2026年3月22日日曜日

江戸のセンス

江戸のセンス ――職人の遊びと洒落心 (集英社新書) 新書 – 2009/7/17
いとう せいこう (著), 荒井 修 (著)
扇子のセンス、職人の遊びとシャレ、荒井修、いとうせいこう、江戸の浅草の扇子職人の講義の記録。芸術家、アーティストであるが、職人でもある。江戸のデザイン、伝統に則って許される範囲での遊びを加える。そして、その中から時折はみ出す、このような遊びのセンスは知識と経験があるから可能である。わかっている人にわからせる、そういうプロの遊び心について書かれている。気づかない人には全く気づかないだろうが、こういう意味でこういうデザインにしたんだよ、ということが一つ一つのデザインの中に隠されている。何もない空間に美しさがある。部分を覗き見する。伝統的パタンを使う。芸術家が考える新しい表現の中には、このような伝統のルールの中での自由さ、あるいはその知識の豊富さ、そういったものが様々な形でチャレンジされてくるのでしょう。扇子という限られたサイズと機能を考慮した制約の上で粋と洒落を利かす、具体的な例もたくさん述べられており、大変面白い。

2026年3月3日火曜日

帝都物語

帝都物語 山田風太郎、柴連時代劇や黄金の日々、べらぼうみたいな同時代の著名人が絡み合う大河ドラマ

2026年3月1日日曜日

生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー

竹久夢二 展覧会 2025年冬 福島県立美術館。
本展は、竹久夢二の生誕140年・没後90年を記念し、京都・嵐山にある福田美術館が所蔵する、実業家・河村幸次郎旧蔵のコレクションを12年ぶりにまとめて一挙公開するものです。
画家であり、詩人、デザイナーでもあった夢二の「クリエイター」としての魅力に焦点を当て、夢二のすべてをご紹介します。
さらに福島会場だけの特別展示では、画業を通じて幾度となく本県を訪れた夢二の足跡を、福島ゆかりの作品とともに辿ります。
美人画家の枠におさまりきらない、夢二の新たな一面をご覧ください。

雑誌や新聞など印刷媒体をも積極的に創作の場としていた夢二は、日本画だけでなくポップアートの先駆的作家であったことを実感できます。