2011年7月16日土曜日

新たな汚染マップ


福島県で新たに郡山市など5戸の農家で汚染された稲わらを肉牛に与えていたことがわかりました。これまでに84頭の肉牛が出荷されているということです。汚染された稲わらを牛に与えていたことが新たにわかったのは、郡山市、喜多方市、相馬市の合わせて5戸の農家です。5戸の農家からは3月の下旬から今月までに合わせて84頭の肉牛が、郡山市のほか、東京、埼玉、仙台、山形の食肉加工場に出荷されています。(TBS news 16日17:33)
宮城県内でも登米市などに保管された稲わらから、基準値の最大2.7倍にあたる放射性セシウムが検出されました。こうした状況を受け、宮城県では、県産の 食肉を出荷する際、放射性物質の検査を実施することを決めました。今月中に検査を始めるということです。(16日17:34)
福島県浅川町の農家が牛に与えていた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出された問題、JNNのまとめでは、42頭の肉牛は東京都や大阪、宮城など29都府県で流通したことが確認されています。(TBS news 16日17:01)
福島県浅川町の農家から出荷された42頭の牛の肉について、関係する自治体が流通経路を調べたところ、これまでに東北から九州まで30の都府県の卸売業者やスーパーなどに販売され、少なくとも1700キロ余りの肉が消費されたとみられることが分かりました。4月8日から今月6日までの間に東京都、横浜 市、千葉県、それに仙台市の4か所の食肉処理場に出荷されました。これまでに、東京、千葉、神奈川、 埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨、新潟、長野、宮城、山形、岩手、秋田、福島、青森、愛知、岐阜、三重、石川、福井、静岡、大阪、京都、兵庫、和歌山、広 島、愛媛、香川、福岡の合わせて30の都府県の卸売業者やスーパーマーケットに販売されていたことが確認されました。これまでに合わせて18都道府県で1700キロ余りの肉がすで に消費されたとみられています。NHKニュース 7月16日 18時57分
畜産や食品安全の問題に詳しい東京大学の唐木英明名誉教授は「出荷された牛肉から放射性セシウムが検出される可能性は高いが、仮に基準値の10倍の量が検出されたとして、その肉を1キロ食べた場合の被ばく量は0.06ミリシーベルトだ。食品からの被ばく限度の100分の1なので過度に心配する必要はない」と話しています。(NHKニュース 7月15日 21:45)

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