2019年3月25日月曜日

フェルメール 光の王国展

福岡伸一氏たちが提唱している、フェルメールの全作品を制作年順に並べて、その場を行きつ戻りつしながら鑑賞するための複製画展です。
郡山市のフェスタで開催していました。現存する全フェルメール作品をデジタルマスタリング技術により、彼が描いた当時の色調とテクスチャーを推測して、原寸大で、所蔵美術館と同じ額装を施して一堂に展示したものです。
近づいてみると、筆致までは再現できておらず、キャンバス風の下地に印刷したものであることが判ります。画面の劣化(汚れやひび割れ)はそのままプリントされていますので違和感があります。
フェスタ2階の隅っこで開催されています。看板は大きいのですが、展覧会自体はとても狭い会場で、ちょっと勿体ないと思いました。もう少し大きく扱ったほうが、作品のありがたさがアピールできたのではないかと思います。

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