北野 武 超思考 幻冬舎文庫 2017年8月発売
オリジナルは 2011年2月刊とのことなので、震災直前のエッセイ集ということになる。
バラ色の夢を語っても意味はない。人の世を生き抜く最低限の力をつけろ。思考停止した全国民に捧ぐ、現代を読み解く新視点。
目次 :
/ 日本総国民思考停止/ 医は仁術か、商売か/ 死刑の是非。生死の価値/ そのハンバーガーは旨いか?/ 暗闇の老後をどう走り抜けるか/ 夢を売るバカ、探すバカ
/ 芸術は麻薬だ:作りたい衝動と売れたい野心
/ 理想の国はあるのか
/ どっちにしろ幸せだ:昔の普通の生活が今は悲惨な生活 こんな時代は普通じゃない
/ 唯一無二の価値はないか:自主規制ばっかりしてどうするのか?
/ 人知の及ぶ範囲:小手先の技術か、人間本来の変わらないものに対するアピールか
/ 飢える贅沢:食えないものがたくさんあったから欲が強かった 飢餓感が失われている プライドや矜持 金で買える範囲の幸せ
/ 本音という作り話:相手のことを考えれば発言はコロコロ変わらざるを得ない
/ 右向け、左:昔の貧乏人は貧乏を恥じなかった 迎合する下品 行列に並ぶ下品 自分で見て考え決断する
/ 師弟関係:地道に仕事することの大切さ 礼儀はこの世界で生きていくための最低限の技術
/ 俺の絵は売らない:やせ我慢をする 負ける喧嘩をしないのが喧嘩に勝つための鉄則
/ 爆発前夜
/ 目に見えないこと:仏壇に手を合わせる 自分の生身の感覚>インターネットの評判
/ くそジジイとくそババア
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