こういう歴史のまとめ方もあるのかと興味深かった。
カムイ伝の中で描かれるさまざまなサイドストーリを思い出した。
田中優子法政大学社会学部教授「カムイ伝講義」は、遊女、被差別民など、歴史の表舞台に登場しない民衆にも着目して江戸時代を立体的に研究したユニークな著作である。本書を読むと、カムイ伝に描かれている膨大な背景が緻密な取材により、史実的に正しく描かれていることがわかる。
カムイ伝執筆当時、このような緻密な取材によって、一コマ一コマの背景に至るまで書き込んでいたのであろう。
天晴れ、白土三平・赤目プロの取材力。
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