『危険なメソッド』(A Dangerous Method)。第一次世界大戦前夜の1904年から15年ほどの間の、精神科医カール・グスタフ・ユングとジークムント・フロイト、そしてザビーナ・シュピールラインの3人を描いた医学映画です。デヴィッド・クローネンバーグ監督、マイケル・ファスベンダー、ヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイ出演。クローネンバーグの医学歴史の描写は重厚で上手いですね。“言語連想テスト"や“夢分析"なども描かれます。
フロイトの背景の広大な庭園はシェーンブルン宮殿でしょうか? 冒頭に行われる心理試験は、江戸川乱歩の「心理試験」やジョンブーアマンの「エクソシスト2」を連想しました。TV版「ハンニバル」の1stシリーズと2ndシリーズなども連想し、考えてしまいます。キーラ・ナイトレイの登場するファーストシーンは「エクソシスト」でしょう。
さて、どちらが患者だったのか? あるいは「憑き」が移るのか?
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