2020年4月5日日曜日

新型コロナウイルス肺炎の重症度評価のためのCTスコア

Chest CT Severity Score: An Imaging Tool for Assessing Severe COVID-19
R Yang, X Li, H Liu, Y Zhen, X Zhang, Q Xiong, Y Luo… - Radiology: Cardiothoracic imaging. 2020


背景:2019年コロナウイルス病(COVID-19)の肺炎症の重症度を評価するための定量的および半定量的指標は、入院が必要な患者を迅速に特定するための客観的指標として必要です。
目的:COVID-19の臨床形態の区別における胸部コンピューター断層撮影重症度スコア(CT-SS)の有効性を評価する。
材料と方法:
胸部CTを受け、咽頭ぬぐい液のPCR検査により確認されたCOVID-19患者102例(男性53人と女性49人、15-79歳、84例が軽度、18例が重度の疾患)。 CT-SSは、20の肺領域からの個々のスコアを合計することによって定義した。肺実質の混濁が各領域の0%、50%未満、または50%以上である場合、0、1、および2のスコアを各領域にに割り当てた(したがって、CT-SSの理論上の範囲は0から40)。臨床および検査データが収集され、中国国家健康委員会の疾患重症度ガイドラインに従って患者を臨床的に判定した。
結果:上葉の後部S2(左、68/102、右、68/102)、下葉の上S6(左、79/102、右、79/102)、外側基底S9(左、79/102) ;右、70/102)および下葉の後部基底部S10(左、81/102;右、83/102)は、COVID-19で最も頻繁に障害される部位であった。肺の混濁は、中上葉と比較して、主に下葉に多く認めた。右肺と左肺の間に有意差は見られなかった。軽度の症例と比較した場合、重度のCOVID-19では、各肺の個々のスコアと総CT-SSが高かった(P <0.05)。重度のCOVID-19を特定するための最適なCT-SS閾値は19.5(曲線下面積、0.892)で、その際の感度は83.3%、特異度は94%でした。
結論:CT-SSは、COVID-19患者の肺病変の重症度を迅速かつ客観的に評価するために使用できます。
 
重要な結果:
COVID-19肺炎の主な分布は、両側性であり、後方である。
提案したCTスコアは重症の患者でより高かった。
軽度の疾患を持つ患者と比較したCOVID-19重症患者を特定するための最適なCTスコアの閾値は19.5(感度83.3%、特異性94%)であった。


セグメントの49%の病変の場合、20区域:すなわち全肺の半分、セグメントの51%の病変の場合、10区域:すなわち全肺の1/4ということになります。それぞれの1/2の面積が侵されているとすると、結局、画像を見た際のインプレッションとしては全肺の1/8~1/4の面積が侵されている場合に重症化を意識しなさいという内容だと思います。

佐川班画像検討会

2019年11月1日 石川県立中央病院にて開催されました。AMED JECS研究の画像検討に参加させていただきました。本年度も、福島市検診は6月から開始になりますが、新型コロナウイルス肺炎感染拡大防止の観点から、実施説明会や勉強会の開催について現在検討中です。

2020年4月4日土曜日

放射線学会から立派な感謝状をいただきました

Dear JJR reviewer,
Greetings from Japan Radiological Society and Japanese Journal of Radiology (JJR).
We would like to deliver our sincere appreciation to your great contribution to JJR.
Please kindly refer an attached letter of appreciation.
Sincerely,

放射線学会から立派な感謝状をいただきました。あまり、お役に立ててはいないと思いますが、感謝状に恥じないように勉強したいと思います。

第三回福島救急画像診断研究会は延期となりました

4月17日に予定していた第三回福島救急画像診断研究会は、国内におけるCOVID-19の流行状況並びに同時期の研究会等の状況を鑑み、延期となりました。今後の予定については、流行収束の目処がたち次第検討したいとのことです。

三つの密

現在までの報告によると、『換気の悪い密閉空間』『多くの人が密集』『近距離での密接した会話』の三つの密がより濃厚な形で重なる場所が新型コロナウイルス感染のクラスター発生のハイリスク環境とのことです。
「会話」とは 三語以上の言葉を発するコミュニケーションとのことです。
人口密度の高まった環境でのコミュニケーションがリスキーということであり、人間のコミュニケーションや文化的活動によって拡大・蔓延する都市型・文化型ウイルスのようです。
ちなみに三密という仏教用語があり、密教でいうところの、身(身体)・口(言葉)・意(心)の三つの行為のこと、生命現象はこの三つのはたらきで成り立っているとのことです。

2020年4月3日金曜日

『2重螺旋の恋人』

『2重螺旋の恋人』(原題:L'Amant double)。2017年のフランス・ベルギーの医学サスペンス映画。監督・脚本 フランソワ・オゾン。双子(シンメトリー)と鏡がテーマとなっています。内視鏡やグロテスクな映像がふんだんに使われていますが、ファッションモデルのような主人公クロエをとにかくきれいに撮っています。
恋人の精神科医が実は双子であるらしいということで、その秘密を探るストーリーです。フランス語の原題は "L'Amant double"、英語タイトルは "Double Lover"です。
懐かしや、ジャクリーンビセットも出演しています。

2020年4月2日木曜日

MORE CT! 2020 は開催を見合わせていただきます

MORE CT! 2020 参加の先生方へ

新型コロナウィルス肺炎感染拡大が続いておりますので、先にご案内申し上げていたmore CTの開催は予定通りの開催が困難であると判断いたしました。
6月の開催を見合わせ、状況を伺いながら年度内もしくは来年度の開催とさせていただきます。
具体化しましたら、再度ご通知申し上げます。