号議案について、議長より説明あり、質疑応答の後、全員異議なく承認可決された。
 第2号議案について、議長より説明あり、質疑応答の後、全員異議なく承認可決された。
 第3号議案について、理事及び監事選任の件  
以上をもって議事が終了したので、議長は18時45分時に閉会を宣した。

2023年5月24日水曜日

moreCT!!2023 第3報!

moreCT!!2023の第3報ができましたので添付します。
6月2日金曜日 18時から 大原記念ホール
特別企画 CT:技術と臨床の将来
特別講演1 「Deep Learning based Rapid kVSwitchingでの造影剤量低減の可能性」 
東海大学医学部附属八王子病院 放射線技術科 遠藤和之先生 
特別講演2 「STAT画像報告の新しいステージ」 
順天堂大学医学部附属順天堂医院放射線部 木暮陽介先生
今回、ベテランの先生方の演題が集まりましたので、ミニレクチャーといたしました。
ミニレクチャー
画像ビューアの補間機能と画質(仮題)
大原綜合病院 箱崎元晴先生
超高精細CTを用いたCT gastrography(CTG)の病変描出能 
大原綜合病院 佐藤大樹先生
技師が気づけなかったSTAT画像報告対象症例1,2,3 
奥州市総合水沢病院 高橋伸光先生
高橋伸光先生 遠藤和之先生 木暮陽介先生にお越しいただきます。先生方のお話を直にお聞きできるチャンスですので皆さん、奮ってご参加ください。

知的生産の技術 (岩波新書) 梅棹 忠夫 (著)

知的生産の技術 (岩波新書) 梅棹 忠夫  (著) 
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1969/7/21) 発売日 ‏ : ‎ 1969/7/21
自分を変えた1冊といえば、これでしょう。兄の書棚にあったものを中学か高校の時に手に取り、吸い込まれるように読みました。
学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない.メモのとり方,カードの利用法,原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は,長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて,創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる.
と解説にある通り、知識と情報の整理術についての先駆的著書です。当時、貪るように読んだ記憶があります、その後も何度も読み直しています。まず、規格を統一すること、そして分類のルールを作ることです。当時は「知的生産」という言葉の意味することを実感していませんでしたが、宝探しのような大きな夢に繋がると漠然と感じていたものでした。当時、京大式カードで作りかけた読書カードや映画カードがたくさんあります。全部、3日坊主ですけど。
文章を書いたり、講演資料を作ったり、論文を書いたり、その後のさまざまな作業のベースを作ってくれた本だと思います。
現在の夥しい数のHack本の先駆けといえるでしょう。

2023年5月13日土曜日

デス・ウィッシュ

狼よさらばのリメイク。チャールズ・ブロンソンの時代とはだいぶ異なる米国銃社会の異常さを曝け出しているようです。この映画では主人公が復讐を企てますが、素人ゆえにドタバタしているうちに自己防衛的に相手を仕留めてしまうということが繰り返されます。現在では、このような描き方しか成り立たないでしょう。
法律が存在しない。みんなが自己の正義で行動している。すべてが歪んでいる。ジョディ・フォスターが演じたブレイブワンという映画もありました。クリント・イーストウッドのダーティハリー2では白バイ警官が自警団を作る話でした。そして「許されざるもの」。「ミリオンダラー・ベイビー」や「ミスティック・リバー」など、善悪は何によって決まるのか、殺人が許されるシチュエーションが存在するのか。

2023年5月10日水曜日

エクストリーム・ジョブ/Extreme Job チン・ソンギュ 岸田森似のマ刑事が笑える

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画) 극한직업/極限職業/Extreme Job  2020年01月03日 韓国 上映時間:111分
犯人には逃げられ、多大の迷惑をかけた一般市民からは白い目で見られ、警察署内ではバカにされる鈍臭い麻薬捜査班。解散の危機を迎えた班長と4人の部下たちは一か八かの潜伏捜査を決行します。24時間監視のため、国際犯罪組織アジト前のチキン屋を買い取り、麻薬班メンバーでチキン屋稼業をスタートさせますが、まさかの絶対味覚を持つマ刑事の想定外の才能により、このチキン屋が大人気店となってしまいます。 
昔のクレージーキャッツやドリフターズの映画さながらのドタバタアクションコメディですが、さすが韓国映画はディテイルがしっかりと描きこまれて、細部も破綻しません。スピード感があって、ハラハラさせられて、そして笑わせます。特に、マ刑事(チン・ソンギュ)は岸田森を思い出させる風貌で、笑えました。

地獄の花園(2021年製作の映画)

地獄の花園(2021年製作の映画) 上映日:2021年05月21日製作国:日本上映時間:102分
監督関和亮 脚本バカリズム
もし〇〇が〇〇だったら?という昔のドリフのコントみたい。
現実の背景でリアルにやろうとすればするほど、無理があり、長くもたつく。舞台セットにして、ショートムービーにしたほうが良かったのでは? 
だんだんにエスカレートしていく話も冗長で、前半で終わる程度がよかったと思います。
ダウンタウン物語』(Bugsy Malone)のような描き方もあったのではないかと思いました。

2023年5月8日月曜日

家内安全と院内安全

家内安全・家族の健康が院内の安全に繋がります。現在のコロナ蔓延の環境ではコロナを持ち込まないことが院内安全に直結します。
仲良きことは良いことです。かつて、仙台厚生病院では、職員同士の挨拶の励行を推奨していました。もちろん仲良きことは良いことですが、その真意は、他人(病院で言えば、患者や家族)の視線に対して仲がよく連携が取れている組織の印象をアピールできるというものでした。このことが安心感を与える医療(目黒理事長の言葉はもっと戦略的表現でしたが)に繋がります。

2023年5月4日木曜日

Abstract submission, RSNA 2023

Thank you to all who submitted abstracts for RSNA 2023! 
Abstract submissions are now closed. 
Authors can expect to receive submission status notifications by email.

2023年5月3日水曜日

インビジブル・・・

随分前にTVドラマで「インビジブル」というサスペンススリラーを放送していました。犯罪のプロたちのリストと扱いを知る女が警察に投降するというストーリーを聞いて「ブラックリスト」の模倣だと思っていたら、実は話の流れは「ドラゴン・タトゥーの女」の「蜘蛛の巣を払う女」でした。リズベットサランデルを重ね合わせると、安っぽいセットでも何となく辻褄が合います。「MW」のように双子の主人公を一人二役で演じさせたら、もっとシンプルな構図になったと思います。