2018年5月5日土曜日

『ミスト』(The Mist)

何とも後味の悪い映画です。
霧の発生とその中に潜む危険。屋内に立て篭もる住民たちとその葛藤が描かれます。外に飛びだすグループ、怪しげな宗教に集まる人々、冷静に対策を考える人たちと、さまざまな対応がなされます。
どうも、この事態は軍隊の研究・開発が原因であるらしいこと、現場の立て篭もり住民以外の周辺地域については国が保護していたこと、などが最後に明らかになります。
天を呪う主人公の悲痛な叫びで映画は終わります。
これって、まるで震災時のFUKUSHIMAがテーマのようですが、スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ映画です。

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