狼よさらばのリメイク。チャールズ・ブロンソンの時代とはだいぶ異なる米国銃社会の異常さを曝け出しているようです。この映画では主人公が復讐を企てますが、素人ゆえにドタバタしているうちに自己防衛的に相手を仕留めてしまうということが繰り返されます。現在では、このような描き方しか成り立たないでしょう。
法律が存在しない。みんなが自己の正義で行動している。すべてが歪んでいる。ジョディ・フォスターが演じたブレイブワンという映画もありました。クリント・イーストウッドのダーティハリー2では白バイ警官が自警団を作る話でした。そして「許されざるもの」。「ミリオンダラー・ベイビー」や「ミスティック・リバー」など、善悪は何によって決まるのか、殺人が許されるシチュエーションが存在するのか。
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